【感想・ネタバレ】白山と三田さん 5のレビュー

オススメのマンガがあります! 5巻収録の46話を読んだとき、「あぁこの作品を読んでいてよかった」と思いました。
主人公の白山は田舎に住むラジオリスナー。彼がラジオを聴き始めたきっかけが「うるさかったカエルの鳴き声を紛らわすため」というのがもうクスリときました。田舎のカエル、スゴイ大きな声で鳴くよね。この作品は地味な白山と、彼女の三田さんとの様子を描いたものです。
この作品の魅力は、じんわりとした既視感なのかな、と思っています。もちろんマンガなので、ありそうでなさそうな要素は多い。でも、この作品を読んでいると、家族との会話や学校での様子など、なんだかふとした瞬間にその場の空気感をリアルに思い出すことがあります。体育館での集会で整列している三田さんの扉絵を見て、高校の体育館のにおいを思い出したんですよね。こんなことはじめてだったので「すごいマンガなのかもしれない…」と感じました。是非体感してほしいです!

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Posted by ブクログ

ネタバレ


白山をずっと支えてくれていたラジオへの感謝が詰まっていてすごくよかった。
ラジオにかぎらず「推し」とか、自分の生活の大事な部分を担っている娯楽ってみんな少なからず持っていると思うけど、それが何なのか明確に自分でわかっていて、感謝を伝えられる機会に恵まれた白山は幸せだと思う。
ラジオは終わっちゃうけど本当の終わりではないし、今回の思い出がこれからの白山の生きる糧になっていくと思うとこちらも幸せな気持ちになった。

最初の民子グッズのところでだいぶ笑わせてもらったのに、東京編で泣かされちゃいました。

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2023年02月19日

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