【感想・ネタバレ】最後のトリックのレビュー

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ネタバレ

終盤の展開がおもしろかった

ただ「自分が書いた文章を読まれたら死ぬ」って設定はちょっとせこいな〜って思ってしまった
思いついたもん勝ちというか、、いやその設定を思いついたことが凄いのかもしれないけど。

でも確かに”読者が犯人”ではあったと思う

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2023年01月02日

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ネタバレ

これを最後のトリックとは言い過ぎだとは思うけれどナイスチャレンジだとは思う
引き込まれて読んだのは事実

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2022年08月20日

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なんかレビューが賛否両論臭いけど、個人的には結構すき。 
メフィスト作品らしくて良いと思う。
確かに帯が少し過剰宣伝っぽくは感じたけど。
ちゃんと読者が犯人だったし。

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2024年04月09日

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ズルい!とすごい!が錯綜するラストです。
たしかに読者が犯人だ、、、
発想力に脱帽。誰もがなし得なかったことをやった作者さん、純粋にすごいなと思いました。
本格ミステリーではないけど、ちょっと変わりだねが読みたいときにオススメ。

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2023年08月08日

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ネタバレ

読者が犯人なんて想像もつかないしどういう展開になるんだろうと読み始めからずっと気になってて、複線らしきものも見当たらないしな〜〜と、気づけばラスト50ページほど。
読み終えての感想は、なるほどね〜わたし人殺しになったか、、、笑 流石です。と思いました。

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2023年01月14日

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途中から読者が読んで体感していることが小説の世界とつながり一気に身近に感じてしまうところがこの本の読んでほしいところだと思います。(思わずハッとしてしまいました。)

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2022年10月14日

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ビブリオバトルの遠藤くん?の紹介を書店で見て、思わず購入。
読者が犯人?なんじゃそりゃ?と思いつつ、なるほどねえ、そうきたか、たしかにこれはおもしろい、誰かに教えたいけどネタバレ禁止なもどかしさ、遠藤くんの気持ちがよく分かりました笑
メタ構造?な小説なら、筒井康隆の方が更に上を行く気もしますが、推理小説好きなら楽しめるんじゃないでしょうか。
ちょっと甘めな気もするけど星四つ!

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2022年09月09日

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ネタバレ

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックは一体どんなものなのか…自分なりに考察しながら読み進めた.

なるほどそうきたか
自分では考えもつかなかった結末でした.
賛否両論あると思うけど、切り口がとても面白い

香坂誠一の覚書にある繊細な文章が印象に残っている.
有馬に香坂からの手紙は見せるのに覚書を見せなかったのは、かつての親友誠一の繊細な文章を触れさせたくなかったからなのかなあ

有馬も実は繊細な部分があって
「…文章を貶されることには、俺はきっと一生慣れることができない。そこである日ふと気がついたのさ。これは万が一物書きなんかになってしまったら、とても長生きできそうもないとね───」
のセリフも伏線となっているのかもしれない

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2022年05月18日

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前々から知っていたのにも関わらず「ミステリー小説」というのに抵抗があって読まずにいたが、今回思い切って読んでみた。博士の超心理学の話といい香坂さんの天体の話、さらに保険金といったあらゆるジャンルの知識を深いところまで知り尽くしている著者に驚いたと共に、わたしには難解な文章であったが丁寧な説明であり一応理解できたし、かつとても刺激的だった。香坂さん、ご冥福をお祈りします。ただ、後半の種明かしでやっと答えを知れたということに、ミステリー初心者だからなのか自分の鈍感さにガッカリした。。

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2022年03月27日

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ネタバレ

久しぶりに読んだミステリーで面白かった。
「読者が犯人!」という帯に惹かれて購入。
たしかにその手があったか!!とは思ったが少しSFチックなところが個人的にはあまり気に入らなかった。

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2022年02月09日

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全国高校ビブリオバトル決勝大会の動画を見て、興味持ち、読んでみました。優勝者が熱く語ったのは、読み終わると自分が殺人者になってますよ!というフレーズ。なんか、それしか印象にのこらなかったけど、すごく気になるから早速読んだら、ああ、確かにそうでした。なるほどねー。
前半はあっちこっちに話が飛ぶので、やや読み辛いです。でも、最後のまとまりと、やっぱり犯人になる私が面白かった。

