感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「喪中の客」終始いやな予感にドキドキさせられ、身構えていたのにやはり最後にゾクリ。やられた。
「細川相模守清氏討死ノ事」時代物は苦手だが我慢して読み続けただけの価値はあった。読後爽快!ニンマリ
「フクライ駅から」なーんだネット系の都市伝説かぁ…期待せず読み進めたら意外な展開になり引き込まれた。フェスタのその後を知りたくなる。
「真珠星スピカ」なんて素敵な家族。泣けた。
「わたしキャベンディッシュ」バナナに対する認識が変わった。シゲルの味が気になって仕方ない。
Posted by ブクログ
特に「マイ、マイマイ」と「李果を食む」が印象に残った。
マイ、マイマイ
過去の体験は今の自分を作っている。その事実を物理的なものに例えて、体からぽろっと抜け落ちる表現がおもしろかった。
自分が持っている価値観に案外無自覚だったりするよなと思った。
李果を食む
兄弟それぞれの事実に基づいた認識が、同じものを見ているはずなのに、捩れの位置みたいに全く違うものとして突き進んでいく感じ、徐々にどれが真実が分からなくなる奇妙さが読んでいておもしろかった。
Posted by ブクログ
ゾクっときたのは「曇天の店」・「フクライ駅から」・「喪中の客」くらいだな。
ちょっとイマイチ、って思いながら読んでいた最後に、めちゃゾクっとくる「喪中の客」。
小池真理子さん、さすがです。
恩田陸さんの「曇天の店」は良かったけど、余韻がありすぎて笑
「フクライ駅から」は読み終わってから思わず作者を確認。
朱川湊人さんだったか!
窪美澄さんの「真珠星 スピカ」もよかったかな。
コックリさん、懐かしい。
あとは、イマイチな印象。