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教科書にない!
この面白さ、時代の織り成す綾の不思議。最高の歴史文学のひとつだとおもいます。白村江の戦いや大宰府の設立、烽の連絡網など、二人に後の藤原氏のご先祖が絡んで、目が離せません。全巻一気買いしました。
Posted by ブクログ
イタい兄弟。白村江も凄かったけれど、鎌足、息子の定恵を天智に差し出す~の段。
あまりにゆっくり過ぎるので壬申の乱まで、見届けられるのか、わたし…
白村江大敗からその後まで
白村江大敗からその後まで
白村江で中大兄皇子、大海人皇子、中臣鎌足が唐軍に捕まって脱走するさまが描かれていますが、倭国は記にもあるよう唐を相当意識していますが、唐は倭をほとんど意識せず、その後捕虜も幽閉されもせず、返還の儀式もあったので、唐が倭を敵国として戦ったわけでもないからこのシーンはどうかなと、
学僧定恵が鎌足の子として描かれ惨殺されるまで描かれてます。
Posted by ブクログ
豊王が中臣鎌足になり、息子の定恵暗殺される7巻。
中大兄・鎌足・大海人。三者三様の思惑が絡み合っての定恵暗殺に至ります。
定恵に対する思いやりの心情がありつつも、それを利用する大海人が一番怖い。純粋なほどに、親子の絆・情を信じて逝った定恵が余計に冷たさを際立たせます。
定恵殺害の報告に居合わせた3人。あの雰囲気は尋常な神経では耐えられない。鵲が逃げだすのも納得。