主人公の榛花(はるか)は弟とその奥さんからすると、気が弱くて夫から奴隷のように扱われている女性。母親ですら彼女のことを離婚すらできないかわいそうな子だと思っている。ある日母親が足を骨折し、介護と実家の家事が当然のように榛花に押し付けられようとしていた。そんな彼女を救ったのは、夫である一広の意外な言葉で…。
人の目に見えていることがすべてとは限らない。見方が違えば見えるものも違うし、考え方が違えば見ているものの解釈も違う。人を本当の意味で理解することの難しさに頭を抱えます。思い込みや先入観が邪魔をして、人や状況が正しく見えていなかった、相手のためを思ってしたことが実は相手を傷つけていた、そんな経験は誰しもあると思います。この作品を読むことが、フラットに人や物事を見るための糸口になるかもしれないと感じました。
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最後まで読んだ方がいい作品
話数ごとに、主人公への印象が変わります。
視点が違うと、同じ人間でもこんなに違って見えるんだ、と驚きます。
相手のことを知ろうと思わなければ、自分の都合の良いように見えてしまう。
登場人物の中で一番相手を正しく理解していたのは、主人公でした。
読後感、良かったです。
スカッとして読み切れる作品
尾崎さんの作品好きで試し読みしたら面白くて買ったらやっぱり面白かった。弟が残念だったけど、旦那さんがほんとに優しくて主人公の辛さわかってくれてるのが救いだった。
こんな旦那さんなら離婚しないし喜んで家事やるわwwむしろ弟嫁が苦労しそうww
主人公と旦那さんの関係性が素敵
主人公の母も何だか憎めなくて…
とても好きな作品でした☆
3話完結で短編ですが、読み応えがあって
読んだ後スッキリします!
さすが尾崎先生^ ^ おススメです。
視点が面白い
1・2巻の最初は主人公に対する周りの人の態度にもどかしい思いで見てたけど、最後、わかる!その気持ち!から、自分もそうだった!と今の仕事を選んだ時の動機を思い出しました。
視点がそれぞれ変わっていくから、相手の気持ちも見えて、更に人の裏も見えてくるし、
人は見かけではないと改めて思いました。
最後まで読んで良かったと思えた作品でした。
びっくりです。
12冊位の物語を読んだ満足感です。
試し読みとは全く感想が違います。
人それぞれの見る角度で、全然違うと考えさせられました。
旦那さんは、素敵な人だったのでよかったです。
とても、面白い。
他人のことはうわべしかわからない。とても面白いと思う。
「マイクロ」4話目以降は、1から3話とは全く別の話。主人公の女性の顔が同じなので、気が付かなかった。
1話が無料キャンペーン中だったので読んでみたら、続きがどうしても気になり、購入。
3話読み終わった後、読んで良かったー!と思った。
家族それぞれの視点で物語の見え方が変わるのが面白い。
主人公の芯の強さや優しさ、賢さが読んでいて清々しかった。
良かったです
親子間のなかなか表現しづらい部分を実に上手に描いていて、何か色々思い出して涙しました。だって、子供の頃の母娘のやり取りの様子が「え、ウチの事どこからか見てました?」っていう位同じだったんですもん。そして、主人公が実家で吐き出した本音には「代弁してくれてありがとう!」とスッキリしてしまった。少なくとも作者さんだけは理解してくれる人だって思えて、ギシギシしてた私の心は癒されました。
どこにでもある風景
面白かったです
実家の事情、兄弟のこと、母との関係・・・この物語のすべてが自分のことにそっくりで、一瞬私の家庭を見られていたのかと驚くほどでした。高校の時に、私が母に「離婚したら?」と言ったことまで同じ・・・
でもこれは別に私の人生を見られていたわけでもなければ、特別驚くような特殊な家庭の話でもない・・・つまり今の日本に当然のごとくある風景。どこにでもある風景なのだなと思いました。
この主人公は母親がようやく自分の過ちに気づき、娘のことを見直して、母娘は良い関係を築けています。クズ弟やクズ父親は、きっと何も解決しないだろうけど、娘は今後も夫に守られながら、母と良い距離を持って関係を続けていくでしょう。とても良いハッピーエンドでした。
母が痴ほう症になって、結局良い関係になれなかった私とは違います
立場によって見方が変わる
とても丁寧に心情を描かれていて良い作品でした。
それぞれの立場や生き方で人の見方が違っていて
人の一部の側面で全て決めつけては物事は見誤るのだなと思いました。
何事も思い込みや決めつけで判断してはいけないですね…
誰の為でもなく自分の為に自分の生き方を見直す前向きな終わりですっきり読めました!
家族の形
目に見える部分と見えてない部分で本当のところは当人たちにしか、わからない。家族だから縁も切れないし、非情にもなれないし。難しいよね。
絵がとても綺麗で、読み始めました。最初はこの旦那モラハラだわと思ったらじつはとんでもない愛妻家でした。羨ましい。
よく頑張った
主人公に共感してる人も多いと思います。家族からの毒はツラいよね。
人によって見えるものが違う面白いストーリーでした。
主人公よく頑張った!旦那さん超良い人
タイトルからして良い
SNSの広告から、気になってました。タイトルからして良い◎主人公の雰囲気から、抜け出せない闇でもがいてる風?かなと思いながら無料版を読みましたが…まさかの返しで、続きが気になり購入しました。面白いです。
お姉ちゃん頑張れ
広告できになってた作品
個人的にお姉ちゃんの家族全員に怒りを覚える
少しはお姉ちゃんのことを考えて欲しいその分旦那さんは考えてくれてて良かった
広告でずっと気になっていた作品が1話無料で読めて満足です。
旦那さんあれきっとわざとああしてるんだろうなー。
多分2話、3話読めばわかるんだろうけど。
続きも気になるので2話、3話購入検討します!
