【感想・ネタバレ】ひげを剃る。そして女子高生を拾う。【電子特別版】のレビュー

「ヤらせてあげるから泊めて」
自らの身体を対価に数々の男の家を渡り歩いて来たという、家出JK・沙優と出会うサラリーマン・吉田。
(ラノベらしからぬヒロインに衝撃!)

吉田は彼女に手を出すことはなく、正しい道へ戻れるよう、その間だけは面倒を見てやることに。
そんなふたりの奇妙な同居生活がほっこりと、時にスリリングに描かれます。

次第に信頼関係を深めていくふたり。
それと同時に、職場の上司・後輩などのヒロインたちと吉田との恋の駆け引きもあり。

吉田はこんなことを考えながら沙優との日常を過ごします。
「家事もよくでき、気が利いて、器量よしの彼女が、なぜ見ず知らずの男に身体を差し出してまで…?」

最終的に沙優は家出をやめて帰るのか?
沙優の家出の理由とは?
吉田と沙優の関係はどうなるのか?
ヒロインたちの恋は?

気になります!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても難しいテーマですね。

作者が言いたかったのは、『沙優の様な状況にある女性が世の中にいるんだということを知ってもらいたい』なのではないかと考えています。

主人公は正直ファンタジーです。あんな男なんていない。けれど、主人公の様な男がいないと物語が暗くなりすぎてしまうので、テーマを描くために作られたキャラなのではないでしょうか。

逆に言えば、主人公の様な男はいないのだから、沙優の様な女性は大変な事になっているのだということで…。

実際には警察・児童相談所、他にも様々な施設があるのでそちらを頼って欲しいところです。そういう事を皆が真剣に考え、きちんと解決できる世の中になれば良いと思います。

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2021年10月06日

購入済み

沙優かわいすぎ

吉田さんが優しすぎる!
自分もこんなに優しくなれたらなぁ
女子高生拾えるのかな?ww
沙優と吉田さんの絡みをみながらニヤニヤしてます!
面白い!

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2021年06月05日

YUM

ネタバレ 購入済み

気になって

4月にアニメ化すると聞いて駆け込みで読み始めることにした。結論言うと思った以上にストーリーがあって驚いた。1話でこんなに惹き付けられたのは自分の中では珍しいと思う。
吉田さんと沙優の関係が普通にラブコメしていくのか、違った形でこの同居が成立していくのか、他の会社の方達との関係も気になる。

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2021年02月26日

購入済み

緩い感じがいい

出てくるキャラがみんないい人ばかりだったり、ぶーたさんのイラストがやわらかくてかわいかったりとちょっと緩い感じが最高でした!
けど、緩いとは言っても物語はしっかりしててとても読みやすかったです笑

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2020年11月24日

Posted by ブクログ

とにかくヒロインが可愛い!
そのキャラ性とは裏腹にストーリーの深さ、一つ一つ表情と心情の関連性がとても良い。
サラッと読めて面白いのでラノベ入門にも向いてる!
ラノベにハマるきっかけになると思います

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2020年08月05日

購入済み

ほんの少しの感動

なんだか心にちょうどいい感動をいただきました。
少し心が温まったような気がします。

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2020年04月17日

購入済み

おもしろい

主人公の思考回路すき

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2019年05月25日

購入済み

良い

主人公のキャラとか全体の話がたまらなく好き笑笑

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2019年02月20日

e3

ネタバレ 購入済み

そこはかとなく尊い

筋としてはタイトルそのままの内容。
フィジカルな交流はほぼ無く、つまり健全な、口当たりは非常に優しい物語。

男目線からすると「女性を養いたい」という男の欲求を良い感じについてくるなぁと感心したり。(本来、この欲求は男性に植え付けられている本能だと思っています)
しかしそれは言い換えると庇護欲とか支配欲に通ずるもので、結局のところ不健全な欲求を満たす内容だよなぁなどと思いつつ読んでました。
見ようによってはエロ漫画によくある展開からエロ要素を抜いただけ、みたいな作品なんですが、フィジカルなエロ要素を全て上述したある種の欲求に転化させて煮詰めているので、プラトニックにエグい内容とも言えます。
そういう欲求の不健全さに目を瞑って楽しむタイプのポルノかなーと思っていたのですが、女の子視点からその不健全さに切り込んだりしていて、男性読者としては「へぇ~」って感じでした。

