【感想・ネタバレ】妖しのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年03月09日

あまり「妖し」じゃなかったんですが
一番良かったのは
窪美澄先生の 「真珠星 スピカ」
死んだ母親が娘を こっくりさんを使って
守る話で 愛情に不意打ちされて
かなり泣けました さすが

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Posted by ブクログ 2024年03月19日

全編シンプルに怖い。どろどろしているわけじゃなくて、上品な怖さだけど、それ故に怖い…!作家さんたちがみんな巧みなんだな…

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月19日

「喪中の客」終始いやな予感にドキドキさせられ、身構えていたのにやはり最後にゾクリ。やられた。

「細川相模守清氏討死ノ事」時代物は苦手だが我慢して読み続けただけの価値はあった。読後爽快!ニンマリ

「フクライ駅から」なーんだネット系の都市伝説かぁ…期待せず読み進めたら意外な展開になり引き込まれた。フ...続きを読むェスタのその後を知りたくなる。

「真珠星スピカ」なんて素敵な家族。泣けた。

「わたしキャベンディッシュ」バナナに対する認識が変わった。シゲルの味が気になって仕方ない。

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Posted by ブクログ 2021年05月31日

印象的だった作品

ANNIVERSARY/村山由佳
真珠星スピカ/窪美澄
李果を食む/阿部智里
かぐわしきひと/乾ルカ
喪中の客/小池真理子

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Posted by ブクログ 2021年04月19日

以前読んだ妖のアンソロジーと同じかと思いきや少しテイストが違った。
でもどれも一通り面白かった。

その中でも武川佑さんの短編が素晴らしかった。
日本史に明るくない私が読んでも目が離せない凄まじい熱量。読めない字も吹き飛ばすほどの強風がふく文章。本を持つ手が肘まで熱くなるような引き込まれ方をする物語...続きを読むに久々に出会った。まるでVRの映像を観たような読後感。

うーん、アンソロジーにハマりそうだな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月20日

特に「マイ、マイマイ」と「李果を食む」が印象に残った。

マイ、マイマイ
過去の体験は今の自分を作っている。その事実を物理的なものに例えて、体からぽろっと抜け落ちる表現がおもしろかった。
自分が持っている価値観に案外無自覚だったりするよなと思った。

李果を食む
兄弟それぞれの事実に基づいた認識が、...続きを読む同じものを見ているはずなのに、捩れの位置みたいに全く違うものとして突き進んでいく感じ、徐々にどれが真実が分からなくなる奇妙さが読んでいておもしろかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月11日

ゾクっときたのは「曇天の店」・「フクライ駅から」・「喪中の客」くらいだな。

ちょっとイマイチ、って思いながら読んでいた最後に、めちゃゾクっとくる「喪中の客」。
小池真理子さん、さすがです。

恩田陸さんの「曇天の店」は良かったけど、余韻がありすぎて笑

「フクライ駅から」は読み終わってから思わず作...続きを読む者を確認。
朱川湊人さんだったか!

窪美澄さんの「真珠星 スピカ」もよかったかな。
コックリさん、懐かしい。

あとは、イマイチな印象。

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Posted by ブクログ 2020年03月27日

10人の執筆者が怪異をテーマに描く短編アンソロジー。
ぞくぞくっとするお話。
李果を食む、フクライ駅から、かぐわしきひとが好き。

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Posted by ブクログ 2020年02月12日

ちょっと怖い話のアンソロジー。
どの作品も、良かったのですが、あえて1つというなら、風鈴が出てくる話かなあ。
読んだことのない作家さんに出会えるので、アンソロジーはおすすめです。

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Posted by ブクログ 2020年06月04日

【怪異】をテーマに描く奇譚小説。
アンソロジーシリーズ。
この面子だし、と思って読み始めたのが
間違いだった…

想像のはるか上の上をゆく怖さだった…
夜、部屋で一人で読んでいられないページが
何度もあった。

大好きな米澤穂信の
「わたしキャベンディッシュ」も、
あーー、これが伏線でこうなる感じか...続きを読む
のんきに思っていたあたし。
伏線は伏線でも回収先が違っていて
安定の穂信のぞわぞわ感。

乾ルカの「かぐわしいひと」なんか
ここから先は、もう読めない……と
次の日に
持ち越したくらいなのに
その怖さに上塗りされるように
壊れていく人間の怖さがくる。
えーーー??そっちーーー??!みたいな…

