感情タグBEST3
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栞子のお母さんがとうとう!
読んでいると確かに嫌味っぽい人で、全てにおいて栞子を上回ってる感じはするけれど、文ちゃんの反応見ていると栞子やヒトリさんのイメージは一面な気もする。
それは最後の方で志田さんが語った部分でも明らかで、確かに古書に対する熱意はすごいけど、もう少し彼女に関する何かが今後出てくるのではと期待。
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ビブリア初の長編は江戸川乱歩。小学生の頃読んで面白かったけれど、何せ背表紙の黄金仮面が怖くてなかなか読めなかった思い出。読みたいのに読めないジレンマを長年抱えてきた。いい大人になったので、乱歩の未読作品読んでいこうかな。
金庫を開けるための鍵とパスワード探しに奔走する大輔と栞子。母・智恵子登場に大輔の告白など、古書の謎解き以外にも盛りだくさんの内容。パスワードはマニアックすぎてちっとも真相解明のスッキリ感がなかったのが残念。この巻に限らず、依頼人は一癖も二癖もあるややこしい人物ばかりだ。
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大輔くん、栞子さんとデートできて、良かったですね。告白した結果は、次の巻で明らかになるのかな。
幻の第1稿よりも大輔とのデートを選択した栞子さんですから、きっと答えはイエスだと期待したい。
一郎くんと直美さんがどうなったのかも気になる。
栞子さんとお母さんとの対決、第1回戦は、栞子さんが勝った感じですが、これからもどこかでお母さんと対決するのでしょうか。
4巻も楽しく読めました。
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とある本にまつわる謎(1巻)をきっかけに、ビブリア古書堂と
つながり、働くことになった主人公と女性店主との、
本にまつわるミステリー。通称・ビブリアミステリー。
今作では、女性から名家の別荘にある厳重な金庫を開けてほしいと依頼される。
いち古書店店主に依頼する理由やその報酬が、家主の所蔵していた、
江戸川乱歩のコレクションの数々を売るという。
しかし、そこにはいろいろと名家の家庭の事情やビブリア古書堂店主の
10年失踪していた母親の登場など、様々な展開へと向かう。
3巻までは、連作短編で、短編がいくつかあって最後にまとまるという
流れだったが、江戸川乱歩と言う大きな存在を前に、
筆者もあとがきで語られてますが、長編作品として書かれています。
乱歩ファンなら楽しめますし、あまり知らない人も乱歩作品読んでみようかな?
って気にさせてくれます。
ちなみに、自分もちゃんと読んだことなく、積読してる本もあるので、
読んだ方がいいのかなーなんて思ったり思わなかったり。
2023年2月ごろ、江戸川乱歩名作ミステリーの世界と言うのが、アシェットから
創刊されましたが、どうなったかな・・・。
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江戸川乱歩を題材にした話で、大長編でしたね。 篠川智恵子が今回は栞子の敵として登場するという、ハラハラする展開でした。来場慶子と田辺邦代からの依頼で金庫を開けるための鍵やパスワードを探すという謎解き要素が詰まっていて、ページをめくる手が止まりませんでした。
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1~4巻を読んだが、本についての知識がないと自分で推理することは難しそう。とは言っても、話の中にサラッと出てくる矛盾や違和感に気づくことで一部推理することは出来そう。物語に登場する本についての紹介はおもしろいし、話自体もおもしろい。この作品をきっかけに推理物以外のジャンルの本にも興味を持つようになり、小説のおもしろさを教えてもらったので、この作品には感謝したい。
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子供の頃夢中になって読んだ江戸川乱歩を題材に一気通貫で綴られているので、3までとは少し趣きが異なる展開。でも、二人の関係性は3から繋がり進化しており、続きものとして楽しめる。読後は5がすぐ読みたくなる。
