感情タグBEST3
葛藤
復讐に心を取り憑かれた過去の幼い自分と天耀さまによって開きかけた心を持つ現在の自分との葛藤。完全に振り切って逃げる脚力を持っているのに天耀さまと追いかけっこを続ける藍月、藍月のために一生懸命な天耀さま、全てが愛おしいです。
幼い藍月が現れて
藍月が「線を引き突き放してる」って、やっぱり天耀はお坊っちゃまだな~。
藍月の今までの苦しみを考えたら、人間なんて信じられないと思って当然。
でも今の藍月は天耀の人柄に接して、天耀を信じようとしている。
そこに現れた幼い藍月のシーンが良かった。「また裏切られるよ」「地獄なんでしょ」と戒めたけど、最期には「休んでいいよ」と今の藍月に言う。藍月、どうする?
憎悪と友愛は相容れぬもののはずだ。しかし天燿の懸命と優しさは、ひょっとすると冷たく閉ざされた心を開くことが出来るかもしれない。
そう思えるほどに、月明かりの下、藍月を追う天燿の姿は美しかった。
多難な前途の予感に苦しくなりつつも2人の幸福を願わずにはいられない。
藍月には必要な追いかけっこ
藍月の気持ち分かります。
今までさんざんだったのに
今更信じられないですよね。
でも天耀は違うんだと思うけど
でもやっぱり嫌なんでしょうね。
それがあの追いかけっこというわけなんですね。
幼い
生を受けたその時から常に人間に虐げられてきた亜人、藍月。
人間、ましてや皇族なんて絶対に信用出来ないと思うも、天耀だけはどこか違う、と感じる自分を受け入れる事が出来ず逃げる藍月と追う天耀。
「否定してきたものを認めるのは難しい」と頑なに閉ざされた藍月の心。それを揺さぶる天耀の必死さに胸をうたれます。
苦しさが伝わります
藍月の苦しさが伝わります。信じるのってただでさえ難しい事でもあるのに、敵だと思っていた人を信じるのは、本当に揺るぎますよね。天耀の真剣さも必死さもどうか届きますように。
おいかけっこの描写が最高でした。実は藍月は本気で逃げていなくて、追いつけるくらいのスピードでにげていることとか、すごく可愛いなと思いました。信じたいけど信じられない、揺れる気持ちの表現が素晴らしいです。
天耀
藍月と天耀様の追いかけっこシーンがとても素敵でした。
天耀様の真摯な気持ちに頑なだった藍月の心が揺れて…いい所で終わったので続きが気になります!
藍月と王子の追いかけっこ編です。
自分の運命とこの世の辛さと人間と亜人の関係性に恨みを持ち、だけど王子を信じたいともがいてる藍月がすごく女の子に見えます。
藍月と第四皇子の追いかけっこ、怖いから逃げてしまう、自分からは歩み寄れないから、実は捕まえてほしい、心を開きたい気持ちが伝わってきます。
楽にしてあげたい
自分のことを大切に思ってくれる彼の気持ちに気がつきながらからも、今までの自分を否定するようで苦しむ主人公。早く楽にしてあげたいです。
追いつけるように逃げてしまう、こういう心の動きってもしかしたらすごく女性的なのかなって思ってしまいました。絵がすごくきれいで、心象風景みたいです。