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2021年12月05日

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ネタバレ

え?なんでこんな評価低いんだ?
「読者が犯人」というトリックは初めて読んだのだが、このジャンルの中ではトップなのではないだろうか。(読んだことないけど)

確かに読者が犯人。いつ誰がどんな風に読んでも、犯人になる。
読者がするのは「本を開く」「ページをめくる」「読む」 という作業だけであり、その「読む」という作業を直接死と結びつけるというのは非常に斬新であり、「読者が犯人」を成り立たせるにはこれしかないのでは?と思わされる。

だが、島田荘司氏は解説ーー相変わらず島田氏の解説は面白いーーの中で「動機がない」というのが唯一の欠点と評しているが、やはり惜しむらくは文章を読まれているとそれに体が感応し、体に支障をきたすというオカルト味のある特性を使っているところだろう。

まぁといっても有馬によってそういった特性が存在することは示されているし、嘘を書かず地の文は徹底的にフェアに徹している点は好印象。
傑作とまでは言わないが、やはり「意外な犯人」という点では歴史に遺るものではないだろうか。


 

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2021年09月18日

購入済み

あまり入り込めませんでしたが、頑張って最後まで読みました。私には難しかったようです。それにしても、「読者が犯人」ってすっごい試みですよね。

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2020年12月19日

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大雨も落ち着いて天気のええ秋田です

ってな事で、深水黎一郎の『最後のトリック』

とある作家に香坂誠一と言う知人でも何でもない見ず知らずの人から手紙が届いた。

内容は読者全員が犯人になるミステリー小説のアイデアを2億円で買わないかという内容の手紙…。 ⁡
⁡⁡
⁡初めはそんな内容に不信感を持ちイタズラと思っていたが、やがて二通目、三通目と手紙が、届いてくる。

その手紙には香坂が書いた覚書なる自叙伝的小説。⁡
⁡⁡
⁡その内容からは読者全員が犯人になるアイデアは一切垣間見れない…。 ⁡
⁡⁡
⁡と色々有りながら最後には…! ⁡
⁡⁡
⁡なるほどw と思わせるトリックと言うかアイデアが秀逸でしたなw

2015年53冊目

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2024年02月13日

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ネタバレ

最後のトリックが明かされた時はにやついてた。
驚くというよりご機嫌。
特異体質とか超能力という話ではなく、愧死(恥ずか死)ならあり得そうと思えるのがニヤリとさせた一因だと思う。

島田荘司による解説が小難しい。

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2023年11月09日

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読者(私)が犯人なのか〜...

手紙を受け取り、茫然としつつも興味をそそられていく状況と、私小説だと思わされていた生活、超能力のくだり。伏線だったのね!まんまと騙された。
私はどういう風に犯人になっていくのだろうと考えてみながらもわからないまま最後を迎えた。
手紙の主は幼少期から少し屈折した感情を持ち、決して明るい楽しいなどとはほど遠い状況で過ごし、多額の借金を負わされていたにもかかわらず、誰かを守りたいという愛に満ちた感情で最後を迎えている。それを受け止めて過ごす時、ついに最後となる時、安堵していて欲しいな。

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2023年09月02日

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謎の手紙と超能力という全く別の2つが同時進行していて、最初は関係性が分からなかった。
「読者が犯人」とはどういう事なのか、予想をつけながら読み進めていたけど、どうせ「犯人と言えなくもない」終わりだと思ってた。
全然そんなことはなく。「私が犯人だ」と思った、純粋に。すごい。
関係性の分からなかった2つの事柄も最後には交差して、理解していく過程が楽しかった。
少しずつ分かっていくというのではなく、最後の怒涛の畳み掛けが、鳥肌でした。
私が読むのに期間を空けすぎたせいで理解しきれなかった部分もあるため、星3つにした。

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2023年08月16日

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自身の書いたものが他者に読まれると健康を害するという被害者の特殊な体質がキーになっているが、ちょっと無理があるような気がする。

うーん。不完全燃焼。

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2023年08月13日

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読者が犯人、というフレーズになんじゃそら、という思いで読み始めた

