【感想・ネタバレ】最後のトリックのレビュー

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終盤の展開がおもしろかった

ただ「自分が書いた文章を読まれたら死ぬ」って設定はちょっとせこいな〜って思ってしまった
思いついたもん勝ちというか、、いやその設定を思いついたことが凄いのかもしれないけど。

でも確かに”読者が犯人”ではあったと思う

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2023年01月02日

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これを最後のトリックとは言い過ぎだとは思うけれどナイスチャレンジだとは思う
引き込まれて読んだのは事実

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2022年08月20日

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YouTubeで見たビブリオバトルで本作を知り、まんまとそのプレゼンに惹かれて読みました。
読者が犯人という大前提だが、読み進めども自分が犯人になる要素が全然わからず。しかし超能力は何かしら絡んでくるのか?と疑いながら読んでいたら終盤でようやく全てが繋がる。読むスピードが一気に上がりました。そして最終的には犯人は読者と言うロジックに着地。なるほどなぁ!
解説まで読むとミステリー界の歴史まで学べるお話。

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2024年06月02日

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読者が犯人なんて想像もつかないしどういう展開になるんだろうと読み始めからずっと気になってて、複線らしきものも見当たらないしな〜〜と、気づけばラスト50ページほど。
読み終えての感想は、なるほどね〜わたし人殺しになったか、、、笑 流石です。と思いました。

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2023年01月14日

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「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックは一体どんなものなのか…自分なりに考察しながら読み進めた.

なるほどそうきたか
自分では考えもつかなかった結末でした.
賛否両論あると思うけど、切り口がとても面白い

香坂誠一の覚書にある繊細な文章が印象に残っている.
有馬に香坂からの手紙は見せるのに覚書を見せなかったのは、かつての親友誠一の繊細な文章を触れさせたくなかったからなのかなあ

有馬も実は繊細な部分があって
「…文章を貶されることには、俺はきっと一生慣れることができない。そこである日ふと気がついたのさ。これは万が一物書きなんかになってしまったら、とても長生きできそうもないとね───」
のセリフも伏線となっているのかもしれない

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2022年05月18日

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久しぶりに読んだミステリーで面白かった。
「読者が犯人!」という帯に惹かれて購入。
たしかにその手があったか!!とは思ったが少しSFチックなところが個人的にはあまり気に入らなかった。

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2022年02月09日

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え?なんでこんな評価低いんだ?
「読者が犯人」というトリックは初めて読んだのだが、このジャンルの中ではトップなのではないだろうか。(読んだことないけど)

確かに読者が犯人。いつ誰がどんな風に読んでも、犯人になる。
読者がするのは「本を開く」「ページをめくる」「読む」 という作業だけであり、その「読む」という作業を直接死と結びつけるというのは非常に斬新であり、「読者が犯人」を成り立たせるにはこれしかないのでは?と思わされる。

だが、島田荘司氏は解説ーー相変わらず島田氏の解説は面白いーーの中で「動機がない」というのが唯一の欠点と評しているが、やはり惜しむらくは文章を読まれているとそれに体が感応し、体に支障をきたすというオカルト味のある特性を使っているところだろう。

まぁといっても有馬によってそういった特性が存在することは示されているし、嘘を書かず地の文は徹底的にフェアに徹している点は好印象。
傑作とまでは言わないが、やはり「意外な犯人」という点では歴史に遺るものではないだろうか。


 

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2021年09月18日

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最後のトリックが明かされた時はにやついてた。
驚くというよりご機嫌。
特異体質とか超能力という話ではなく、愧死(恥ずか死)ならあり得そうと思えるのがニヤリとさせた一因だと思う。

島田荘司による解説が小難しい。

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2023年11月09日

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読者(私)が犯人なのか〜...

手紙を受け取り、茫然としつつも興味をそそられていく状況と、私小説だと思わされていた生活、超能力のくだり。伏線だったのね!まんまと騙された。
私はどういう風に犯人になっていくのだろうと考えてみながらもわからないまま最後を迎えた。
手紙の主は幼少期から少し屈折した感情を持ち、決して明るい楽しいなどとはほど遠い状況で過ごし、多額の借金を負わされていたにもかかわらず、誰かを守りたいという愛に満ちた感情で最後を迎えている。それを受け止めて過ごす時、ついに最後となる時、安堵していて欲しいな。

