【感想・ネタバレ】荒ぶる季節の乙女どもよ。(7)のレビュー

性に揺さぶられる乙女たちが、とってもキュート!
「セックス」という言葉に翻弄される「恋」も知らない文芸部の女子高生たち。うぶな頭で妄想がグルグルして、男子との距離感もダメダメで、でも一生懸命に悩んでいる姿が可愛さ満点。
乙女たちの秘密を覗き見してしまうようなドキドキ感を与えてくれつつ、誰もが一度は通るであろう「セックス」という言葉への期待と不安を、乙女たちを通じて酸っぱく思い出せてくれる。

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Posted by ブクログ

「文芸の中の性」から始まった少女たちの物語も、
それぞれに自分の問題となったことで、
大きく変わってきたなぁと思います。
恋心だったり、性への興味や欲だったり、
嫉妬心や独占欲だったり…。初々しさとともに、
「文芸」の中で描かれている時代と、現代の彼女たちとの
「感覚の違い」も感じられて、なかなか興味深いです。
いささか前時代的な学校の対応と彼女たちの決起から
完結へと向かうクライマックス。次巻が楽しみです。
それにしても。現代っ子においても、性的な進展には
「既成事実」の側面があるのだなぁ。

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2019年07月24日

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