感情タグBEST3
ちょっと軽い気持ちで読み始めたら、複雑な時系列と誰のセリフかを理解するために、これはじっくり読まなきゃって気持ちになりました。封筒にデザインされた美しい花模様が伸びるシーンや、広げた封筒を標本のように飾っているシーンがとても好きです。
不思議と引き込まれる
どこに話が向かっているのか今ひとつ良くわからなかったのに読む手が止まらなかった。最初の日付が進んだり戻ったり。これってなんだろう?わずかな間にたくさんの?が湧いてきたのに面白い。何故だろう、、
すごく好きです
ヤマシタ先生の非BLは既読でしたが、BLは初めてです。小説の挿し絵がすごくよかったのでこちらを読んでみました。
試し読みを読んで、時系列がぐちゃぐちゃなので紙本を購入したのですが、あまりによくて電子でも買ってしまった。
大変だけど一度は時系列通りに並べ替えて読んで欲しいです。とにかく何度も読み返してしまう素晴らしい作品でした。
大好きです。
初めて読んだときは「???」となりましたが、じわじわと心にしみてきて、何度も読み返しています。紹介文にもある『誰ともしたことないことをしてみたい』が最高です。撃ち抜かれます。直接的な描写はないけどリバを匂わせているのも凄く好き。あたしゃリバが大好きなんだがリバ作品って少ないですよね。もっとあればいいのに。
すごい良かったー
読みづらくてヤダというコメントがあって心配だったけど、それは合わなかったとしか、、、
「え、この時の意味ってなに?」と、ページをめくり直して読むのが、また味わい深かった。
面白い表現だったけど技巧的すぎず、登場人物の心の動きがじんわり入ってきた。
確かに王道とか、わかりやすいラブラブが読みたい気分の人にはお勧めしません。
Posted by ブクログ
ヤマシタトモコ節、苛烈に炸裂って内容でした、えぇ
ただ、冗談ブッコ抜きで、読んでいて頭の中で糸が絡まった。一回目は正直、疲れた
でも、その“ややこしさ”がストーリーに深みを与えてて、峰と安城の普通じゃない純愛を際立たせている、そんな風に私には思えた
ヤマシタ先生の画ってのは、線一本それ自体にエロさが宿っているからか、男の登場人物がやけに、男目線で見てると色っぽく感じる。特に、手? 骨が太くて無骨な造りなんだけど、その部位で起こす動作が、色事に通じるモノじゃなくても、いや、モノじゃないからこそ、一層にエロく感じる
何っつーのか、人間の性欲?が体を刺激して発生するフェロモンを本能的に知ってるのかな、と読んでいてドキドキした
男が読めて、「つ、使えちゃう」と思わせるライトBL漫画を描いてくれる、ヤマシタトモコ先生は半端ねぇ
本編もしみじみと感じ入れたが、書き下ろしの『the recipe』は勢いがあって、つい笑えてしまう
Posted by ブクログ
日記形式だが時系列はバラバラなため、1周目は正直なかなかすっきりしない。しかし、2周3周と読むたび、断片的な記憶が繋がりひとつのストーリーになる。話の内容が変哲もない日常を描いていることもあり、ふたりの人間が恋に落ちていく姿をリアルな感覚で追うことができる。それがなんとも心地よい。おすすめです。
Posted by ブクログ
何気ない出会いで、なんとなく気が合って、一緒にいたらとても居心地よくて、何気ない一言がずっと心に残って。少しずつ心の中を占める割合が多くなって、それが何なのか認めてしまったら怖くて、自分をごまかして、でもごまかせない。そういうのあるなあと思いながら読みました。
ヤマシタせんせはいつも、そういう異性とか同性とか関係なく、人を好きになることについてのリアリティを追及されていて、とても好きです。
友愛だろうがなんだろうが、人を好きになることはいつだってシンプル。そこに線引きは存在しなくて、相手に興味を持った時点でいろんな可能性が生まれる。
ゆっくりと近づいていく二人の過程が時系列がぐっちゃりしているおかげで、より鮮明にわかって面白かったです。
でも、1ページ読むたびに何回も前のページを読み返して、あ、そういうことか!ってまるで推理小説を読んでいるような気持ちになりました。笑
Posted by ブクログ
噂の時系列入り乱れ漫画(笑) 面白かったよ大好きだよ(≧∇≦)!!
