『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
何か変態が出てきた
変なやつが出てきたなと思ったら、とんでもなく危険なヤツでしたね。
主人公もなんとか窮地から助かったと思いきや、まだまだ狙われているみたいなので、続きが気になりますね。
月山習
出ました!!!月山習!!!隻眼の喰種の存在も気になります。トーカちゃんと友達や、錦と彼女の繋がりに、人間と喰種も共存していける希望と、やはり障害が多すぎる絶望を見ました。
月山
月山のクズさ加減がたまらなくクセになる。金木くん最初弱々しかったのにだんだんタフになってきてワクワクする。惚れそう
Posted by ブクログ
【あらすじ】
「喰種捜査官」との一戦を終え、世界の闇を垣間見たカネキ。人間と喰種。それぞれの声でざわめく「あんていく」に、“美食家”喰種・月山が現れる。未知なる味を追求する月山の目に、カネキが怪しく映る時、晩餐の幕が上がる――!
【感想】
Posted by ブクログ
トーカちゃんが人の食事を早く吐き出したい
というのではなくて、折角作ってもらったから
きちんと食べたい、というのが泣ける。
人間の食事がまずいだけでなく、体調がおかしくなるから
吐き出さないといけないというのが
余計に辛いと感じる。
ヒデは1巻の最後で既に話を全部聞いていた様子だったのが
ここにきて喰種のことを調べている描写が出てくるのは、
金木くんが大事だから知ろうとしてくれているのだろうなと思う。
月山さんはとにかく気持ち悪く不気味なのに
何故か憎みきれないキャラにも思えてしまう。
Posted by ブクログ
肉じゃがの話、なんとも言えないよな。
グールだけど、人間のふりをして友達もいる。
若いから、諦めないで、模索してる。
いつか、破滅するまで?
主人公は美食家の手にかかりそうになる。
あんまり存在認知されると、
グールすらも安全な居場所ではなくなるんじゃないか?
Posted by ブクログ
あんていくに現れる美食家月山。
四方は金木にイトリを紹介する。
隻眼の喰種。利世の事故現場で目撃された不可解な影。喰種のレストラン。