『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種（グール）を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。
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変なやつが出てきたなと思ったら、とんでもなく危険なヤツでしたね。
主人公もなんとか窮地から助かったと思いきや、まだまだ狙われているみたいなので、続きが気になりますね。
久しぶりに何度も何度も読む漫画と巡り合いました。
まあ、世界観というよりもどっちが善でも悪でもなく。それすらわかったう上で立ち上がる金木君の強さ。そしてそれのおおもとにある弱さの人間らしさ。
グールも人間も。それぞれの個性が際立って、バックボーンに何があってこの物語はずっとずっと未来へと続いていくん...続きを読むだと感じさせる、素晴らしい作品だと思います
出ました！！！月山習！！！隻眼の喰種の存在も気になります。トーカちゃんと友達や、錦と彼女の繋がりに、人間と喰種も共存していける希望と、やはり障害が多すぎる絶望を見ました。
月山のクズさ加減がたまらなくクセになる。金木くん最初弱々しかったのにだんだんタフになってきてワクワクする。惚れそう
匿名 2022年09月28日
美食家と呼ばれる喰種・月山習が初登場し、カネキくんに興味津々で急接近してきます。喰種の会員制レストランは、名作に準えることでより恐怖心が煽られました。料理の感想といい、カネキくんは面白い表現をするなぁと感じます。
Posted by ブクログ 2017年07月31日
【あらすじ】
「喰種捜査官」との一戦を終え、世界の闇を垣間見たカネキ。人間と喰種。それぞれの声でざわめく「あんていく」に、“美食家”喰種・月山が現れる。未知なる味を追求する月山の目に、カネキが怪しく映る時、晩餐の幕が上がる――！
【感想】
Posted by ブクログ 2012年09月29日
面白い、の一言に尽きる
もちろん、４巻そのものも面白いのだけれど、リアルタイムで毎週、読んでいる身としては、五巻への期待を大いに膨らませてくれる、この意味で面白い、と言いたい
この背骨を引き抜いてくるような仄暗さは癖になる
あと、何気にオマケ漫画のレベルが高いのも魅力
Posted by ブクログ 2021年08月10日
トーカちゃんが人の食事を早く吐き出したい
というのではなくて、折角作ってもらったから
きちんと食べたい、というのが泣ける。
人間の食事がまずいだけでなく、体調がおかしくなるから
吐き出さないといけないというのが
余計に辛いと感じる。
ヒデは1巻の最後で既に話を全部聞いていた様子だったのが
ここにき...続きを読むて喰種のことを調べている描写が出てくるのは、
金木くんが大事だから知ろうとしてくれているのだろうなと思う。
月山さんはとにかく気持ち悪く不気味なのに
何故か憎みきれないキャラにも思えてしまう。
Posted by ブクログ 2013年10月30日
４巻までいっきに読みました。
面白い！、、というのは、表現が悪いかもしれませんですが、続きが気になってたまらない話ですね。
いつの間にか、人間ではなく、グール目線で読んでしまっている事に、戸惑いを覚えました。
Posted by ブクログ 2013年08月08日
今回は仕込み編。イトリの登場からリゼの死の謎に触れ、喰種のどん底とも言うべきレストランが描かれている。
様々な喰種を描くことによって物語に深みを加える一方、捜査官側からはあくまで駆除すべきものであるという定点からの視点が保つ。
二つの視点に明瞭な意図が感じられて、非常に読みやすいところだ。
美食家の月島くんが登場！隻眼の喰種の話も非常に興味深い。
トーカちゃんの友達を大切にするシーンや錦とその彼女さんの場面では、人間と喰種の間にも絆はできるんだなと感じさせられた。
Posted by ブクログ 2020年09月25日
肉じゃがの話、なんとも言えないよな。
グールだけど、人間のふりをして友達もいる。
若いから、諦めないで、模索してる。
いつか、破滅するまで？
主人公は美食家の手にかかりそうになる。
あんまり存在認知されると、
グールすらも安全な居場所ではなくなるんじゃないか？
Posted by ブクログ 2015年04月07日
東京喰種内の大人な男で誰が好きかで言うと、私は断然四方派（笑）。月山はキャラとしてはイケメンで変態と言う高いスペックを誇るし、面白いし滑稽だし、色々詰まってるけど、味の濃いしつこい料理と言うか、一回食べたらもういいわ、となる（笑）。
人間を「食糧」と見下しながらも、人間の残酷さ、食料を楽しみながら殺...続きを読むし食すグールも醜い人間の側面を有している。正に同族嫌悪。『晩餐』で描かれている解体ショーは、食物連鎖の弱肉強食と言う自然の掟とは根本的に「食う」目的が違っている。むしろ宗教戦争の様に思える。宗派が違うだけでどこまでも相手の「人間性」を無視できる人間の冷酷な本性。
Posted by ブクログ 2015年01月07日
第四巻。
美食家・月山が登場。
金木が急激にレベルアップした気がするんですが、喰種だとこんなもんなのかな。
隻眼のお話も出てきて続きが気になります。
Posted by ブクログ 2014年12月23日
あんていくに現れる美食家月山。
四方は金木にイトリを紹介する。
隻眼の喰種。利世の事故現場で目撃された不可解な影。喰種のレストラン。
Posted by ブクログ 2014年08月11日
東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らって生きる怪人・喰種（グール）となってしまった少年の苦悩と恐怖を描くダークファンタジー。喰種を狩る喰種捜査官との一戦を終えた主人公・金木の前に“美食家”と呼ばれる喰種・月山が現れる。金木の不思議な匂いに興味をそそられた月山は金木を恐るべき晩餐に誘い…。実力者・...続きを読む月島の胡散臭い英語やらフランス語やらクレイジーっぷりやらが楽しい今巻。ちりばめられた伏線や謎にグイグイ引き込まれますなぁ。
Posted by ブクログ 2014年07月26日
美食家喰種の月山登場。キザな変態キャラは嫌いじゃないけれど、まあ、ありがちかな、と。
意外に強かったヨモさんだけど、カネキくんのことを煽ったり、助けたり、どうも性格がつかめません。
隻眼のハーフ喰種の都市伝説が出てきて、カネキくんがトラブルに巻き込まれるフラグ。
Posted by ブクログ 2014年12月28日
1巻の最後でヒデはもう気づいているし，しょっぱなの下りはその再掲という意図？
食べ物のまずさについての表現がエスカレートしてて，流石に「虫の羽の歯触り」なんて知らないだろうと思った（笑）
あと作品屈指の変態（だと思う）月山の登場．まだまだ大人しくしてる方だと思うけど，色々ぶっ飛んでて面白い．
シリーズ作品レビュー
