感情タグBEST3
ルーパが主役
ルーパがやはりかっこよく、カニス・ヴォルクが不憫すぎる。
日常パートと戦闘の配分がうまくて読みダレない。
そしてゲームで大佐が最期にベキベキへし折れてたのは
ステルス使いすぎによる「身喰い」によるものだったんですかね?
ルーパ
一部ご紹介します。
・「常に最悪と最善を期して行動しろ。最悪を考えていれば、用心深くなる。最善を考えていれば、大胆になる」
「どういう生まれ方をしようと、どんな場所で作り出されようと、俺たちは生きてここにいて、〈教会〉に、天に、挑もうとしている。大事なのはそのことだけだ。俺たちはここにいる。自分自身の意志で、だ」
「いつか、訊いたことがあったな、『なぜ、俺たちを選んだのか』と」
「その時の『俺』が本当には何を考えていたのか、俺は覚えていない。確証もない」
「だが、今なら、俺にはわかるような気がする。その時の『俺』の考えが。『俺』は、たぶん、自分の生きてきた証を残したかったんだろうよ」
「〈教会〉に押し付けられた形でではなく、実体の見えない〈楽園〉を目指して意味も分からずあがき続けるのでもなく、『俺』が自分で納得できる形での、生きてきた証をな」
「今のお前たちと行動をともにして、確信が持てた。前の『俺』の目は確かだったよ。『俺』が期待していた以上に、お前たちは強くなった。もう、俺がしてやれることは何もない。あとは、今の俺が、俺のやるべきことを果たすまでだ。」
「天を目指せ。そして〈教会〉の喉を喰いちぎれ。それが俺がお前たちにかける最後の、そして唯一の期待だ」
Posted by ブクログ
ジナーナとルーパは、そういうことになりましたか。ぐっ。。
熱い1冊でした。
ゲイルかわいい…1巻ではめんどくさい男だなと思ったものですが。参謀タイプは身体の作りがそもそも違うっぽいので、仲間だけでなく自身の”思い”を受け付けられず、大混乱しているところがかわいくて。大混乱してるんだけどサーフや仲間たちも大事にしていて。わーん。
っていうか表紙のゲイルくんがやたらかっこいいんですよ。ロン毛!ロン毛なの?!!
でも、ゲイルだけじゃなく、みんなサーフが大好きなのが伝わってきてかわいいかわいい。ジナーナもルーパもかわかっこよかったです。
さて、ここでジャンクヤード篇は一旦終了らしいので、3巻との間に違う本を挟んでから舞い戻ってこようかな。
Posted by ブクログ
アバタールチューナー原案小説二巻目。
今回も前巻と同じくジャンクヤード編、ゲームの内容をなんとなく思い出しながら読みました。
相違点も去ることながら、ゲームに出てきたものの解説もちゃんとされてて楽しめました。
アバチュ大好きなので完結まで楽しみに読みたいですね!
Posted by ブクログ
少し、ゲームとはお話が違うけれど
同じ。
流れる空気や人物像は同じ。
冷たい雨も、乾いた砂も
声にならない叫びも。
ノベライズならぬ小説版、こういうのほんと大歓迎だ。
次は3巻。ミートボールは出てくるのかな?
Posted by ブクログ
読みやすいSFだと思う。
セラとの遭遇が齎した、戦闘以外の要素と遭遇したジャンクヤードの人々の喜々とした描写は、心温まるものがある。
依怙地なサーフとゲイルのやり取り、化粧に夢中のアルジラとジナーナ。
殺伐とした世界の中で、こうしたものがあるのは何だか微笑ましい。
その怒涛のギャップに、物語に惹き込まれてゆく。
生を模索し突き進む中、ジャンクヤードの存在理由と共に過去の業罪が仄めかされる。
ゲーム未プレイであるが、他のメガテンシリーズは戦闘シーンをぼんやりと思い浮かべられた。
おそらく人間関係、ドラマ部分の描写はこちらの方がよく表現されているのではないだろうか。
Posted by ブクログ
ゲームの方を激しく再プレイしたくなります。攻略本買って思い出すかな。
ところで、この本の発売は2011年4月。この時期であることを踏まえた五代ゆうさんのあとがきが一番ぐっときました。
Posted by ブクログ
ゲームの原案を小説にしたもの、と考えると色々腑に落ちる展開。ゲームやってないのに途中途中イベントシーンが目に浮かぶ。てっきり罪人を叩き落として外側から鑑賞して楽しんでる世界かと思いきや、バーチャル世界か。確かにその方がコスト安いもんね。
ルーパはちょっとサーフを喰う勢いの活躍だったので、父親ポジションだったのには納得。いつ死ぬかいつ死ぬかと思ってたんですが……しらっと再登場しても、いいのよ?
裏切りフラグ立ちまくりと思ってたヒートさん(の前の人)がまさかの愛に生きる人で、セラへのフラグが立ってちょっとドキドキ。冷徹な人が情で人生変わるのとか大好きです。
同様にセラに熱視線。本来は冷酷無慈悲だったとか……! ヒロインからラスボスに闇堕ちでもセラフィータをセラが乗っ取る展開でも美味しくいただけます。
三巻は過去編だそうだけど、サーフ達が知る前に読者が真相を知ったら間が抜けて見えないかちょっと心配。2巻まではアクション中心だったのでSF色が強くなるのは寧ろ楽しみ。
余談ですが、一番好きなアートマはウシャスでした。単純に燃やすとか冷やすとかよりもちょっと変わった能力の方が好きなので、光る髪を使ったバリアーとかとっても好みだった、のですが、「絶対領域」という呼称が文中に登場するたびに別のものを連想して汚れてしまった自分に絶望。途中から「絶対防御」に変わっていたのは正直有り難かったです。