一冊まるまる表題作。 まじめ男と彼女持ち。 2人が半同棲関係になるまでの、8ヶ月の日記−
出会いから急激に仲良くなって安城の彼女が去り、峰とセックスをして寝食を共にするまでの8ヶ月が、映画の場面転換のようにリズミカルに入れ替わる。 最初はホント読みづらいし必要以上に短いスパンでシャッフルされてる気がするけど(笑)
読み終わった後、ところどころに散りばめられていた気恥ずかしいような愛おしさがグワッと一気に襲ってくる。 なんだこの新しい萌え…( ̄∀ ̄*)
相変わらず雰囲気で読ませるコマ運びや台詞回しにたゆたっていると、時に確信を突かれてハッとなる。 その揺さぶられる感じがヤマシタBLの醍醐味だと思う。
あそこで谷川俊太郎の詩は良いチョイスだなぁ。 素敵過ぎて腹が立った(笑) 一見マッタリ穏やか日常淡々系にみえて、いろんな意味で感情を掻き立てられる作品。 「運命」を漫画で表すとこんな感じになるね!
Posted by ブクログ
時系列に並んでいないと、最初に結論言われてその答え合わせ、みたいで面白かった。
何でこの人こんなことすんの?と疑問に思う。順を追って説明されていたらスンナリ受け入れちゃうところだが、バラバラなせいで、際立ちますね。
それだけで終わるのかと思いきや、ちゅうくらいの魚の話…良かったです。
女の子が男前やなあと思いました。
匿名
時系列が思ったより短いスパンでバラバラなので、何回も見返しました。
雰囲気は好みでしたが、もうちょいまとまって読みたかったような…。
書き下ろしのオレガノレシピの勢いもけっこう好き。
Posted by ブクログ
電子で読みましたが、いずれ紙版を手に入れる予定なのでこちらにも。
時系列バラバラなので、途中までは何度も戻って確認しながら読みました。その後は『コレはアレの後ね』とか考えながら。慣れるまではややこしく感じましたが、最終的にはこの手法も良いなぁ〜と。
ひとつひとつのエピソードが短く、行ったり来たりするからこその余韻というか行間というか。基本的には心情や流れをしっかり丁寧に描かれているものが好きなのですが、多くが語られずともそれらを想像し理解出来るところが素晴らしい。
流石、ヤマシタトモコさん。何故この並び順になったのか、並べ替えたりしてすごく考えたのか、聞いてみたい。まだ読んでいない作品も読破したいです。
良かったです
場面があっちこっち飛びまくりますが日記形式なので
ここはそういうことだったのかと読み返して気づいたりできます。
なかなかおしゃれで良かったです。
Posted by ブクログ
2014/11/19
【やや好き+】翻訳家?:峰とバス運転手:安城。 出会いから付き合って恋人になるまでの約8ヶ月半の時系列を細切れバラバラにして掲載。 なんでこの手法なんだと首を傾げながら行きつ戻りつ面倒くさいなぁ…と読んだら、最後に物語内日付と掲載ページの記載があってまた日付順を辿って行きつ戻りつしちゃったわ。 なにこの話 強制的に2回読ませる作戦なの?(笑) というか読む時に時系列が整っていないと却って時系列にこだわってしまうんだなぁ。 面倒くさかったけど描き下ろしのボーナストラックでのバカップルになりやがって爆発しろ的な照れとオレガノレシピのバカップル漫才が幸せだったのでとても満足。
Posted by ブクログ
この乾いた感じ。ヤマシタさんって感じ。
好きになっていく過程とかぼんやりとしてて分かりにくいんだけど、それがなんだかリアルで良かったです。
だけど日記形式って言うんですかね、時間軸があっちこっちに飛ぶのでちょっと読みにくかったです……。
Posted by ブクログ
ギリギリBL作品でした。
「500日のサマー」よろしく時系列を完全無視し、エピソードにおける共通項のみで連想ゲーム的に進んでいく話の組み方が面白い。
時系列がバラバラなのだがノンケの2人が互いに惹かれあっていく過程が非常に丁寧に描かれている。
Posted by ブクログ
ヤマシタさんのすっきりした台詞回しや、どこかにありそうな日常の切り取り方が好き。間の取り方が絶妙で、登場人物に共感しやすい。それが活かされてる作品。
あと最終的にこの人たちがリバ(多分)なのもしっくりきて、とても萌える。
日記形式、とあるけど時系列じゃないので、最初は戸惑う。ページを行ったり来たりして、その時々の二人の関係を確認しながら読みました。
