運動部の中でもかなりマイナーな競技である「薙刀」に挑む女子高生たちの物語。
主人公の旭は何の取り柄もない高校1年生。競技人口の少ない薙刀なら、未経験者でも活躍するチャンスがある！という先輩の口車に乗せられ入部するも、根っからの鈍臭さのせいであっという間に置いてきぼりに。それでも誰より努力して、少しずつ自分の特技を見つけてゆく…！
と、非常に王道のストーリー展開のようですが、本作の真の見どころは、主人公を含め登場人物のほとんどが「性格にやや難あり」なところ。ひとクセありすぎるチームメイトやライバル達に苦労している内気な旭ですら、実は超が付くほどの野心家。隙あらば皆より抜きんでて活躍してやろうと、常にチャンスをうかがっています。
先輩・後輩・指導者と、立場に関係なく口汚い罵りあいが展開されるのに、不思議と芯の部分では仲間同士で支え合っている。仲がいいのか悪いのか。女同士とは、それが一見わからないくらいの関係が面白いのかもしれません。
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冒頭から面白い
これは面白いです。笑
まず、「薙刀」という着想が面白い。そして、冒頭から露出狂の下半身を凝視する主人公。「ぶんぶんぶん」に合わせて薙刀を振るう、美女たち。
しかし、けしてふざけたギャグ漫画ではありません。少女たちの、ひたむきな成長記なのでしょう。
これは続きが読みたいです。作者は人を楽しませるのが好きな人なんだろうなあ。
読み応えあります。
読んで見ました。
冴えない感じの主人公の女の子が電車で痴漢に遭う、それを助けてくれた女の子が薙刀部の人で、主人公は薙刀部に入部するといった内容です。感想としては袴姿が可愛い。それから薙刀って何？って感じだったので、読むとこんなスポーツなんだ！と知識も付いて楽しみながら読めます。主人公がこれからどんな成長をしていくのか楽しみです。
主人公が変わりたいと思う気持ち
絵は可愛らしく読みやすいです。
主人公もパッとしない感じの子で、共感がもてます。
薙刀の存在もよく知らなかったのですが、この漫画を見てカッコイイなぁ～と思いました。薙刀を通じて、主人公が高校で心機一転変わりたいという意志がとても伝わってくる作品です。
続きが気になります^^*
珍しい薙刀漫画
珍しい種目の部活漫画に惹かれて読みました。
続巻も含めての感想ですが面白いです
1巻のみ読むと
･女子高生達の言葉遣いの悪さ
･主人公があまり可愛くない
･盛り上げようとして空回りするシーンを天丼
が気になってちょっと…という感じでしたが2巻3巻と読んでると話に引き込まれました
読みやすい
薙刀のことはほとんど知らない自分でも面白いと思いました。流石に始めたての主人公たち一年生はいい結果は残せませんでしたがこの後の成長をきたいしています。
なぎなたって？
なぎなたを知らない人でも読み始めから惹きつけられる。実際、痴漢に足蹴りなんてできないけど入ればヒーロー。そんな人が部活の先輩なんて微妙に怖い。でもやりがいありそうなところには同感。旭ちゃんがこれから活躍して行くのだろうけど、人間関係が鍵だと思うのでアメリカン・ドリームをつかむ姿をぜひ見て見たい。
爽やかで本格的なスポ魂漫画
どんくさい少女が薙刀部に入って才能を開花させていくストーリー。美人な先輩、太っているのに機敏な先輩など主要登場人物のキャラが面白く、笑えるシーンも満載です。かわいい女の子たちがたくさん出てくるのですがエロや恋愛はほぼなく物足りないと感じる人もいるかもしれません。しかし試合のシーンには迫力があり、薙刀というマイナーなスポーツでもかっこいいと思えます。挫折を繰り返した末に主人公の旭が団体戦で勝つシーンは鳥肌もので、丁寧に描かれた本格的なスポーツ漫画なので性別問わず楽しめると思います。
薙刀を扱った珍しい漫画
非常にマイナーなスポーツである薙刀を全面に押し出した漫画であり、とても新鮮です。とはいえ、主人公はとてもドンくさいですし、周りにいるのはくせのある女の子ばかりで多少好き嫌いは分かれるでしょう。しかし、絵が非常に可愛らしいですし、私は高校の部活動を一生懸命に取り組む彼女たちの姿がとても清々しく見えました。
女のコの青春
秘密の花園、女子高生の部活動を描いた青春漫画。
主人公は二つ坂高校に通う東島旭。女子高生の青春を「薙刀」という武道通して描いた作品。