こういう風に色々と考えてしまうような深みがあるんだけど、結局のところ「そこはかとなく尊い」でほんわか読んでも楽しい良作です。

なお、例によって同居もので取り扱いに困りがちな男性の生理についてはオミットされています。先に書いた通り、プラトニックです。
リアリティのあるファンタジーですね。
現実の男は吉田にはなれません。

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2019年02月04日

Posted by ブクログ

好みドンピシャりだった。
ラブコメとしてのセンスもさることながら、大人が子供に対して持つ責任や、その裏返しとして、子供が無条件に大人に甘えていいんだよ、ということをラノベで描いているのが素晴らしい。2巻もすぐに読みたくなる

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

26歳のサラリーマンが家出女子高生を拾った話(タイトルまんま笑)
いや、なんというか最初予想したよりもずっと面白かった。
ラノベにありがちなちょっとエッチなそれ系の話になるのかなと思って読み始めたら、実にまっとうな良い話だった。

主人公の青年が若いにもかかわらず堅物と言うか、お父さん的思考の持ち主で、しかもこれぞラノベのお約束の恋にとーへんぼくな性格なので、恋物語には行かず、むしろ二人が家族になっていくお話になっている。
ただ、このお話が本当に家族のお話になるのか、それとも恋物語になっていくのかは、まだわからないな。

それにしても主人公の周りには後藤先輩といい、後輩の三島さんといい、魅力のある女性が多いな。
三島さんは最後の沙優との場面で好感度が上がった。
ある意味一途だよね。
そして後藤先輩。ちょっと魔性でしょうか?(爆)
そんな女性の気持ちに鈍感な主人公は、うん爆発したらいいと思う。
ということで次巻も楽しみ。

でも展開的には、家出少女だからなあ、突然の強制的な別れや犯罪者的な誤解とかいう重い展開も考えられる。
少女が家出をした理由、それに対する対決や解決が描かれるのだろうか?
できれば最終的にはハッピーエンドで終わってほしい。
期待したい。

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2018年07月13日

こういうのもたまにはいいね!

これは女子高生と会社員の男性が出会い、いろいろ事情があって同居するところから始まる物語。そしてこの作品の主は、その二人の『日常』であり、その『日常』がとても良い!特になんやかんやお互いのことを思いやっているところが良い!
バトルものやら、アクション多彩なラノベももちろん良いですが、たまにはこういう日常系も良いですね。

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2018年05月21日

Posted by ブクログ

いつの間に私の妄想が小説化していたのか。     
いったい誰が私の頭の中を盗み見たのか。     
しめさば?   美味しいから許す。     
感想は特にない。強いて言うなら、学生証を確認してるんだから、偽名ではないと思うのだけれど、学生証が偽物の可能性もあるのかしら。      
最近ライトノベルとはすっかりご無沙汰なのだけれども、やっぱり精神衛生上、こういう軽いのも読まなければいけませんね、たまには。     
ところで正確には、ゲロを吐く。そして女子高生を拾う。ですね。

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2018年07月12日

タイトルから勝手に想像してたものとは全然違ってエロさは感じません。無邪気で可愛い女子高生とは裏腹にたまに見える影の部分がなにがあって家出したのかなとか気になります。純粋に面白いです!

#胸キュン #切ない

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2021年06月21日

Posted by ブクログ

ハートフル、なんだけど「女子高生を拾って住まわせている」ってシチュエーションはファンタジーだとしてもいつ爆弾が爆発してもおかしくない不穏さを感じる。
きっとこの幸福な共同生活はいつか終わりを迎える、終わらせなきゃいけないものだと二人も分かってる。
だからこそ吉田は沙優が今を幸せに過ごすために最大限心を砕くし、沙優はきっと突然くる終わりへの不安を募らせるんだろうな。

個人的には、沙優の吉田への気持ちは片思いで終わるのが一番美しいと思う。
というか三島さんに報われてほしい(完全に個人的趣味w)

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2021年02月06日

購入済み

タイトル通りの話

タイトル通りの話。しかし、主人公とヒロインの距離感がどことなく心地いい感じで悪くないと思う。ラノベのテーマとしてはギャグ性とかはないものの、先が気になるような話でした。

