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Posted by ブクログ
第6巻を読破。
薄闇の幻想物語、ここに完結!
ということで、最終巻です(>_<)
前回、〈完全な存在〉へと生まれ変わったエヴィオールに完敗したフォグたち。
フォグは大ケガをし、〈人造人間〉としての異能とアルトを奪われてしまって。
フォグだけではなく、キリエやレキュリィまで異能を奪われてしまいました。
四幕、五幕と、思わず「救いはないんですかー!?」と叫んでしまいたくなるような展開に、ドキドキハラハラしてしまいました。
今回、フォグたちには心強い味方が登場しまして。
今までは敵にばかり協力者が増えていましたからね。
強い武器などではなく、精神的に心強い味方。
〈ローレンの雛〉たちは愛されていた、と。
自分が復活するためなどではなかった、と。
長男くんが贔屓されていて、ちょっと拗ねているキリエがかわいいなあ、と思ってしまいました。
ユヴィオールとの最終決戦。
手ごわい煉禁術師・ティ・キ=ライムの術をどう破るのか……と想像もつかなくて。
なのでフォグの対策に「ほう!」と声をあげてしまいました。
なるほど、そうそう仕組みだったのか、と。
もう怒涛の展開で息つく暇もなくて。
物語に引き込まれてしまいました。
おもしろかったです。
倒れていった仲間たちのことを思うと°・(ノД`)・°・ってなるけれど。
それでもよかったと思いました。
あの人の離脱にはやっぱり°・(ノД`)・°・なんですけれど。
今回読んでいてびっくりしたこと。
それはフォグの実年齢。
そ、そうか……同い年だったんだ……。
意外でした。
あ、あとリチャード殿下。
本当のところ、どうなんですかねえ?
と思ったりww
それはそれでおいしいのだけれど、前途多難っぽいな。
笑
次回作はどんなお話なんだろう。
ちょっとwktk(*゚∀゚)
Posted by ブクログ
アルトがこの先どうなってしまうのかハラハラしながら読んでいましたが、アルトやイオの強い意志や信じる気持ちがとても綺麗で、心中の刃のシーンが印象深いです。キリエの最後もすごく良かったです。
Posted by ブクログ
煉獄姫ついに完結!
絶望の淵から形勢逆転。さらには幸福な未来を予感させる素敵なエンディングへ見ごたえある群像劇でした。
ところでひとつ気になったのは、前巻で人造人間の能力を奪ったユヴィオールが、フォグから奪った能力だけしか使ってなかったのはなんでだろうか?(もし、その点について、どこかで言及されていたらごめんなさい。)
ただ、キリエから奪った増殖能力とか使えればかなり厄介。どころか最強のラスボスたりえただろうから、使えたのに使っていなかったのであれば設定としては決定的にもったいないなぁと思ったので。