感情タグBEST3
泣いた
私も楽しみにしていたクリスマス会のお話、ありました!それにしても3巻は詰まってますね。それぞれの話の集約がきている。
ハルが見つけた文章に泣けてしまった。ハルのオネェちゃんの話とか、どれもこれもすごく深いです。クリスマスケーキのレシピ欲しかった、、
青春!日常のドラマが面白い
さすがよしながふみさん、面白かった!
主人公の白血病、姉のニート、漫画家への夢、友情、家族愛、色んな要素が詰まってる。メインは学生時代の青春で、恋したり喧嘩したり楽しそう。
誰の思い出にもありそうなささやかなあるあるエピソードを交えながら、リアリティとファンタジーのバランスが素晴らしい。
ラスト近く、真島とハルタの盛り上がりが、ものすごいドラマ。結局滋と真島はどうなったのか、何度読み返してもよくわからなかった。誰か教えて!
Posted by ブクログ
普通の、普通の、高校1年生の1年間。いやもちろん漫画だから、ちょっと普通じゃないところもあるんだけど。しかし全編を通して流れるのは、普通の高校生活、それが詩的であるということ。漫画オタクの女子、小太りの男子、ちょっとごつめの優等生、みんなそれぞれに内にひとつ抱えて生きている。それに比べて教師をはじめ大人たちの頼りなく、身勝手で弱々しいこと。
題名の意味は、物語の終わりに突如として知らされる。楽しかった高校時代を持つ人たちは共感せずにはいられないだろう。
Posted by ブクログ
みんなで楽しくクリスマス会。
わくわくながら自分の担当に不安を感じるあたりがすごくよく判ります。
真島くんがそんな展開になろうとは・・・。こちらも続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
せーつーなーいー。 クリスマス~クラス替え。
いい終わり方なんだけど!なんだけど!だからこそなんか切ない。
真島もまた In the flower of life というのがまた上手い!
怒涛の最終話は本当に、なんかもう・・・
主人公を中心に創作活動をするので、物語中で語られる創作、おたく、BL等々に関する価値観が筆者の価値観なのかなぁ…と思うと、その点もおもしろく読めたりする。
Posted by ブクログ
「きのうなにたべた?」に掲載されていた広告を見て、同様のほんわかほのぼのとした高校生たちの日常物語を期待して第1集~第3集までまとめ買い。予想に反して、登場人物の瑞々しい日々の美しさと脆さが、清々しくもとても切ない余韻をもたらした作品だった。
月に1度白血病の検査を受ける主人公。仕事にもなじめず不安定な姉。教師と教え子の恋愛、不倫。自分の世界で生きる友人。拙い漫画の持ち込み。
ひとつひとつのエピソードにある登場人物の心の機微や、高校生独特の若さの描写が緻密でいいなと思ったが、なにより優れているのはこういった人々の危うい感じを単純なハッピーエンドに落とし込まなかったことだと思う。
一生懸命で、不器用で、ひた向きで、ささいなことで心をいつも忙しく動かしていた登場人物たち。そして、そうしたキラキラとした青春は決してなにかドラマチックな結末を持つことなく、彼らは静かに現実へ帰っていく。
第1話で「素直さ」でもって自分の心を開いて接した主人公は、最終話で友人に自分を「隠す」ことを覚える。
真っ直ぐで繊細で美しい、夢のような花盛りの日々はそろそろおしまい。他人を気遣うことを覚え、自分や現実と向き合うことを覚え、そうして高校生の彼らは一歩一歩大人になる。
最後のページはそんなことを表しているようであった。
Posted by ブクログ
ほかの作品に比べるとびっくりするくらいライト。
と、思いきや、実はさらッと登場している吉田秋生の如く、
清く流れるかのような物語の中に人間の川底の泥が描かれている。
かといって重いわけではなくて。
人生と同じように、誰一人として脇役がいない作品。
Posted by ブクログ
よしながふみという人は
本当に人の心のひだを良くとらえた作家だと思う。
なんてことはない高校生の日常を描く漫画なのだが、
主人公の少年は白血病が治ったものの再発の危険性を抱えている。
といっていつもニコニコ笑って友達と冗談を言い合って・・・。
その何気ない日常が少年にとってはかけがえのないものだのだ。
死は彼の背中にあまりにすぐそばにあるから。
再発すれば彼は確実に死ぬ。
「俺は普通でいい。
普通の高校生で
普通に恋愛をして
普通に失恋をして
普通に恥をかいて
普通に普通の人間にはなりたくないと思いたい。
俺はお前みたいに普通になりたい。」
は普通ではない運命を背負わされてしまった人間の
心からの叫びだと思う。