【感想・ネタバレ】ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~のレビュー

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ビブリア古書堂シリーズ第3巻
お母さんとの繋がりが見えてくる今回。
ますます智恵子さんとはどんな人なのか気になってきちゃう!
そして大輔さんと栞子さんとの関係もどうなっていくのかソワソワしながら読んでいます。
チェブラーシカ、ちゃんと見た事ないから見てみたいなあ……
タンポポ娘もどんな話なのか気になる!今でも読めるのかなあ……

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2024年04月03日

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 『春と修羅』で登場する婦人は、さすが智恵子のお友達。兄夫婦よりずっと性質が悪いと感じるのは私だけだろうか。ビブリアシリーズは少し苦味の残る後味が癖になる。ほっこりする『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は、この曖昧な情報から目当ての本を探し当ててくれる存在が身近にいることが羨ましい。昔読んだあの本何だっけ?と思い、自力で見つけられる人は少ないだろう。そんなサービスあればいいのに。
 本編3作はもちろんのこと、プロローグ・エピローグの『王さまの耳はロバの耳』が面白い。葦ではなく本人だったが。智恵子の存在が巻を追うごとにどんどん大きくなっていく。

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2024年02月05日

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ネタバレ

3巻になって、ますますおもしろくなったなという印象です。
3巻まで読んで、この本は、栞子さんとお母さんとの和解が大きなテーマになっているのかなと思いました。
この本は、1度登場した人物の斉藤所の仕方が上手だなと思いました。なかよしの家の話が今までの話の中で1番好きかもです。
次の巻あたりで、ビブリア古書堂の様子をなぜお母さんが知っているのかについて、栞子さんや大輔も気づくのでしょうか。4巻も楽しみで仕方がない。
クラクラ日記は、灯台下暗しなんですね。

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2024年01月22日

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ネタバレ

とりあえず『たんぽぽ娘』を読みたくなった。今作は本の内容にも触れていて実際に読んでみたいと思わされることばかりのお話でした。
第二話の坂口夫婦の話では思わず泣いてしまった...。感動するとは思わなかったけど、3巻はまた読み返したいと思うほど私にはグッときました。
最後はしてやられた、予想外。面白かったです。

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2023年05月19日

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古書に絡んだ事件が発生するライトミステリーの第3巻。
古書店経営者同士での古書のやり取りをする会場の話に
知り合いの女性からの本探しの依頼。
最後は、古書収集家の遺産が絡んだ話の3本建て。

今回は、第4弾への序章のような流れで終わってるので、
第4巻を読まないとと言う気にさせられます。
2022年12月現在、
すでに刊行されてるので次をすぐ読めば良いのでしょうけど、
自分は続けて同作者の作品を読むということをあまりしないので、
近い将来読むことを楽しみにしてます。

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2022年12月21日

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『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』を読んで
自分の価値観って幼い頃に読んだ本が下地になっているんだなと改めて思いました。読んでいる当時は影響は少ないかもしれない。でも、大人になって重大な選択ができるようになった時、かつて自分が好んだ物語が明日を分ける答えになる。

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2022年10月07日

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シリーズ3作目。
未読の時の印象は、ライトノベルだし雰囲気だけのキャラクター小説だろうと舐めていた。実際に読み始めると、解決までの論理展開がロジカルで、腹落ちする展開。加えてキャラクターが生き生きと描かれていて、謎の背景も切ない。ただのパズル小説にとどまらず、人間ドラマとしても成立している。
要するに面白いのだ。
題材の書籍にも興味を惹かれて読んだりしている。

●プロローグ 王さまの耳はロバのみみ
●第一話 たんぽぽ娘
古書市場で書籍が盗まれた。アリバイの無い栞子に疑いがかかる。「たんぽぽ娘」の無くなった状況から犯人の目星をつける栞子だったが…。
●第二話 タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの
常連が探している絵本。実家にヒントがあるかもしれないと同行を依頼される栞子たち。依頼してきた常連の女性は家族との関係が悪かった…。
●第三話 春と修羅
宮沢賢治の初版本が盗まれた。調査を依頼された栞子たちは所有者の兄夫婦に話を聞く。盗まれた時間に所有者と兄夫婦は客間で話し合いをしていたと言うのだが…。
●エピローグ 王さまの耳はロバのみみ

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2022年07月19日

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「2」から随分と間が開いたが、楽しい読書でした。そうそう、「たんぽぽ娘」も読まなきゃね。確か次作は「このミス」にランクインしたやつだったよね?