そんな中、
なんとも言えない感情と思いに溺れたのが
窪美澄の「真珠星スピカ」
母と娘、父と娘。
このそれぞれの【2人きりの時間】には
切なさとやりきれなさ、
それに希望が詰まってる。

まだ読んだことがない作家さんも多かった。
少しずつ読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2020年01月15日

10人の作家による十の世界。怖い 恐い 引きずり込まれる 目が離せない 読み続けてしまう。

戻ってこれて良かった

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Posted by ブクログ 2022年02月27日

地に足がつかない。結末は、個々に委ねられる。短篇でしかたないけど、展開の変化や末路に至る解説を欲してしまう。不自由な自分に星3つ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月24日


短編集は知らなかった作家さんに出会えるのが楽しい。
今回いちばんのお気に入りは村山由佳さんのANNIVERSARY。
「俺が寂しいの」に不意にきゅんとしてしまった。
話のあらすじとはズレちゃうけど、こんな旦那さんと結婚したいなあとしみじみ思いました。笑

真珠星スピカはちょっとうるっと来たし、
...続きを読むイ、マイマイは思春期のムズムズ感を思い出したし、
わたしキャベンディッシュはぞわっとした。

一冊で色んな感情を引き出される本でした。

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Posted by ブクログ 2021年01月27日

「怪異」をテーマにした奇譚アンソロジー10篇。

作家それぞれの色々な「妖し」が表現されてます。
冒頭の恩田陸さんの「曇天の店」 ページ数少ないのに終盤で一気に不穏な空気にしていくのが秀逸。
「李果を食む」阿部智里 どっち?どっち?表現の生々しさが印象的だった。

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Posted by ブクログ 2020年07月01日

時代小説がどうしても苦手で読み飛ばし

ホラーをほとんど読まないんだけど
あの、滴るような甘い果実がとても気になる。

あの果実は‥

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Posted by ブクログ 2020年06月20日

【収録作品】「曇天の店」 恩田陸/「わたしキャベンディッシュ」 米澤穂信/「ANNIVERSARY」 村山由佳/「真珠星スピカ」 窪美澄/「マイ、マイマイ」 彩瀬まる/「李果を食む」 阿部智里/「フクライ駅から」 朱川湊人/「細川相模守清氏討死ノ事」 武川佑/「かぐわしきひと」 乾ルカ/「喪中の客」...続きを読む 小池真理子

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Posted by ブクログ 2020年05月16日

十人の人気作家が作る、妖しげな世界。

「ANNIVERSARY」は言葉の持つ明るい世界とは異なる、なんだか奇妙な、悲しい世界だ。
世界がループするのだ。
ちょうど今読み返している『D.Gray-man』にも、繰り返される日々の話が出てきていた。
この漫画について語るのはまた別の機会として、とにかく...続きを読む元の世界においてきた子供のことが気になってしまう。
愛する者との離別を考えると、胸が苦しくなる。

『李果を食む」は、私が感じ取ったおぞましさは二つあった。
どちらだ。
どっちなんだ。
いや、どちらでも構わないだろう。
もうすぐ、スモモの季節。
あの甘酸っぱいすももを、私はこの話を思い出さずに食べられるだろうか?

「かぐわしきひと」「喪中の客」はどちらも気味の悪さで際立つ。
前者は自分の思い込みに騙され、そして、終わりの凄惨さに胃液が上がってくる。
後者は、自分の見ている世界が本当に正しいのか、わからなくなる。
それにしても、あの客人は一体なぜきたのだろう?
そちらの方が、より、恐ろしい。

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Posted by ブクログ 2020年01月26日

気持ち悪い話が多かった。は?何?と思っても読み返さないほうがよかった…。皆さんお上手なので気持ち悪さが絶妙。

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Posted by ブクログ 2020年01月04日

評価は三ツ星半と言ったところか。
タイトルどおり「妖し」を共通テーマとした異なる作者による短編集であり、それぞれに異なる趣きの作品からなっており、飽きることなく読み終えることが出来た。

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Posted by ブクログ 2019年12月27日

表題「妖し」のような統一感はあまり感じない。
「真珠星スピカ」「李果を食む」「フクライ駅から」が良かったかな。特に「フクライ」の終盤に雪崩れ込むような展開のスピード感がなかなかよい。朱川湊人氏の作品は読んだことがないので、今度読んでみたい。

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