感情タグBEST3
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文章もお話の構成も本当にやさしくて、前作同様あっという間に読んじゃいました。
悲しい伏線回収も切ないエピソードもあるのに、あの時のあれはこうだったのかと少しずつ美しいパズルのピースを拾ってはめていくような感覚。
穏やかに緩やかに流れていく時間や人との関わりの優しさにじっくり浸れる世界観、大好きです。
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あずかりやさんの続編。あずかりやさんに置かれている文机やオルゴールなどそれぞれにも物語があった。店主がどんな学生だったも、うかがいしれて親近感が持てた。心暖まること、驚かされること、いろんな思いを感じることができる素敵な本だった。
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良き出会いにはそれなりの時間が必要だということではないでしょうか。
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「あずかりやさん」の続編。店主の桐島くんはなぜこの店を開いたのか。
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前作の内容も含まれていて「夢見心地」は特に前作を知っているからこそ更に深さを感じた。オルゴールに長い歴史や思い出があったとは。
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物を手にしたときの思いは物にも伝わっていて、それが人生を動かすこともある。物を大事にしたいなと思った。
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今までは店主の周りの物や人が語り手となり
ストーリーが進んでいましたが
初めて店主目線で店主の気持ちや考え方を読むことが出来て、とても楽しかったです。
もっと店主の気持ちが知りたいと思える1冊でした。
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前作では語られなかった文机、本、オルゴールの出自語りがどれもドラマチックで胸を打つものばかりでほのぼのしました。表題作の青春譚は予想とは少し外れた終わり方となったものの、さわやかな余韻を感じさせるお話でした。
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1日100円で預かってくれます
さぁ、何を預けましょうか
私なら、、、と考えながら楽しく読みました
特にオルゴールのお話が好きです
続きもあるようなので、癒し本としてストックしておきます!
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現在のあずかりやさんの桐島さんからはちょっとかけ離れた青春時代、あずかりやさんのきっかけのお話は素敵だけど、ちょっと衝撃的なところもあって複雑な気持ち。他のお話もほっこりなところと、少し哀しいところがあって…でも面白かった。
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前作で登場した人と物のルーツを知ることができた内容。どのお話も良かった。何か懐かしい気持ちになり、今よりずっと子供だった頃のことや家族との何気ない日々を思い出す。心が満たされる感覚。ますます続きを読みたくなってしまう。
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あずかりやさんシリーズ2作目
1作目に出てきたオルゴールの話があったり、なぜ店主が今のようなシステムであずかりやさんをやろうとしたのかなど1作目を読むとより楽しめる内容でした。
1作目を読まなくてもお話はわかりやすいのでご安心を(笑)
特に、オルゴールのお話が好きです(*´ω`*)
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1作目の感覚で読み始めたら、また違う雰囲気で面白く読めました。
1作目にあった"あずかりもの"の過去がわかったり、桐島くんがお店を始めたきっかけもわかったし、もう一度1作目を読み返したくなりました。
まだまだ続くシリーズ。
とても好きな世界観なので、しばらくしたらまた、あずかりやさんの世界に入りに行きたいです。
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1巻目とは違った視点でのお話。
物にも心があるんだなぁと思ってしまうような、物目線でのお話もあったり。
ひとつひとつの話がすごく深くて、ほっこりした気持ちになれる。
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人間ではないモノ目線で描かれている話もあって、あずかりやさんに来た経緯だとかお店を始めた経緯だとか、あずかりやさんの歴史についても色々なストーリーと絡めながら描かれており、出会いもあれば別れもあるということを改めて感じました。それぞれの話が心温まるハッピーエンドのようであって、だけどどこか寂しさを感じさせる。遠く離れた故郷に思いを馳せるような気持ちになりました。
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第2弾
前作で登場した文机やオルゴールが、あずかりやさんにやって来た経緯や店主である桐島くんの過去を知ることができました。
「海を見に行く」がとても良かったです❁⃘*.゚
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オルゴールの話と、桐島くんの学生時代の話がよかった。一巻でおなじみの文机やオルゴールが、どうやってお店に来たのか、彼ら自身の目線で語られるのが面白い。物を大切にしたくなる。