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2022年06月22日

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第三巻の白眉はロバートFヤング「たんぽぽ娘」です。今では復刊されているので手に入り易くなりました。関連書でお薦めは、梶尾真治「クロノス•ジョウンターの伝説」です。「たんぽぽ娘」が重要なモチーフになった傑作です!
そして「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」も良いです。今ではこの本も、復刊されてます。中身は、有名なあのキャラクターですよ。

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2022年05月01日

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第3巻ともなると安定の物語という感じですが、安定し過ぎて流れていく感じもあります。ミステリ部分が少し軽いのかな。判り易い展開というべきか。それでも物語の面白さでグイグイ読まされます。
前々から自分の気持ちを素直に表せないで、人間関係ギスギスしちゃう人の話が多かったですが、今作でもそのパターンが見受けられます。それは栞子さん自身がそうだから、外堀を埋めるように栞子さんと母親の確執の正面対決へと至る為の道程としての表れなのでしょうかね。

しかしあの作品がああいう形で出てくるとは!? しかも最近あの作品のアレが元々アレだったことを知ったばかりだったので、そのタイミングにニヤリとさせられました。

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2022年05月18日

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ネタバレ

栞子さんの母親のミステリアスっぷりがとても気になる。嫌われているようで、頼りにもされていて、欲望のためにあくどいことも行える人物。この人がたぶんキーになるんだろうなぁ。

まさか妹がずっと一方的な連絡を送り続けているとは思わなかったし。続きがすごく気になる。

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2024年05月11日

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ネタバレ

感想
美人だが本の事にしか興味がない栞子さんがズバズバ問題を解決していくのは痛快。

栞子が探していたクラクラ日記を妹が持っていた事実と次第に明るみに出る母親の存在。謎解きで危ない依頼を今後受け取るかもしれない不安感など、今後の展開が気になる。

あらすじ
古書店同士の揉め事の解決、坂口夫人が探している本、昔の常連だった玉岡さんが盗まれた本を取り返したい依頼の三本。

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2024年05月05日

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ネタバレ

大輔と栞子さんの距離を縮めつつ、母親の謎に徐々に近づいている感じで終わった。
本に関する謎よりも、単純に盗難の謎解きの方が多かった。

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2024年03月30日

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軽いタッチで読みやすく、惹き込まれるように読み終えました。
一巻から少しずつ時間が過ぎていく中で、古書を軸に、そこにまつわる人々の交わりが巧みに描かれています。

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2024年03月18日

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ビブリア古書堂の3作品目です。
やっぱり面白かったです。
今回は、栞子のお母さんの秘密に少しだけ迫りました。
栞子と大輔の関係も一進一退で、見ていてほっこりします。
続編が早く読みたいです。

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2023年08月04日

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数年振りの再読ですが、あっという間に読み終わりました。
フィクションとノンフィックションを織り交ぜていて、やはり面白いです。
物語自体の謎も徐々に開く深まっていき、先が気になります。

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2023年07月10日

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栞子さんのお母さんは、ビブリア古書堂の現況や大輔の事まで知っていると。その謎やお母さん自身のことも少しずつではあるけど明かされていく。ミステリーとしてはもちろん、古書の世界など知ることができるのも楽しい。

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2023年04月17日

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なるほど。妹結構賢いやん。あんまり書くとあれだからこの辺で。ってあんま書いてない。栞子さんに五浦さん、灯台もと暗しですよ。

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2023年03月10日

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栞子さんシリーズ3作目

古書とそれに関係する人物にまつわる謎を栞子さんと大輔が協力して解いていく
またその中で家族に関する謎の手がかりも発見し同時進行で進んでいく

個人的オススメはやはり2話
坂口夫妻絡みは良い話が多い

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2022年10月26日

購入済み

鎌倉が舞台

鎌倉の近辺に住んでいるので、自宅近くに物語のような古書店があればいいなと思いながら本書を読み進めております。w

#ドキドキハラハラ #感動する #タメになる

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2022年05月21日

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古書にまつわる謎解きもさることながら、栞子さんと大輔との恋の行方も気になりますが、2人が車でお出かけと言ってもデートではなく、行き先はもっぱら古本屋巡りのようで…。

古書店同士のあいだで、それぞれの地域に古書組合というのがあって、会館などに集まって同業者同士の古書の売り買いが行われているそうです。
どの世界にも一般人の知らない裏事情があって、この本でさまざまな知識が得られて面白いです。
一癖も二癖もありそうな個性的な古書店仲間も登場して、さらに物語が広がっていきます。

