【感想・ネタバレ】北北西に曇と往け 6のレビュー

見渡す限り無人の荒野を突き抜ける道路、その脇に横転しているジムニー。
運転席のドアをバカッと開けて顔を出し、「嘘だろ」とつぶやくサングラス姿の男。
まるで映画のオープニングのようなシーンからこの作品は始まります。
第1話では、横転したジムニーのシーンから、男がジムニーの中を整えて一晩過ごし、夜が明けてから道路を通る人を捕まえてジムニーを起こしてもらい、再び走り出すまでを、ただひたすら描きます。男がどうやら車と意思疎通をしているような様子や実在するのかどうかよくわからない女がウロウロする様子が合間に描かれるものの、ここがどこなのかも男は誰なのかもまったく説明されません。ロードムービーものなのかしら…と思わせておいて、この後いろいろなことが説明されていくのですが…本当に、少しずつ少しずつで、しかも、ロードムービーかと思えばミステリーのようで、ミステリーかと思えばラブストーリーのようで、ラブストーリーかと思えばサイコホラーのよう…先が気になってしょうがない!!
とにかく言えることは、これを読んだら絶対にアイスランドへ行きたくなる、ということです。ジャンル問わず、とにかくおもしろいマンガが読みたい!という方におすすめ。

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ミチタカがいなくなって、死んじゃって。
ケイは日本へ帰ってくる。
アイスランドの曇天のような展開が続きます。

#癒やされる #エモい #怖い

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

呆然として、しながらページをめくっているうちに6巻が終わってしまった。慧の気持ちをそのままもらって、最後にようやく立て直せはした…かな?

掲載雑誌が変わった?らしく、ページ数が増えたとのこと。風景に割いてるなぁとは思った。湖で見開き使うのってすごいと思う。
白黒なのに、現地を見たこともないのに、寒々しくて広々とした空気を味わった気がした。

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2023年02月24日

ネタバレ 購入済み

次はいつ発売かなー

待ちに待った新刊。三知嵩が絡むと一気にミステリー感がでる。生きていると思うけど、どんなふうに登場するのだろうか。

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2022年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの新刊、待ってました…。手に取ることができて本当に嬉しい。
アイスランドの空、湖、どこまでも続く道、日本の田園風景…すべての景色、登場人物が美しく描写されていて見惚れてしまう…。食べ物も美味しそう。ミステリアスな物語とのバランスがとても良い。ストーリーは大きな転換があって、今後どうなっていくのかがとても気になるところ…
印象的だったのは、糸さんがお茶を立てる場面で言った台詞。
「人間はゆらぐものです 変わり続けるものです 平気なふりをすることではありません 自分の真の心を知ること 飾らぬ心で客人に心よりの敬意をもって 一服のお茶をふるまうこと 変わり続ける人と人の 二度とない邂逅に感謝し おいしさと快適さとあらゆる調和で客をもてなし その日その時その縁に真剣に向き合うこと それがお茶の道です」
自分の真の心を知る、その言葉で慧が自分がなにを思いどうすべきか、見定めることができたのだと思う。続きも楽しみです。

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2022年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーになってきた。この弟くんは本当に得体がしれない。サイコパスなのかな?
この漫画に出てくる人は本当に美しいな。景色も日本も美しい。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ウッッッソ!?みたいな始まりの6巻でした。面白い。
三知嵩嘘だろ…あの湖にいた画家の完全記憶能力お兄さん怪しすぎる、好みのキャラなので今後も出てきてほしい。
故障した慧はジャックに連れられて日本へ、日本編始まりました。糸さんと御山家の身長差良いです。
バイクのお姉さんずっと名前が登場しなかったけど、彼女も良いキャラです。
慧は狂気と紙一重みたいなキマり方してるけど、実物は見せられてない所とかで確実にそうと決まった訳ではない…というのもわかるので気が済むまでやるとよいです。続きも楽しみです。

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2023年01月09日

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