感情タグBEST3
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サラと鏡子の小さい頃からの物語がメイン。
これまでどちらかと言えば包み隠されていた鏡子の性格や感情がどんどん露わになっていく巻。
少し存在感が薄かった大石練も、最後の話でいいまとめ役のような働きになってる。
「バレーって結局 人に興味ある人が一番強いからさ」と。
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表紙のとおり、サラの巻。由良木が由良木のくせに格好いいよ。父ちゃんは相当ウザイ。
弟話は相変わらず、いっそ見事。
そして各巻最後はおきまりの小田切orミチル目線。ミチルがかわいいよ大好き。
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なんかいっぱいいろいろ詰まって充実していた感じがする。
一年チームの悪役っぷりに拍車がかかっていたのがイイ!
総括すると、今回も楽しませていただきました。
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試合やら因縁やらが炸裂していく一方で、恋愛模様もどんどんと進行していっている少女ファイト。これで最早彼氏(候補)がいない人がチーム内に1人という状態に……なんというリア充部活……!
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めずらしいバレーボールの漫画。それぞれの登場人物の背景や物語りがしっかりとあって、複雑に絡まっていて面白い。ただし人物の顔はイマイチ。物語に入り込む時の抵抗になる。また、男性ファンを意識しているのだろうか?萌えねらい的な場面がけっこうあって余計だ。奥行きのあるストーリーなのに少しもったいない。
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この作品は、ほんとうに、脇役がいない物語だ。
登場人物全員が、主人公と同じくらいに、きっちりとした個性とバックグラウンドを持っていて、それぞれが自分の意思で動いている感じがする。
現実の世界においても、個性や設定がない脇役という存在はあり得ないのだから、フィクションの世界であってもそうあるべきなのだと思うけれど、ここまで徹底して作り込んでいる作品はなかなかないと思う。
その時々で、スポットが当たっている人物もどんどん入れ替わり、この巻では、本来の主人公の大石練などは、ほとんど登場することがなかった。
人間関係が、主人公とライバル、といった1対1の単純な関係で結ばれている構図ではなくて、多対多の、複雑な構造になっているところもまた、物語をリアルにしている要因だと思う。
奇をてらうことなく、極めて正統的なやり方を貫いて、地道に作り込んでいる作品だ。
そう、みんなすぐに
他人の事なんて忘れていくんだ
だから、僕のために出ろよ
今、君を忘れてない僕の言う事を聞けよ(p.116)
バレーって結局
人に興味ある人が一番強いからさ
私はまだ分析欲の方が大きい
隆子も結構そうかな
ちゃんと人が好きな
姉ちゃんやキャプテンには勝てる気がしない
スコアで勝てても
心ではずっと負けてる気がするんさ(p.183)
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少女ファイト!!学生時代に帰るこの作品。とは言っても恋愛事情が乙女過ぎず、アラサーになってしまった元体育会系女子には読みやすいです(笑)
今回は練自身よりもキャプテン達が中心となる巻です。が、久々に練たちが「悪者」ぶりを発揮してくれたシーンはスカッとしてすごく好き♪
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やっと待っていた新刊が出た。
日本橋ヨヲコさん、青春マンガを描かせたら随一だと思う。
それぞれのキャラが、ともすれば赤面してしまうほど青臭いのに、眩しい。
私の中の、まだ枯れていない部分が共鳴して、読み終わるといつも何かしなければと、勇気と、希望と、焦燥にかられる。