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2019年11月16日

Posted by ブクログ

人が良すぎる主人公のサラリーマン吉田さん、5年間片思いしていた上司の後藤さんに告白してフラれ、やけ酒の帰り道に路上でうずくまっていた女子高生の沙優を拾います。そして、その女子高生にヤらせてあげるから泊めてと言われても家事をやってくれるだけで良いと言って、同居生活が始まります。後輩の三島も加えて、なんだかモテる吉田さんの何もないラブコメです。ラノベカテゴリーでさらりと読めます。

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2019年07月14日

購入済み

女子高生を拾ってただほのぼのした感じなのかなと思ってたけれど、ほのぼので終わらせずに割と内面的なことを主人公が語ってるのが面白い

同じような言葉の使い回しは多少感じはしましたが、、、物語として非常に面白いと感じました
続巻が楽しみです

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2020年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本の表紙を机の上に出している生徒がいて、いかがわしい本だと思い声をかけたが、「おもしろいから読んでみてよ」と返されてしまい期待せず読んだ。
8年ぐらい前か、この作品と似ている作品を電撃文庫大賞の応募原稿として書いたことがある。
『見知らぬ女性との同居生活が突如始まり、引き換えに手を出してもいいと言われても出さない主人公。
その主人公には好きな人がいる。二人が付き合ってしまったら一緒にはいられないと感じた女性は主人公の家を出るが、連れ戻しに来た主人公とともに家に帰る話。』
読んだ人は上記を「ひげを剃る〜」のあらすじと思うかもしれないが、実はこれは私が書いた作品のあらすじだ。
もちろん、他のプロ作家のデビュー作品にもこの作品は似ているし、ありきたりな話なのだろう。
この作品の良さは、↑の展開にさらに「美少女ハーレム」を入れているところだと思う。しかも女子高生。犯罪級の可愛さだし実際に犯罪だ。
自分の作品は、大学生主人公のもとに年上の女子大生が転がり込む話にして犯罪回避したが、この作品はそんな夢を叶えてくれる。

本になっていても、やはりネット掲載レベルの文章力なのは否めない。
ただそれ以上にキャラクターや設定の魅力がこの作品の良さなのだろう。
きっと作者は女性に違いない。

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2019年01月11日

Posted by ブクログ

誰もが妄想したであろう家出JKとの同居ラブコメという、下手すると爛れた関係に陥りそうなところを吉田さんがちゃんと「大人」してるのでハートフルなホームドラマでひと安心。
集中力が長続きしない自分でもさらっと読める反面、盛り上がりに欠けるかなー? でも女性キャラに三者三様の良さがあって魅力的です。
家出少女である沙優も偽名(?)を使ってるあたり重い背景がありそうだけど、あまりシリアスになりすぎないようこの路線で行ってもらいたい。

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2018年07月24日

Posted by ブクログ

主人公、かっこいい。人間として。しかしこれ、どうなっちゃうんだろ。家に人がいてくれるだけで暖かい気持ちになるのはわかる。こう言うのを小説は初めて読んだけど、おもしろいです。

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

単純に独身サラリーマンと女子高生がイチャイチャする話かと思いきや、他にもヒロインが登場するし、主役二人の境遇についても背景をしっかり持った上で描いてくれているのは嬉しい誤算


話の中心となっているのは吉田と沙優の触れ合い
偶然の出会いを契機にしつつ吉田のファンタジーじみた優しさから始まった二人の共同生活。
沙優に対する吉田の接し方が兎に角ありえないくらいに優しいのが本作の特徴か。その優しさというのが沙優の非行を攻めるでもなく、かといって同情するわけでもなく、ニュートラルな態度で沙優と接していくんだよね
そんな吉田の前では若干の男性不審に陥っていた沙優も吉田を信頼するようになるというもので
ただ、吉田の優しさって誰に対しても分け隔てない優しさだから周囲をヤキモキさせてしまう部分はあるわけで。
そういった周囲の受け止め方の描写はちょっと面白い

沙優という女の子の特徴を表すなら要領が良すぎて人を本当の意味で頼るのが苦手なタイプといった所か。
彼女はこれまでギブアンドテイクで数多の家を渡り歩いてきた。相手が自分に居候先を提供してくれるなら自分も出せるものを出す。そういう関係は確かに人を頼る上で成立しているが、彼女がまだ未成年であることを考えるとそれは正しい関係性とは言えない。子供が大人を頼る際にギブアンドテイクを持ち出すなんてどうかしてる。
そういった意味では住まわせる代わりに家事を申し付ける程度で後は何も要求せず、それどころか彼女が住みやすいようにと漫画やらスマホやら用意する吉田の姿勢は優しすぎるもの

