感情タグBEST3
左之助との再会
死んだはずの薫の父親が北海道で生存している事を知り北海道へ向かった剣心たち。そこで旧友であり親友の左之助と再会します。縁との戦いの後に世界を放浪していたようで、その中で体得した技を今後の戦いで見られそうです。旧友では斉藤一とも再会しますが、彼は愛刀を失い牙の折れた壬生の狼になっていました。必殺技の牙突はその威力に見合う刀が必要で、斉藤の今後の戦い方が非常に気になるところ。この巻のラスト、今回の敵集である剣客兵器の正体が明らかになります。
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剣心が土方歳三を語る契機として、あれを出すとは心憎い。こちらは一本とられ、和月先生に座布団1枚!
4年前、北海道への帰省の途中、五稜郭に立ち寄った。案の定、土方グッズが多い。
前面に「たとひ身は蝦夷の島根に朽ちるとも」という土方の和歌、背面に血しぶきがプリントされたTシャツを勧められ、自分はこう言いたかった。
「おねえさん、僕は本気で土方さんが好きなんです。そんなTシャツはやすやすと着れません」
だが言えない。言ったところで気持ちは伝わらないだろう。
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北海道編第二巻。青ベースの表紙にびっくり。初めてじゃないかな?
赤が「るろ剣」のイメージカラーだよなー。剣心が赤毛で緋色の着物だし。新鮮さより違和感が先に立ってしまいました。
剣客兵器の起源と目的が語られつつ、北海道全土を舞台にした動乱の幕開けが宣言された二巻。
新キャラと旧キャラ入り混じる展開が予想されますか。
三島栄次の存在は、正義を振りかざす危うさについて語られていくのだろうと。かつて志々雄と戦ったあとに、弥彦がはまりかけたのを、気づかせたような。
栄次の場合は、復讐鬼になる寸前で掬い上げられたのだけど、新月村の事件は彼の成長において大きな要因であって、剣心や斎藤の「力」がわかりやすいものであったのは間違いがなく。そこを目指して突き進んでいる今、歪みそうな危険は潜在していくのでしょう。
彼がどうなっていくのか、同時に明日郎の行く末がどうなっていくのか、でもあります。
歴史の勝者である維新志士をただただ絶賛する大垣に対して、辟易する剣心を察することはできるので、闇落ちはしなさそうだけども。
永倉新八改め、杉村義衛が登場して期待は高まるばかりばかり。昂ぶるばかり。
写真とはいえ、明治の北海道を舞台にして土方歳三との再会は外せないよね。
昂ぶるばかり。
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左之助周辺の絵はなんとなく無印中期の絵柄っぽい気がする。デジタルのぼかし表現は好きじゃないなあ。
話が派手になってアベンジャーズみたくオールスターにする気かな。下手に後付けして無印を汚すよりはありかなあ。
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おそらく意図的に史実とのリンクと少年漫画的外連味の強化をやってて、当時ジャンプで連続で描くよりも、様々な連載を経た今改めて描かれているからこそ観れる物語という感じがして良い。
また、前作が平和な時代に向かう物語だった一方今作では少し時間を経たせいか戦争の影が見え隠れする時代に向かい物語感もある。和月作以外の「るろ剣」はシリアスに、暗くなりがちだったけど明るさ、笑いを失わないでいてほしい(誰?は笑った)。
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折角函館が舞台だし、土方さんがうっかり出ないかなと思ってたら、不意打ちでがっつり登場して吹いた。
嬉しい悲鳴。
既に新選組の他のメンバーの名前も出てきてますし、斎藤さん以外の登場、今から楽しみである。
シリアスの中にコメディを逐一挟んでくるから、緊張しすぎず、かたくなりすぎなくていいなあ。
左之も合流してくれて、またいつものコンビで見られるのも嬉しい。
十本刀も出てくるだろうし、今後は混沌としそうですが。
着地点は今のところまだ見えない……