【感想・ネタバレ】小林さんちのメイドラゴン(8)のレビュー

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ネタバレ 購入済み

ドラゴンと人間と

今作はカンナの父親との、ドラゴン同士および人間の小林さんまで巻き込んだ争いと和解がメインの内容となっています。今まで自分の娘を戦いの手段扱いとしてしか考えていなかったキムンカムイの心が、大きく変化していることがわかります。他にもイルルがピンチに遭遇したりと、ストーリーの展開に大きな影響を与えそうな物事が多く発生しています。

#感動する #ドキドキハラハラ #深い

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2022年09月01日

購入済み

あぁ、良かった、

日常に戻りそうだ…

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2022年03月20日

ネタバレ 購入済み

8巻も面白い!

カンナちゃんとキムンカムイの親子の絆が出来上がるシーンめちゃ良かった!
小林さんがトールのためなら有給取るっていう最後のシーンクスッと笑えました

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

小出しにしてきたドラゴン界の抗争話も一気に一区切り.他の巻とはノリが違って単話は全然ないけど,ちゃんと話もキャラクタも出来上がっていて面白い.魔法少女コバヤシ大活躍.

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2023年04月03日

購入済み

予想以上の

大分前の巻から間が空いてしまったので
新刊を購入するのも数日躊躇してしまいましたが
予想を超える面白さでした。

そしてアニメ2期決定おめでとうございます。
クオリティの高い作品なので2期は難しいかと思っていたので
こちらも予想外の喜びです。

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2019年02月20日

Posted by ブクログ

これまでと比べればかなり異質な構成となっている第8巻。終始、カンナとその父親キムンカムイの話が展開され、またバトル描写もちらほら見受けられる
けれど、本作が序盤から通して描いてきた人やドラゴンであろうと関係なく持つ家族や家庭に対しての曖昧な感情を見事に描いているように感じられた。

キムンカムイはドラゴンから見た家族を如実に表現しているキャラクターだね。
力を最も重視し、娘であるカンナを「共に戦う仲間」と表現する。一方で小林の言う「親と子」については判らんと返し、カンナが何を考えて自分の元を去ることになったのかについて思いを巡らせようとはしない
その在り方はあまりもドラゴンとして典型的であるために人間の小林と共通した着地点を見出すことは難しい

意外だったのはそんな相手であっても小林は何度も手紙の遣り取りを通じて、キムンカムイを懐柔しようとしたことか。それに対してキムンカムイが応答し続けた事も意外。
これは小林なりの戦いだね。戦時下であれば圧倒的な力を持つキムンカムイに只の人間である小林が敵うことは無い。けれど、平時であれば幾らでも手紙という攻撃を行える。キムンカムイもこれが小林からの攻撃であると判っているから返答し続ける
この遣り取りは当事者からすれば楽しい代物だけど、騒乱を巻き起こしたいものからすれば退屈な茶番

アーザードは対立する両陣営を渡り歩き、状況を掻き乱す。ドラゴンの好む遣り方を熟知している彼はあっさりと対立を深刻なものにし、カンナとキムンカムイの間の絆を壊そうとする
けれど、それは人間の暖かさを知り人間の遣り方を知ったカンナからすれば我慢できないもの。だからカンナはアーザードに対して人間の遣り方で宣戦布告する。
その人間なりの遣り方がアーザードの策略をぶち壊す場面は気持ちが良いね。

そしてドラゴンの戦場に降り立った小林はキムンカムイを倒すために人間の遣り方ではなく、魔法使いの遣り方を用いる。それは本来なら犠牲を必要とする方法だったのだけど、その犠牲は魔法使いならではの犠牲。
只の人間として魔法使いなりの犠牲が必要である程度ならば、小林にとって犠牲なんて無いのと同じ
後顧の憂いなんて無い必殺の一撃はキムンカムイをぶっ倒すのに充分な威力になる

最終的にアーザードは魔法使いとしての力を失ってしまう。魔法使いとしての遣り方を通せなくなってしまった彼は人間として生きるしか無い。トールが言うように凝り固まった自分を変えてくれる誰かを探すしかなくなる
彼が再登場して何かの変化を掴む場面が今後描かれることはあるのかな?

人間としての遣り方で戦場を一変させたカンナ。そんな彼女は最後にとても子供らしい遣り方で自分の気持をキムンカムイに伝える
それはきっとキムンカムイに充分に届いたのだろうね。「父と子」が判らないと言っていたキムンカムイは再びカンナは小林の家に戻す。それは以前のような放逐ではなく、小林とカンナが一緒に居られる時間を尊いと理解できたからこその選択。
そして「時々 会いにきてくれてもいいし…時々 会いにいってもやるからよ」という台詞からは親子としての情を感じさせた

でも、この巻で一番凄かったのは小林でもカンナでもなく、イルマの仕事とファフニールのイベ周回を肩代わりした滝谷なんじゃないだろうか……

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2019年03月23日

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