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2023年09月02日

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謎の手紙と超能力という全く別の2つが同時進行していて、最初は関係性が分からなかった。
「読者が犯人」とはどういう事なのか、予想をつけながら読み進めていたけど、どうせ「犯人と言えなくもない」終わりだと思ってた。
全然そんなことはなく。「私が犯人だ」と思った、純粋に。すごい。
関係性の分からなかった2つの事柄も最後には交差して、理解していく過程が楽しかった。
少しずつ分かっていくというのではなく、最後の怒涛の畳み掛けが、鳥肌でした。
私が読むのに期間を空けすぎたせいで理解しきれなかった部分もあるため、星3つにした。

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2023年08月16日

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自身の書いたものが他者に読まれると健康を害するという被害者の特殊な体質がキーになっているが、ちょっと無理があるような気がする。

うーん。不完全燃焼。

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2023年08月13日

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気付いたら犯人にされてしまった。 完全に「読者を犯人」にするために書かれた小説である。 一連の超能力の件も今作のトリックが分かれば狙いが分かってくる。 中々に面白い試みではありますが最終的にはどうしてもSFチックになってしまうのが残念。

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2023年03月14日

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読者が犯人…?まぁ確かにそうだけど…面白かったし、引き込まれました。でも期待した分、犯人というには少し弱く感じたかな。すごく特殊な自殺って感じがしました。読者が犯人というテーマで書くにはこれくらいの設定がないとダメなんだな。

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2022年09月11日

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読者が犯人、、、なるほどねーって言うのが感想。
どうやって読者が犯人になるのかな、、、と読み進めて、最後の手紙でそう言う事か、と納得。
面白い!っと感動する感じではなく、ナルホド、そう来たか、と言う感じ。

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2022年05月14日

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引っ張って引っ張って、
中盤からようやく話が動き始める。
ように見えて、実は最初からじっくりと
話が進んでいる。
「読者が犯人」
カルロスを殺した誠一も、いち読者として自分が書いていた文章を読んでいたという点で、犯人であると思った。

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2022年04月10日

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読み手が犯人になるというのはたしかになかったった発想だった。 でも途中の話がどうしてそれにつながるのかはいまいちわからなかった。

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2022年02月06日

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 「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイデアを2億円で買ってほしい…という手紙を受け取ったミステリ作家を描いた作品。
 読者が犯人というのは,フェアなやり方では不可能である。この作品のトリックも,香坂誠一なる人物の得意な体質(不特定多数の人に自分が書いた文書を読まれると体調が悪化し,死に至るという体質)を利用しており,フェアなものとは言えない。しかし,このアンフェアなトリックを成立させるために,プロットを練り込んだ上に,徹底した伏線を張っている。この部分が,この作品の魅力ということになる。
この作品のプロットは,作者である深水黎一郎が,香坂誠一から手紙が送られてきたという一連の実際に起きた出来事を,新聞連載に書いているという設定にある。これに叙述トリックを絡め,香坂(佐藤)誠一と深水黎一郎は知り合いだが,「香坂誠一」という名前では付き合いがなかったことをうまく記述し,更に,香坂誠一が書いた手紙は,深水黎一郎宛ての手紙ではなく,不特定多数の読者に充てた手紙として描いているところにある。
 物語が進んでいく中で,作中作の新聞連載の存在や,香坂誠一と深水黎一郎の関係などが明かになるので,この辺りは,最後のオチ・驚きにはつながらないが,再読したときに「なるほど…」と思わせる伏線になっている。
 物語のかなりの部分を占める超心理学についての話は,この小説のトリックである香坂誠一の特異な体質を説明するための壮大な伏線であるし、深水黎一郎と妻との間で話題になるコロンビア人の殺人事件の記事など,細かい伏線がちりばめられている。
 つまり,この作品は,かなりのミステリマニア向けの作品であり,ぼーっと読んでオチに驚いて終わりというミステリではなく,全てを知ってから再読し,伏線の妙を楽しむ作品だといえる。その意味では,イニシエーションラブなんかに近いかも。この作品が不幸なのは,本屋などで話題になり過ぎており,驚愕の真相などを期待して読むと,期待外れに終わってしまいがちという部分にあるかもしれない。
 こういう渋い作品は嫌いではないのだが,この作品はそこまで好きになれなかった。星新一の作品で「殺人者さま」というショートショートがあり,どこかその作品を彷彿させる。「読者が犯人」系の作品では,「殺人者さま」こそ最高傑作だと思うが,そもそも「読者が犯人」というネタは,ショートショートなどで扱うべきネタだと思う。
 個人的な感想としては,よくできた作品どまり。★3か。

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2022年11月12日

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