物語の枠の中を見つめるようにストーリーを追い始めて、どういうトリックで自分が犯人にされてしまうのかワクワクしながら読み進める
後半、その枠の中の人物がくるりとこっちを向いたように話しかけてきてからが面白かった

読者が物語の中に引きずり込まれたのか、読者の世界に物語の中の人物が押し入ってきたのか、とも思えたが、最初から物語の世界と読者のいる世界はつながっていたということなんだと腑に落ちる

最初は、なぜ作者が超心理学の研究者のもとに通っているのか、手紙の差出人がどういう人物なのか、など分からないことが山積しているうえに
天文学や超心理学、ミステリー文学に関してかなり専門的な話をされる場面が多くて疲れてしまうが、そこで折れずに読み切って良かったと思う

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2023年07月25日

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気付いたら犯人にされてしまった。 完全に「読者を犯人」にするために書かれた小説である。 一連の超能力の件も今作のトリックが分かれば狙いが分かってくる。 中々に面白い試みではありますが最終的にはどうしてもSFチックになってしまうのが残念。

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2023年03月14日

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最初は普通に穏やかに話が進み、犯人も何も死人もいないが、後半からあれっ、と不安な感じになる。
それが、もう騙されていたと気づくのは最後になる。
確かに読者が犯人である。

内容(「BOOK」データベースより)
「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!
著者について
1963年山形県生れ。2007年『ウルチモ・トルッコ』でメフィスト賞を受賞しデビュー。同作は『最後のトリック』と改題文庫化されベストセラーに。11年「人間の尊厳と八〇〇メートル」で日本推理作家協会賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
深水/黎一郎
1963年、山形県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。ブルゴーニュ大学修士号、パリ大学DEA。2007年、『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年、「人間の尊厳と八〇〇メートル」で第64回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2023年02月11日

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読者が犯人? 読んでるあなたが犯人になっちゃう! 驚天動地なトリックを体験しよう #最後のトリック

■あらすじ
小説の創作に不振を喘いでいたミステリー作家に一通の手紙が届く。なんと「読者が犯人」を可能とするトリックを高額で売りたいという内容だった。
当初は疑心暗鬼の彼だったが、そのうち彼の手紙を待ちわびることとなり…

■レビュー
面白いですね、よく小説として成立させました!
トリック一発だけなのでは…と若干不安でしたが、ところがどっこいお話としても丁寧で読みごたえがあります。
プロットや登場人物などの枠組み、構成がすごく上手い、あっぱれです。

特に大好きなのは主人公の人間性ですね。
気持ちわかるなぁ~ 自分も同じ立場だったら、いろんな人に相談したり、言い訳を考えつつ期待しちゃいそう。見てはいけないけど、気になる!みたいな。ちらっちらっ

そしてなんといっても「読者が犯人」というトリック。
フェアで納得性も高く、小手先でのトリックではありません。発想力に完敗です。

一体どんなトリックなんだ?と気になる方は、ぜひ読んでみてください。
ホントにあなたが犯人になりますよ。

■推しポイント
やっぱり作者の本格ミステリーへのこだわりが好き。
正直ミステリーファン以外には、単なる滑稽な作品と一蹴されてしまうかもしれません。

しかしながらミステリーファンには分かる。
長きにわたるミステリーの作品史をいくつも紐解き、難題に挑戦するという意気込み。このトリックで物語を成立させようとしたミステリー愛。そして若干の強引さも愛嬌。

ファンに楽しんでいただこうという意気込みが感じられる素敵な作品でした。

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2022年11月07日

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ネタバレ

読者が犯人…?まぁ確かにそうだけど…面白かったし、引き込まれました。でも期待した分、犯人というには少し弱く感じたかな。すごく特殊な自殺って感じがしました。読者が犯人というテーマで書くにはこれくらいの設定がないとダメなんだな。

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2022年09月11日

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ネタバレ

読者が犯人、、、なるほどねーって言うのが感想。
どうやって読者が犯人になるのかな、、、と読み進めて、最後の手紙でそう言う事か、と納得。
面白い!っと感動する感じではなく、ナルホド、そう来たか、と言う感じ。