BLどうこうじゃなくて、漫画としてすごく意欲的っていうか斬新なつくりなんじゃないでしょうか。
後ろにある目次を見たときにもわくわくした。
そしておまけ漫画を読んで、無性にオレガノに興味が湧く。
Posted by ブクログ
なかなか良かった。
ヤマシタさんらしい1冊。
今連載してるのがちょっとあれだったので購入しなかったんだけど、お勧めされて買ってみたら、よかった……。
Posted by ブクログ
短編映画を観ているような気分になった。
時系列バラバラという斬新な手法…だからこそ洒落た台詞回しが生きているのかもしれない。
「どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだがとけていないということはない」
幸せと引き換えに失われてしまうもの。
みちこさんの疎外感が悲しい。
Posted by ブクログ
ふたりの過程を動画で撮って、切って貼って編集したような感じでした。
面白いけど読みづらいです。これはこれで面白いですけど、この話の飛び方には何か意味があるのでしょうか?読み解くには私の読解力が足りなさすぎて、読みながら混乱することしばしば……。何度か戻って読み直しましたが、時系列順に考えることは諦めました。
描きおろしのbonus track がバッカプルぽくて可愛かったです。
Posted by ブクログ
ヤマシタトモコさんやよしながふみさん、好きだけどBLにはあまり興味ない。これはBLってよりも好きになったら、男とか女とか関係ない人々のラブな訳ですが、オシャレーな雰囲気に呑まれてオタオタしているうちに時系列にも混乱してあまり浸れませんでした…。
ただね、どっちから仕掛けたのかも分からず、お互い天邪鬼で認めたら負け!みたいな恋の攻防戦…渦中にいると、もー!!ってなるよね。問いただしたい、でも怖い。伝えたい、でも言いたくない。
Posted by ブクログ
時間軸を交差させて二人の日常を断片的に見せる手法は映画的で斬新。しかし漫画だと余韻がないまま次のシーンに移動するので、内容を把握するのが一回では難しいのが事実。
前からヤマシタさんの作品は映画的だと思っていましたが、もう少し長いターンの時間軸なら分かりやすかったのかも。何度も読むうちに過去の出来事がフラッシュバックされてスルメのように味が出てくる一冊。ただ真面目男とノンケで彼女持ちの男の不器用な関係が、いまいちキャラクターに感情移入出来ないまま話が進んでいってしまったので萌え不足に終わってしまったのが残念。
装丁はさすがonBLUEさん。鮮やかなピンクとグリーンとオレンジにブラックの帯が映える。タイトルも素敵。
Posted by ブクログ
な、生々しいな!事件なんて起こらない普通の生活の断片。ちょっとした事の積み重ね。いつの間にか好きになるってそーゆーことよね。他の主人公とかぶらないようにしたのか眼鏡君は甘ちょろ生真面目顔過ぎてこーなりそうにない違和感有り。性格はいつもどうりやし(笑)(いや安心)
で、「……おまえなんて好きじゃない……」が2月7日で、触り触られるのが当たり前になってるのが5月19日。早くね!?え、わたしの警戒心強すぎ…?いやいやもっと葛藤しようぜ!ハゲるくらいに!!「……おまえなんて好きじゃない……」を、後五十回!!!
Posted by ブクログ
時系列シャッフル漫画。
こういうややこしいものをシャッフルさせたまままとめあげるのはすごいなあ~と素直に感心するのですが。
正直、ばらばらになってないやつも読んで読み比べたいよー、という感じです。
最後に時系列のページまとめてあるんだけどページ番号がないので時系列順に読むのは一苦労でした。
Posted by ブクログ
雰囲気もの。日記の形式で行きつ戻りつ話が進むのがややこしい。時系列が混乱する。連載はこれでも、単行本にするのに時系列にした方が楽しめたのではないか。
Posted by ブクログ
ヤマシタトモコさんの作品は、雰囲気とか言葉の選び方とかは好きなんだけど萌えはストライクじゃない。だからいつも3.56ぐらいの評価になっちゃう。この人の作品に即物的な萌えを求めること自体間違ってる気もする。
時系列バラバラ、だんだん慣れてくるし新鮮だけど、めんどくさい…のが狙いなのか…?最後に時系列順に並べてるあたり……
映画見てる感覚だった。パッパッと場面変わって。BLって感じは薄い。
ボーナストラックの謎の疾走感がすごく好き。