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あずかりやさんの過去があかされる続編。
ゆったり読めるのは、そのヒトがいい人すぎでもなく、悪人でもなく、目の前のものに(たとえ見えなくても)真摯に向き合っていくからなのかな。
預りモノや同居モノの独白も趣がある。
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最後の「海を見に行く」で、店主があずかりやさんを始めるまでを知ることができた。
石永さんや河合さんとの話が、まさに青春だなぁとちょっと切なくて微笑ましい。
西野くん、その後のお話に登場してたりするのかな。
だったらちょっと嬉しいかも。
なんだか、ああいうキャラって好きなんだよね。
そういえば、「トロイメライ」って「夢見心地」という意味だったのね。初めて知った。今まで、意味を考えたこともなかったのに気付いて目から鱗。
オルゴールさん、文机で歌う日がくるといいね。
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悩んでもがいてそれでも頑張って生きていく人達があずかりやさんに気持ちの整理をつけるためにあずけにやって来るんでしょうね
それぞれが前を向いて歩いて行こうとするのでほんわかとして癒されます
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前作とは違い、あずかりやさんの話より
あずけれらる物やそれをあずける人の
話が掘り下げられた内容になっています。
作品途中に出てくるあっ!あいつは
ここで出てくるんだ!とかあぁ~ここで
あの話とつながっているんだなと、
1巻を読んだ人にとっては読み進めると
あちこちにそういった内容が
散りばめられているので読んでいて
楽しかったです。また桐島くんの過去の
話があるんですが、あずかりやさんの原点
とでもいうべきか、今の店主の桐島くんの
土台が作られたお話でなるほどと
思いながら読み終えました。
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あずかりやさん2作目
ゆったり穏やかで繊細な世界観。
物に魂が宿るという日本特有の考え方を大切にせねばと思い出させてくれました。
部屋の隅で埃かぶったオルゴールを綺麗にして、歌ってもらおう。
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シリーズ2作目。
1日百円でなんでも預かるあずかりやさんを舞台にした短編集。
預けられた文机が主人公の「あくりゅうのブン」の読み心地が清々しくて好きだった。
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ぜんぶすっっごくほっこりする暖かい話でした!
ブルーの鉛筆のお話と、オルゴールのお話が特に好きです。シリーズがあるとは知らなかったので、前作も読んでみようと思いました。あと、オルゴールを買おうと思います
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物にも感情があり何かを思ってるって気づかせてくれた。オルゴールは机の上か、ガラスケースの上で鳴らして欲しいね。まさか営業方針がアイツらの提案だとはな(笑)過去に何かあるか分からんもんだな。
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1巻目で出てきた人や物、生い立ちなど様々な小さい謎たちが解き明かされる。
店主が展示本を読むのに使う文机。
1本だけ預けられた鉛筆。
時々出して鳴らすよう指示されたガラスケースの中のオルゴール。
店主が盲目になった事故、両親の関係、1人で17歳からおじいちゃんの家で暮らすようになった訳。
石鹸の匂いのする女性に惹かれた訳。
色々わかります。
すべていい話なのですが、ただ、物語としての感動の度合いは普通。
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『先生、お元気ですか?初めてお便りします。僕は中学時代、先生に国語を教えてもらいました。』
あずけたいものがなくて悩む中学生が、あずかり屋の存在がふるさとのかわりのような存在に。
あくりゅうの文机。織田パトリシアの青い鉛筆。世界中を回ったオルゴール。最後に店主、桐島くんの青春が明かされる物語。
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人間ではないものが語り手になっているのが面白い。
優しいほんわかした小説でした。お風呂上がりに読んだので、気持ちがゆったりして良かったです。
シリーズもののようなので、他の作品も読みたくなりました。
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シリーズ2作目♬
今回は1作目と違って、あずかりやさんが出来るまでの事が書かれた、外伝というのかな?、、そんな感じのお話でした。
おなじみのオルゴールや文机がお店にやって来た経緯などとても興味深く描かれてました。
オルゴールの話はなかなかスケール大きくて、そんな歴史があったのかと驚き!なんだかいつの間にか違う小説読んでる気分になりましたwww
そして桐島くん自身の過去のお話も!
今ではどんな時も穏やかで悟った人みたいになってる桐島くんだけど、こういう青春時代もあったんだね。
そしてそんな過去があったなんて、、
本編とは違ったけど、これからシリーズ読み進めて行くには深みの増す外せない1冊かな〜と思う。
Posted by ブクログ
あずかりやさん2作品目。
このシリーズを読み終わった後、温かい気持ちになる。1作目で登場したトロイメライのオルゴールの物語を読んでいて、これは…あずかりやさんの本だよな?と思いかえしてしまうぐらい話が長かったのが印象に残った笑。人に歴史ありと同じくらい物にも歴史があって、あずかったものの視点で語られる物語がとてもいとおしい。あずかりやさんで預けられたもの達はとても幸せそうです♪