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シリーズ4作目の今回は、一冊丸ごと江戸川乱歩で埋め尽くされていました。
時は東北の震災のあった頃。
「大きな震災が起こると、マニアが蔵書を手放すことがあると言われている」そうです。
母智恵子を訪ねてやってきた依頼人は、昔馴染みのお客さんで、鎌倉の雪ノ下にあるお屋敷に江戸川乱歩の膨大なコレクションを持っていて、それを譲る代わりに、鍵もない暗証文字も分からない金庫を開けてほしいと言います。
江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズと聞いて、小学校の図書室にずらりと並んでいたのを思い出し、とても懐かしくなりました。
乱歩は明治生まれの作家で、児童書だけでなく、大人向けの作品も多数残しているそうです。デビュー前に古書店を経営していたというのも興味深いです。
このコレクションの持ち主だった鹿山家と、ビブリア古書堂の同業者ヒトリ書房と、篠川智恵子と、志田との過去の繋がりが見えてきて驚きました。
栞子さんの今回の活躍も素晴らしかったです。
このシリーズは、終わり方がとても上手いですね。
まるで連続ドラマを見ているようで(たしかにドラマ化はされていましたが、)読み終わると、次も読まなくてはと、自然とそういう気持ちにさせてくれます。
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感想
妹からクラクラ日記を手に入れた栞子と、突然現れた母親。大輔から栞子にデートして欲しいとの申し出。サイドストーリーの方が気になる。本筋かもしれないが。
問題の解決と共に、母親のことなどで新情報があり、進展があった。キャラクターの人間関係やその人となりが少しずつ明らかになる点も気になる点である。
あらすじ
昔の常連客だった人から、相談事があると屋敷に呼び出された。そこには依頼人の来城を託っていた鹿山という男性が集めた江戸川乱歩のコレクションが集まっていた。来城は金庫の中にある貴重なコレクションを見たいといって、栞子に金庫を開けるように依頼する。
金庫を開けるにあたって先代の鹿山明を知るために、鹿山の息子や娘、ヒトリ書房の井上、栞子の母親など色々な人を巻き込んで何とか鍵と暗号を見つけ出し、金庫を開ける。最後に来城の本当の狙いを知ることに。
エピローグでは栞子の母親に情報を流していた人物と母親が古書を追い求めて家を出たことが志田から明かされる。
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今回は、江戸川乱歩の古書にまつわる謎を解くということで、ミステリ好きとしては、かなり面白かったです。
以前から謎だった栞子の母親(彼女も古書業界の人間)が登場します。
また、栞子に密かに想いを寄せる大輔との仲が進展するのかも注目です。
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まるまる一冊江戸川乱歩。
今回は一つの話で一冊が構成されているので、ミステリーとして読み応えがありました。
実際の作家さんについて、フィクションを織り交ぜながら話が毎回最後を迎えるので、ワクワクします。
いつか江戸川乱歩読んでみようかな。
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今までが短編だったので長編がまず新鮮。
ストーリーが長い分いつもよりもミステリー要素が多くて面白かったし、新たな人間関係も生まれてとても面白かった。
何よりまだ未読の江戸川乱歩を読んでみたくなった!
そして個人的にヒトリさんの株が爆上がりした巻でもある。
幸せになってください。
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江戸川乱歩特集です。江戸川乱歩というだけでワクワクします。物語中に語られる江戸川乱歩作品に関するウンチクがたまりません。江戸川乱歩作品を読み返したくなりました。
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地元色が強すぎてエモさ感じた・・・。鎌倉とか古書店に憧れを感じてしまった。
暗号解読で「ひしょうえじま」って出てきたときお手伝いさんのことかと思った自分の短絡さが恥ずかしい苦笑
知ってるつもりでもほんとに名前しか知らない作家江戸川乱歩の話、色々読んでみたいなって思った!!
とりあえず鎌倉行きたい!!