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2022年05月14日

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ネタバレ

引っ張って引っ張って、
中盤からようやく話が動き始める。
ように見えて、実は最初からじっくりと
話が進んでいる。
「読者が犯人」
カルロスを殺した誠一も、いち読者として自分が書いていた文章を読んでいたという点で、犯人であると思った。

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2022年04月10日

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ネタバレ

読み手が犯人になるというのはたしかになかったった発想だった。 でも途中の話がどうしてそれにつながるのかはいまいちわからなかった。

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2022年02月06日

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★3.0

『犯人は読者』
…に繋がない気がしつつ読み、届く手紙、友人や家族との会話、訪れる研究室…さらにどう繋がって、私自身が犯人になるのか、とにかく先が気になる面白さはある。

トリックは賛否両論なのだろうと推測。
驚くか、なるほどね、となるか、そんなものか、となるか。
という解釈はできたので一応納得。

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2021年12月13日

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真ん中ぐらいまでは、話が見えず、しんどい感じ。後半、盛り上がり、伏線回収と、忙しくなりますが、個人的には、もう少しハラハラドキドキしたかったです。

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2021年08月18日

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読者が犯人っていう無理難題だから仕方ないとはいえ、ちょっとオチはうーん…。
超心理学に関しては普通に興味あり。こんな学問があることを知らなかったので勉強にはなりました。

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2021年07月21日

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ネタバレ

正直、☆は2.5かな。
もったい付けた割にはね。
こちらに殺意がないのに、読んだからだ! 貴方も犯人の一人だ と、言われてもなぁ。 ネットで誹謗中傷書いて自殺に追い込んだ内の一人やないねんから。

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2021年05月07日

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ネタバレ

 「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイデアを2億円で買ってほしい…という手紙を受け取ったミステリ作家を描いた作品。
 読者が犯人というのは,フェアなやり方では不可能である。この作品のトリックも,香坂誠一なる人物の得意な体質(不特定多数の人に自分が書いた文書を読まれると体調が悪化し,死に至るという体質)を利用しており,フェアなものとは言えない。しかし,このアンフェアなトリックを成立させるために,プロットを練り込んだ上に,徹底した伏線を張っている。この部分が,この作品の魅力ということになる。
この作品のプロットは,作者である深水黎一郎が,香坂誠一から手紙が送られてきたという一連の実際に起きた出来事を,新聞連載に書いているという設定にある。これに叙述トリックを絡め,香坂(佐藤)誠一と深水黎一郎は知り合いだが,「香坂誠一」という名前では付き合いがなかったことをうまく記述し,更に,香坂誠一が書いた手紙は,深水黎一郎宛ての手紙ではなく,不特定多数の読者に充てた手紙として描いているところにある。
 物語が進んでいく中で,作中作の新聞連載の存在や,香坂誠一と深水黎一郎の関係などが明かになるので,この辺りは,最後のオチ・驚きにはつながらないが,再読したときに「なるほど…」と思わせる伏線になっている。
 物語のかなりの部分を占める超心理学についての話は,この小説のトリックである香坂誠一の特異な体質を説明するための壮大な伏線であるし、深水黎一郎と妻との間で話題になるコロンビア人の殺人事件の記事など,細かい伏線がちりばめられている。
 つまり,この作品は,かなりのミステリマニア向けの作品であり,ぼーっと読んでオチに驚いて終わりというミステリではなく,全てを知ってから再読し,伏線の妙を楽しむ作品だといえる。その意味では,イニシエーションラブなんかに近いかも。この作品が不幸なのは,本屋などで話題になり過ぎており,驚愕の真相などを期待して読むと,期待外れに終わってしまいがちという部分にあるかもしれない。
 こういう渋い作品は嫌いではないのだが,この作品はそこまで好きになれなかった。星新一の作品で「殺人者さま」というショートショートがあり,どこかその作品を彷彿させる。「読者が犯人」系の作品では,「殺人者さま」こそ最高傑作だと思うが,そもそも「読者が犯人」というネタは,ショートショートなどで扱うべきネタだと思う。
 個人的な感想としては,よくできた作品どまり。★3か。

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2022年11月12日

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