ヒロイック・ファンタジーの王道『七つの大罪』。
作品タイトルとなっている「七つの大罪」は、七人の凶悪な大罪人から結成され、かつて王国最強とうたわれた騎士団です。
しかしながら王国転覆をはかった罪により、現在王国を牛耳っている「聖騎士団」から追われる立場となっていて…。
と言うと、どんな極悪非道の連中が出てくるのかと想像してしまいますが、実際は女の子(エリザベス)にセクハラをすることが大好きな酒場の店主だったり、好きな女の子とうまくおしゃべりがすることができなくて赤面してしまう妖精だったりと、どこかゆる~い人たちでした。
そんなメンバーによる「七つの大罪」ですが、皆が皆、志を同じくするチームメイトというわけではないところが魅力でもあります。
互いに明かしていない過去や秘密があったり、メンバー間での目的が異なれば別行動をとったり、と…一人ひとりが勝手気ままで謎が多く、各人好きなことを言っては自由に動き回るので、我々読者の予想のつかない物語展開を次から次に見せてくれます。
また、個性的なキャラクターたちがそれぞれが自分の持ち味を活かして戦うアクションシーンは迫力があり、読み応えがあります!
私の好きなキャラクターは、巨人族のキュートな僕っ娘(しかも巨乳)・ディアンヌなのですが、巨人族ゆえに戦闘能力が高く、土や木をなぎ倒して戦う姿は圧巻です(それなのにちょっと天然ボケで虫が苦手、というのもめちゃくちゃかわいい)
王道のファンタジーマンガが読みたいという方に全力でおすすめ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
154冊目『七つの大罪 32』(鈴木央 著、2018年6月、講談社)
「真・聖戦編」改め「vsエスタロッサ編」がスタート。
これまであまり見せ場のなかったモンスピートだが、ここに来て株が急上昇。
三兄弟のうちエスタロッサだけ大人の体型になっているのには何か意味があるのだろうか?
グレアモール/ドレファス/フラウドリンの見る幸せな夢、ホークvsハウザー、エレインとバンのショッピング、新〈豚の帽子〉亭のデザインについての番外編も収録。パンツの話はマジでキモい。
〈ずっと お前に 伝えたい 言葉があった〉
Posted by ブクログ
アーサー王伝説前日譚、最強最悪の騎士団"七つの大罪"の活躍を描くファンタジー第32巻。
聖戦進行。女神の力も借りつつ順調に歩を進める人類だったが、エスタロッサの登場で一変。戒禁の力を取り込み暴走する彼を止めることはできるのか。。。
デリエリとモンスピートかわいそう。
番外編のパンツの話はなんじゃこりゃ。。。