宮沢賢治『春と修羅』
この、パラフィン紙に包まれた函入りの古い本にまつわる謎は、読んでいて鳥肌が立ちました。
宮沢賢治が生前に刊行された著書は、『注文の多い料理店』と『春と修羅』の二作品だけで、探してほしいと依頼を受けた初版の『春と修羅』は、賢治自身が推敲した手入れ本だったのだそうです。
文学好きにはたまらない逸品ですよね。

母智恵子の存在が、まだまだ謎めいたままで、姉とは正反対で、人付き合いのよい妹の篠川文香がその鍵を握っていそうです。

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2022年05月13日

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栞子さんの母親にまつわる話が多かった。少しずつ、どんな人なのかがわかってきてこの先がどうなるのか楽しみ。一口に本といっても、古書には色々な付加価値がつくものなんだなあと勉強になる。まあ、その価値がわかる人にしか気づいてもらえないのが難しいところ。

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2022年04月30日

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思いもよらぬところで、栞子さんのお母さんが情報を得ていることがわかった巻。『クラクラ日記』が近くにあることに気がつくのはいつになるのかな。

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2022年04月29日

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シリーズ3作目。
特に大きな変化が訪れるわけではないけど、栞子さんが今回も冴え渡っているのと、行方不明のはずの母親に関する秘密が見え隠れしている。
妹が何か鍵を握っているっぽいのが気になる。

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2021年10月10日

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篠川家の秘密が徐々に暴かれる…。ジワジワ面白くなってきてる感じ。そして古書についても深く知ることができて、古書に興味が湧いた。神保町とか神田を歩く方々の気持ちがちょっぴり分かった気がする。

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2024年05月09日

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最初に文香の日記帳風があったので、今回の話しに関係してくるのかな~と思っていたけど、まさかそうくるとは…と良い驚きで楽しく読めました。出てくる本を読みたくなるお話しでした。

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2023年06月09日

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読み終えてから、しばらくして「セレクトブック」に収載されている『たんぽぽ娘』を読みましたが、原文を読んでおくとまた印象が変わるということを、読み返して気付きました。

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2022年10月29日

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栞子さんの母親失踪の謎が少し解ったけれどまだまだ全容には至らない。きっと全てが解った時にシリーズが終わるのではないか。古書店の裏側が垣間見れたけれど私の周りに本好きはあまりいないから栞子さんのような人が知り合いにいたりビブリア古書堂のようなお店があったらいいのに。

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2022年09月22日

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母の謎に迫る第3巻。篠川家の抱える秘密が姿を見せ始める。

なんでこの話を2巻目か1巻目の終盤で出さないのか。惜しい。
事件の内容は変わりないが、物語の根幹に迫る話なのに。
全3話と少し少なめだが、スパッと終わるのでグダグダした感じはない。

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

古書が絡んだ謎をひもときつつ、栞子さんの失踪した母親がどんな人だったかがわかってきた。どうなるのか気になるので、この先も読み続けたい。

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2022年06月30日

Posted by ブクログ

何十年ぶりにビブリアシリーズを読んでみた。
文節は癖もなく描写表現も非常に分かりやすい。
独特な古書を元に扱われるミステリーはかなりの知識を要して筆を執らないといけない。
著者はかなりの読書好きであり本を愛しているのが作中から伝わってくる。
この本は読みやすいのだ。
それが故に色が薄く癖がないのが難色を示してしまう。
簡単に言うと『無難』なんだ。
ミステリーにしてもキャラクターにしても展開にしても当たり前に面白いになっている。
特筆すべき点が少なすぎるのがこの本の最大の特徴である。
それは私が癖の強い、色の濃い本を(個人的に思ってるだけ)読み漁ってるからだと思う。
小説に触れる機会を試みる友人などがいればビブリアシリーズは薦めるには持ってこいの作品だ。
普通に面白くて普通に読みやすい。
最後になりますがニヒルな表現を好む私なんで嫌らしい批評になってしまい申し訳ありません。
この作品は面白かったです。

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2022年05月15日

購入済み

少しづつ成長暴かれていく謎

この本を読んでると、作者は本当に本が好きなのだな、と感じます。
1巻につき3冊程著名な古い本が紹介され、ザックリとあらすじや作者にまつわる話、他の関連本等も紹介されます。
読者は自然にそれらの本に興味を抱くようになるんではないでしょうか。

本巻では、古本に関する謎を解きながら、少しづつ主人公栞子さんの謎にも迫ってゆきます。
栞子さんと五浦くんの運命はどうなるんでしょうか。続きが気になります。

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2015年12月13日

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