自分の身体のなかに存在する、たくさんの細胞。そんな細胞たちがもし意思を持って働いていたら……。そんな世界を再現した「細胞たちのお仕事マンガ」。
「赤血球」は体内で酸素を運ぶ配達屋さん、「白血球」は侵入してきた細菌やウイルスを排除する掃除屋さん……と、聞いたことのある細胞も、初めて知る細胞も、すべて擬人化され、それぞれの働きっぷりが面白おかしく描かれているので、
「インフルエンザってこうやって治すんだ!?」
「花粉症でくしゃみが出る理由ってそうだったんだ!」
と、自分の身体のなかで何が起きているのかを楽しく知ることができます。
個人的にツボなのは、1巻の表紙(左)にも登場している白血球さん。細菌を見つけ次第、片っ端から殺戮していく姿は、もはや掃除屋というより殺し屋。目がイっちゃってるもん……。
でも、「自分が今日も元気で居られるのは、私のなかの白血球さんが血まみれ(笑)になりながら頑張ってくれているからなんだなぁ、私も頑張らないとなぁ」と、何だかやる気をもらえるのです。
あなたの細胞さんたち、元気に働いてますか?
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免疫
・風邪症候群:抗生物質は効かない。ほとんどウイルス感染によるものだからだ。
抗酸化作用のあるビタミンなどを接種してもあまり効果はない。風邪をひいたら自宅で寝てるのが一番。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、微熱、頭痛。マスクは風邪にかかった人が他の人に移さないためのもの。
・予防接種:病原体でなくても、病原体の免疫記憶を惹起するような物質を注射して、
自分の(その病気に対する)免疫能を高めるもの。
免疫能を高めることで、病気から身を守る(ワクチンが効くといいなという人ほど効きにくい)。
麻疹(はしか)、風疹、ムンプス(おたふく)はワクチンで予防したほうがいい。
・獲得免疫:生後に感染や予防接種などにより、後天的に獲得した免疫。
特定の病原体だけを相手するスペシャリスト。液性免疫と細胞性免疫がある。
・液性免疫:Bリンパ球主体。対象は主に細胞外の細菌感染症。
液性免疫が弱いと、莢膜を作る感染症(肺炎球菌など)で死にやすくなる。
・細胞性免疫:Tリンパ球主体。対象は主に細胞内のウイルス感染症。
細胞性免疫が弱い(AIDSなど)と、真菌(かび)感染やウイルス感染に弱くなる。
・自然免疫:誰でも相手にするジェネラリスト。その分、その防御能は強くない。
(強すぎても炎症自体が体を攻撃してしまうが)
・免疫反応はバランスが大事。弱すぎると感染症にかかりやすくなる。
強すぎると自己免疫疾患を引き起こす。
おもしろかった
ニキビのことが知りたくて購入しました!!!!
しりたかったことはあまりわからなかったけどおもしろかったです!!!!!!!!
Posted by ブクログ
わりとここらへんはアニメ化されている気がする。
いつもながら読みやすくてよい。
あと白血球さんが優しい…。
話題のチョイスがいいなー、おたふく風邪とかにきびとか。
Posted by ブクログ
妹より。
安定したクオリティ。そして笑い(笑)
からだの中ってすごく頑張っているんだなぁ~。
私的に白血球さんが好き。
いつも流血の大惨事だけと。