【感想・ネタバレ】とある魔術の禁書目録(5)のレビュー

魔術と科学が交差するとき、物語は始まるというキャッチコピーで有名な本作。
まさにそのとおりで、魔術師と科学者がそれぞれの想いを胸にぶつかり合うことになる。
科学としての能力を養成する学校に通う主人公は、学校の中でも能力が低くおちこぼれという扱いでありながら、とても不幸な学生として強い個性を持っている。
しかし、とある少女と出会うことによって、この不幸という個性が物語のおける核心に繋がってくる。
能力モノが好きな方は勿論、多くの魅力的なキャラクタとその数に合わせた能力数の豊富さにわくわくしっ放し、またしつこくない主人公×ヒロインのちょっとしたイチャラブが見れるので、それらの要素が好きな方にはぴったりな一作。

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Posted by ブクログ

8月31日に当麻の周囲で起こった出来事をまとめた1冊。ストーリーは連載作1篇+書き下ろし3篇から成るが、時間軸がミックスされている。

【あらすじ】
 夏休みも最終日の8月31日。夏休み中に様々な出来事があった当麻は宿題の山に頭を抱えていた。一方通行(アクセラレーター)は、街中でミサカと名乗る少女に付き纏われる。彼女はシスターズの最終ロットとして製造された個体「打ち止め(ラストロット)」だった。美琴は、通学先中学の理事長の孫・海原の好意から逃れようとしていた。偶然通りがかった当麻を恋人役として引き充て、その場を切り抜けるが・・。

【感想】
 一方通行と打ち止めのエピソードがメイン。並行して当麻や美琴、インデックスが関与するエピソードも展開される。殺人兵器であった一方通行が、打ち止めとの出会いによって変わる姿が描かれ、今後の活躍が期待される話になっている。2巻では悪役振りが目立ったが、本巻では一転して人間味のある姿が語られ、感情移入できる。

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2016年09月03日

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