そうして吉田の家は沙優にとって居心地のいい『帰る場所』になっていくのだけど、面白いことに吉田にとっても沙優の居る空間が『帰る場所』になっていく。
それらの過程を本作はじっくり描いてくれているものだから、二人の心情変化と併せて読むとかなり楽しめるようになっているね

ただ、どうしても問題となってくるのは吉田と沙優の関係なわけで。吉田は自制心や後藤への想いを引きずっている流れで沙優を恋愛対象とは思わないようにしている。それは大人が子供と接する際には当然求められる態度
けれど、沙優が吉田を好きになってはいけない理由なんて家に置いて貰う条件くらいなもので子供が大人を好きになってしまうことだってある。
そういった両者の違いが最も現れたのが17話の描写となるわけだね
取り敢えず今回は吉田が強く自制し沙優に求めるものを明かしたことで二人の関係は発展せずに終わったけれど、これからはどうなっていくのかな?とちょっと楽しみになってしまう


沙優以外のヒロインだと柚葉と愛依梨が存在している
柚葉は最初どういうタイプかまるで見えなかったけど、飲み会の後のシーン辺りから彼女の魅力が存分に描かれるようになっている
会社では全力を出さずに適度に力を抜いて仕事をする。このようなスタイルで仕事をする人間なんてこの世に星の数ほどいるだろうけど、そんな人間に対して諦めずに叱り続けられる人間がどれほど居るのだろうね。
沙優に有り得ない優しさを見せた吉田はこちらでもありえないほどの面倒見の良さを見せるのだ。そりゃ柚葉だって吉田を特別な存在と思うようになったって可怪しくない
彼女の努力は買いたいけれど、今の所全く恋愛対象になっていなかったり、メインヒロインの沙優が居る以上彼女がこれ以上吉田との距離を縮められるビジョンが浮かばないのだけど、果たしてこの二人の関係はこれから進展していくことは有るのかな?

そして、沙優と柚葉が吉田の特性に惹かれている現状を思うと愛依梨も吉田の何かしらの特性に惹かれているのではないかと思うのだけど、愛依梨は冒頭で吉田を振っているんだよなぁ…。なのに、振った後もそれを感じさせず、むしろ今まで以上に距離を縮めてこようとする。その謎のスタンスが明かされる時は来るのかな?

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2019年12月26日

Posted by ブクログ

居心地のいい現状だからこそ、それを失う不安に駆り立てられてしまう。相手のことが分からないから、安寧に理由を探してしまう。

あり得ない設定の物語と感じつつ、根っこにあるそんな感情描写は、随所に渡り中々面白かった。特に、主人公の男の視点よりも、取り巻く女性たちの視点‬が良い。「全部やって、それで、それが全部無駄だったって分かる方が、得るものがあるよ」

そしてこれ、キャッチーさ以外に女子高生である必然性はあったのかなぁと考えてたけど、記号としての要素が必然だったので、まぁ納得感。

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2018年03月05日

ネタバレ 購入済み

話自体は面白いが、

家出した女子高生に真剣に向き合ってるサラリーマン(26歳)という構図を端から見ていて楽しめるなら、この作品はしっかり描写されてるので楽しめます。

ただ物語を楽しむ前に、
女子高生が深夜の路上で体育座りしていること、
美人の上司や可愛い後輩が居ること、
仕事中に声を荒らげて怒ること、
怒りながら机をバンバン叩くこと、
仕事で指導する際に相手の人格を否定すること、
何故か専務が直属の上司であること。

最初の二つはラノベだとよくあることなのでスルー
主人公が部下を叱るときの態度は、自分がされたら本気で嫌ですが、自分には関係のないこととスルー
専務って会社で社長に次ぐ地位の人ですが、こういう会社もあるのだとスルー

が出来る人なら楽しめます。
その他にもちょくちょく気になる点が、、、

ちなみに私はスルーできるので二巻も買います。

主人公の言動は軽蔑していますが、
それでも楽しめるので。

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2018年12月22日

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