旭は元々美術部であったが、競技人口の少ない薙刀をやれば全国大会に出れるという甘い言葉に誘われて入部するが、そこは彼女が軽々しく思っていたものはなく、苦労を重ねていく。。
Posted by ブクログ
いま流行りの少女部活動もの。
運動音痴だった文科系女子高生が体育会系に初挑戦、といういかにもありがちな王道ストーリーだが、女子がどぎついキャラクターが多くて、印象に残る。
しかし、最近の女性漫画家はあっけらかんとしてるな。
主人公が古くさい眼鏡じゃなかったら好きになれるんだけど。
Posted by ブクログ
薙刀の事はあまり知らなかったのですけど、
スーっと読まされてしまいました。
メガネの旭ちゃんが挙動不審で可愛い。
こういったマイナースポーツは、
どうやってルールを読者に伝えるかが
重要になってきます。
「解説」という形に頼ることなく、表現し尽くしているので
好感が持てます。
Posted by ブクログ
今までにない新しい部活漫画の誕生と言っていいかもしれない。
主人公が”女の子”のスポーツ部活漫画でこれだけ汗臭くて暑苦しくて泥臭いスポ根ものは今までになかったかもしれない。それができるのはこの漫画が少女誌でなく青年誌に掲載されているからか。エースをねらえ！やアタックＮｏ．１の時代ならまだしも、今の時代にこんな汗にまみれたスポーツ漫画を少女漫画に掲載していたら、あまり受け入れられなかっただろう。
少女漫画でこの「あさひなぐ」のように暑苦しい部活漫画が今の21世紀に存在しないのは（もしかしたら自分が知らないだけかもしれないが）、多くの女の子たちに受け入れられる漫画が、恋愛漫画ほぼ一択になっていってしまったせいだと思う。特に今は主人公が恋愛初心者の純情ものが流行っている。そんな中で連載されているこの漫画はとても貴重な存在だ。
「あさひなぐ」は私が今までに読んでみたいと思っていた、女の子が体育会系の部活に打ち込んでいくスポーツ漫画の要素を見事に取り入れてくれている。
その理由の一つとしてあげられるのが、恋愛要素がちんまりとしかないということ。
１巻では「さらば青春」と恋愛に絡みそうな展開に対して、主人公・旭が決別するシーンがある。坂を屈んだ姿勢のまま駆け上がりついには鼻血を出し、そんでもってとどめに気になっていた男子にその姿を見られ引かれる。女子にとってはこんな可愛くない姿（というか無様な姿）を見られたら、そりゃあショックは受けるわ絶望するわと納得するシーン。そこからその男子との直接的な絡みは減っていくが、間接的な絡みは実は健在であり（その理由がまたありがちな設定にあるけど、それは本編を読んでから知ってほしい）、話数を重ねていくとその男子との淡い恋模様が描かれてたりする。（けれどそれも本当にちょっとだけ）
これだけ打ち込んで努力しているんだから、旭には強くなっていってほしいなと思う。これから展開が気になる非常に楽しみな漫画に出会えてとてもうれしい。
Posted by ブクログ
現在１7巻。
東島旭が高校でなぎなた部に入部し、落ちこぼれから成長していくのを部員たちとの生活を交えながら描く。
かなり努力家な主人公。
ただスポ根だけじゃなくて、部活での人間関係や、恋愛も描かれている。
Posted by ブクログ
『薙刀というマイナーな部活に文化系の女の子が入部する』というところが面白そうなので購入。
一巻では薙刀の基本的な構えや技などを丁寧に教えてくれている。
キャラクターも個性的で、誰が誰だか・・とうことにはならないと思う。
主人公が地味で貧乳だったりするところや、のほほんとした女の子らしい子が毒舌だったりするところがとても良い（笑）
しかし、一巻において公式戦が始まってしまってからが少々読みにくさが目立つ。
おそらく『試合ルールや点の取り方などを実践している姿を見ながら（主人公及び読者に）解説する』点が極端に少ないからだ。
逆にそういったものが一々ないから『スピード感のある試合』としてみることができるが、
最初はもっと丁寧だと良かったんじゃないかと思う。
そして、一年生からの視点なので、二年生より三年生の存在がはっきりしないため、初めての公式戦敗退においての感動がイマイチ伝わりにくいように思えた。
一所懸命に部活動に励む女の子たちを『観る』漫画なので、そういった傾向が好ましい方にはオススメ。
