【感想・ネタバレ】バイオーグ・トリニティ 9のレビュー

「鳥になって空を飛びたい」と思ったことがある人はたくさんいるはず。そんな“昔ギリシャのイカロス”な方に朗報!この作中に出てくる「バイオ・バグ」でバシっと実現できますよ。
両掌に穴が空き、好きなものと融合できてしまうという病気「バイオ・バグ」。作中には、蝶やバイク、金魚や重機といったものと一つになった人が登場。読めば、あなたも何かを取り込みたくなるはず!
と、「バイオ・バグ」を中心としたストーリー展開ではあるが、気になる設定も満載。背景で巨大ロボが戦ったり、川に巨大生物がいたりと、大した説明もなく当然のこととして進行する展開は謎の一言。そして、細かな描写は超スタイリッシュで。謎と相まって、引き込まれ。ハマる。
「大暮維人×舞城王太郎」のまさかのコンビに、してやられてしまう作品。何も考えずにハマってはいかが。

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Posted by ブクログ 2016年07月01日

"「すみません ウチの穂坂がいつもお世話になりまして」
「敬語はやめろ 俺の方が違和感あるぜ
40年前は俺ら同級生だったわけだしな…です。」

「んっ んーーー んんん?
なんか今……とんでもないこと言いませんでしたか?さらっと」
「だから敬語はやめやがれ です。
そのツラで言われるとむし...続きを読むろムカつきやがるぜ です。」
『この人がアホなのか…それともやっぱオレがアホ?
まったく意味がわからな……』"

よんっ……40年前??

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Posted by ブクログ 2018年06月15日

7巻までは密度が丁度よかったが、それ以降は舞城節も維人絵も詰まり過ぎてて疲れた。ただ、ラストの引きは絶妙で、流石はミステリー作家でもある舞城王太郎って感じで、次巻も読みたくなった。

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