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江戸川乱歩って意外と読んでないなぁと気付かされた。読んでみたいと思わせる描写がすごい。
とうとう母親登場。さすがに癖がある人。個人的には栞子さんよりハキハキしてて好感度高いのだけど…。結構今まで出てきた人のつながりが見えてきて面白い。
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ついに栞子さんたちの母親が現れる。
本に関する謎解き対決のような感じになって、目が離せない。
ヒトリ書房と和解?できて良かった。
江戸川乱歩に興味が湧いた。
参考文献の数が凄まじくて、これだけの下調べをした本を楽しく読ませてもらっていることがありがたい。
ラスボス登場
今巻でついにラスボスが登場しました。
前の巻まで名前だけはずっと出ていた、例のあの人です。別に名前を言ってはいけないわけではありませんが、ネタバレを避けるためにと思い、あしからず。
そしてついに、栞子さんと五浦くんはあの人と初対決します。その過程で周りの人物の秘密も徐々に暴露されてきます。今まで色々打ってきた布石が今巻では効いてますね。
五浦くんと栞子さんも、なにやら進展があった模様。
栞子さん達は、今後あの人との新たな戦いに本格的に挑むのでしょう。続きが気になります。
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今回は江戸川乱歩が主題。
そういえば江戸川乱歩って映像では見たけど、本では読んだことないなー。今度読もう。
栞子のお母さんが登場してきて、かなり怪しい雰囲気。
あとがきに「後半です」ってあったけど、もう?
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今まで読んだビブリアの中で一番好きかも(まだ4冊目だけど)。
母親が登場したり、やっと大輔が言えたりで謎解きだけでなく他の要素でも楽しめました。
他の作品でも思いますが、ここに出てくる本を読みたくなります。
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思ったよりも早く、五浦と栞子の関係が進んだ気がする。母親も接近したし、これから人間関係がどうなっていくのか…。栞子が母親みたいになってしまったら、もうそのままな展開でつまらないので、これからどう物語が展開していくのか期待する。
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シリーズ4作目
厳しい井上が...
遂に母ちゃんが...
兄弟姉妹が出たらこれを疑え
そして大輔が遂に栞子さんに...
色々な要素、展開の大きな動きがあった巻だった
あとがきにもあるように後半戦突入みたいなので楽しみである
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江戸川乱歩をテーマに、親子の愛情や隠された過去を巡る話が展開される。テーマと物語が折り合っており、読んでいて楽しい。
エピローグは蛇足だった気もするが。
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今までと違って、一冊全体を通しての謎解き。ちょっと冗長で読み進まなかった。
最後に栞子さんと大輔の間に進展が見られたのがドキドキしていい。あと、母が登場したのもインパクトが強かった。謎解きがちょっと複雑すぎるかな。
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依頼を受け、江戸川乱歩の何かが入れられている金庫を開けるため、謎を解き明かしていく。失踪していた栞子の母親がどんな人なのかが少し見えてきた。栞子の周りに関わっている人達もだんだん繋がってきた。次の作品も楽しみ。
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江戸川乱歩のコレクションを譲るかわりに
その元の持ち主が残した金庫を開けてほしいと
風変わりな依頼を受けた栞子さんと大輔。
乱歩が好きだった故人のものだけに
開封の鍵には何か仕掛けがあるはず…。
ヒントを探して情報を集める彼らは
コレクションの現在の持ち主と
故人の家族との
深い軋轢にまで関わることとなるのだが。
今回は1冊分全部使っての長編で。
そのせいか…もしくは
取り上げている作家のせいなのか…
とってもミステリ風味が強くて私好みでした。
乱歩話だらけ〜〜(*’▽’*)
今まで謎の存在だったお母さんが
ついに生身で登場し、かき回してくれます。
著者の後書きによると
物語も「そろそろ後半」だそうで
人ン家の家族をケアするように
自分たちの親子関係も修復できるでしょうか。
ちなみに、私もこんな母親は嫌だ(笑)