感情タグBEST3
Posted by ブクログ
壮大で荘厳。圧倒的で、よくぞこんな手に取れる媒体に収めちゃいましたねと、圧巻。
恐怖というより畏怖。
オカルト。
結論や結果を求めるような本ではないと思う。なので、ファンタジー的なものを求めて読むとがっかりするよ。
すごいなー。すごいなー。
命の生まれる奇跡。
Posted by ブクログ
・3回目くらいの再読。
・海のすべてを描くつもりかってくらい凄まじい絵。特に最終巻の『誕生祭』、ページを埋め尽くすほどの大量の生物が縦横無尽に動き回って、もはや狂気。
・「けっきょくあれは何だったん?」って要素がたくさん。でもそのもやもや感すら物語の底知れなさにつながるのでずるいな。
・読むと海辺に行きたくなるいい漫画です。
とにかく絵が綺麗でこの世界に引っ張り込まれました。内容ももちろん◎
最後まで読んでしまうのがもったいなく、じっくり読みました。
人にオススメしたいけど、どんな物語か言葉にならず「とにかく読んで」しか言えない。
今このタイミングにこの物語に出会えて全身がよかったと叫んでます!!
Posted by ブクログ
とにかく迫力が凄かった!!あと、絵がとても綺麗。内容は私には難し過ぎて理解出来なかった部分も多いけれどそれでも面白かったし、また暫くしたら読み返したいなと思う作品。地球や宇宙や私たち生き物についても考えさせられ、おそらく考え方が変わりました。
Posted by ブクログ
何度読んでも凄いと思う。圧倒されます。
でも、本当に分かってるの?と言われるとなにもわかってない。圧倒されるのみ。
大好きな世界。でも4巻までが特に好き。
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考えるな、感じろ…といわんばかりの迫力で描かれた誕生祭本番でした。色と音が加わったらどれほどの迫力でしょうか。アニメ映画版を見たくなりました。
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最終巻。ようやく購入。
クライマックスとなる誕生祭「アレ」が描かれるが、その解釈は読者に委ねられる形に。ひたすら作者の圧倒的な画力で神秘的な場面が続く…結局アレは一体なんなのか……
「一番大切な約束は、言葉では交わさない。」
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「宇宙をひとつの生命体とするなら、海を抱く地球は宇宙の子宮である」という思想と、その思想を表現するのに十分な絵の力があってこの物語は成立している。
よく指摘されているように、これはエンタテインメントとしてのコミックの枠からはみ出しており、人間と地球と宇宙の関係を語る叙事詩になっている。
目に見える結論がはっきりと出されていないため(もし出せば自己矛盾を起こしてしまう)、難解だと受け取られがちだけども、これはもう「考えるな、感じろ」の世界だね。
「本当に大切な約束は言葉にできないもの」って何度も出てくるけど、それは言葉にすることによって、言葉で救いきれなかったものたちが削ぎ落とされてしまうからで、しかも削ぎ落とされてしまったものの方が本当は多いのだ。
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1~5巻で完結、全部よみました。
人間と海の関わり。
美しく巨大で謎に満ちた神秘の世界。
画の表現力がすごい。
白黒で限られたコマ割りスペースなのに、
海の大きさ、静けさをイメージさせるスケール感がある。
やっぱり自然ってすごいよな、って思わせられました。
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読み進めるうちに自分も海に潜っているような感覚になっていく。終わり方は意外とあっさりしていたが、五十嵐さんの作品は思想と事象の結びつきが楽しいので何回でも読めてしまう。早く次回作が読みたい。
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おお!堂々完結!!もはや5巻は漫画と呼べるのか…(笑)壮大な世界が描かれている。る。る。ら。大好きな作品。ただ、なんだかメンインブラック見たくなった(笑)
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海を持つこの地球は宇宙からすれば子宮なのかもしれない。
空と海は表と裏、その間の陸にいる僕たちはその狭間で一生を終えていく。生命は海へ、空に流れては繋がっていくのだろうか。
五十嵐さんの漫画の中にある世界の秘密、不思議は読むものの核に呼応するような気がする。
Posted by ブクログ
カクカクしていない生っぽい線で描かれる画は観て楽しめた。
けれど、だんだん抽象的というか哲学的になってきた物語のほうは、正直厳しかった。
それを楽しめる余裕がある時にまた読み返したいです。
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自分たちが大きな何かの一部。みたいな考えをしたことある人は少なくないと思う。
そんなことを突き詰めて考えたことのある人には受け入れやすい話かもしれない。
また、物語としては途中の挿話のはさみ方や絵の迫力など素晴らしい。
こんな風なマクロな世界があるのなら、自分の中にミクロな世界があって、よく歌う鼻歌が身体に響いて『ソング』として扱われてるかもしれない!
解釈は間違ってるかもしれないが、誤解を恐れずにいうと「人間よ奢るな」って話かな?
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ストーリーではなく、一種の詩や思想書のようなつもりで描かれた作品。言葉では到達できない真理について、随所でほのめかされる。その意味で神秘主義的である。
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私は海で泳ぐのがあまり好きではありません。でかくて、深くて、生き物がいっぱいいて、計り知れないところが怖いからです。でも遠くから眺めるのは好き。
大胆な構図と、美麗なイラストで、そんな海の恐ろしいまでのスケールの大きさと美しさが表現されていました。ああ南の島に行きたい…。
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最終巻。
こんなに理屈っぽい話だっけ? こんな絵だったっけ?と読み終えた後1巻から読み直して見たけど最初からそうだったww
壮大な物語は、時間を掛ければ掛けるほど、読み手が「ものすごいエンディング」を脳内で作ってしまうなぁと。
語られないものに意味があるのは「魔女」と同じだけれど、私は通じない齟齬ばかりの「言葉」が好きだなぁと思った。
Posted by ブクログ
完結です。漫画として成り立っているかは意見の有るところだが、一人の作家の作品としては素晴らしいものだと思う。宮崎駿がたどり着いたように、語らずとも心に響く絵を描く事が作家性であるのならば、この一冊は成功しているのだろう。しかし、万人に受け入れて貰えるか、前四冊をまとめる一冊と考えて貰えるかは別だろう。今作の途中に描いたSARUでの経験が結実したのだろうか。
こう言う作品は体力使うね、読むのに。