悪くはないんだけど・・・
読後感は悪くない。絵も好きだし、色んな視点からの描かれ方も面白いんだけど。
ストーリーが読めてしまうというか、望んだ真実過ぎたというか。
実はこうなんだろうな~というエピソードで、ありきたりだと感じた。
だからこそのスッキリした読後感なんだけど、纏まり過ぎていて読み応えがなくて残念な感じ。
主人公がいい子過ぎて違和感!
どす黒い感情を持たず前向きで、何だかんだ優しくて、お互いを思い合える旦那がいて・・・理想的な主人公でちょっとキライ!(笑)
弟よ。
この弟みたいなのが一番厄介かも。自分たちは面倒なこと一切やる気なくて姉に押し付けてるくせに、俺はねーちゃんの苦労をわかってる・俺はねーちゃんの味方だと本気で思い込んでるし。
「自由になるお金が無い」ってのは金の無心された時のお断り文句でしょ。ここでも姉は頼めば必ずお金貸してくれるって都合よく思い込んでる。
3巻まで是非
3巻まで、母親側のストーリーまで読んで、主人公の芯の強さと優しさ、月日を経てそれに救われる母親の姿がとても印象的でした。
母と子の、子供の頃と大人になってからの関係を改めて考えさせられる作品です。
わかる
自分も環境は違えど毒親持ちなので、主人公の気持ちが痛いほど分かって苦しいです。無料分しか読んでいませんが、主人公はきっとご主人にすくわれたんじゃないかな。味方がいって心強いですよね。主人公が毒家族と離れて幸せになってほしいです。
よかった
結局、家族含めて他人は自分勝手に解釈して事実と違うジャッジをする。
何を考えているか、どう思っているか、ある時期になり話をしてみて初めてわかることもある。
個人的には母親が自分を振り返り娘への認識を変えようやく自由になれたことがよかった。
弟も改心してほしいと思った。
絵もキレイで見やすかった。
スッキリした
母親が最後最終的に、奴隷的な考えから目覚めて自立してくれて良かったと思います。最初に登場した弟の嫁さんがこれから苦労しそうです。
ハマった!!
試し読みで気になったので1話だけ購入したけど、結局全話購入してしまいました。主人公の旦那さん好きになっちゃいそう!それぞれの視点で書いてあるのもすごく良かったです。
スカッと感もありつつ…
多くの人の視点で物語が進んでいくので、一人一人捉え方で同じ世界は全く異なる感じ方をしているというのを痛感させられます。本筋の話は主人公の正論が刺さっていて爽快感はあるのですが個人的にはもっとこの後のざまぁ展開的なものをもっとみたかったです。
尾崎先生の真骨頂
モラハラ旦那の話かと思ったんですが、読み進めていくうちに何て素敵な旦那様!と言う感想に変わって行きました。登場人物視点が各話ごとに変わるのも面白い。今の所弟が残念キャラですが、続巻で見方も変わっていくのかな?楽しみにしています。
読んでよかった
自立、というのは、こういうことかと思った。
自分も親の鬱憤を晴らす対象で、未だに悩んでいる。主人公のように自立したいと感じた。
もやっと
実家の両親と弟夫婦の考え方、対応にもやっとするものが多くこの先の展開でいい方向に向かうのを期待しています。
ご主人も何を考えているのか…主人公ちゃんがどうなるのか心配です。
先を読んでからの評価難しい!!
ここまでだととてもじゃないが我が道をゆくタイプの旦那にみえるけど…
先を知ってるから評価が難しい。
あえて言うなら、私の親もこのタイプで、過去に何度八つ当たりされたか…
でも結局子どもは親が好きだから、認めてもらいたい。
忘れるのは親の方だけなのよね…
そして都合よく祖父母の介護には子どもを召喚したりするのよ。
匿名
視点がおもしろい
主人公の清武榛花は義理の妹からすれば優しそう、もしくは気が弱そうと評される女性。
彼女の夫は男尊女卑のかたまりのような家事をまったくしない男の人でいつ家に行ってもそんな感じだった。
そんな彼女を弟の聖司は相変わらず奴隷みたいな生活をしていると辛辣なことを言ってしまうくらいだった。
聖司からしてみれば男尊女卑がうっすら残る地元で姉より自分の誕生のほうが喜ばれているのを感じるなかで母親に褒められてたり必要とされようと必死で家事をしている姉は承認欲求のかたまりのようだった。
そんな中姉弟の母親が骨折をしてしまい聖司は当然姉が介護をやるだろうと思っていたし両親もそう思っていたが榛花の夫が自分のメシはどうなると口をはさんできたことから両親は彼女に離婚をすすめるが……。
次の話を読んだときそうきたかというのがおもしろかった。
匿名
まだ最初の榛花の話だけしか読んでなくて、次の祈里の話は読んでないのですが。
榛花の話、夫は榛花を守るためとはいえ、ああいう演技までしなきゃいけなかったのかな、と疑問に思います。あれではどう見てもモラハラ夫だし、実家の家族が榛花がモラ夫に奴隷のように扱われていると思っても仕方ない。両親や弟もクズですが、榛花も好きになれない。何だかしっくり来ない話でした。
匿名
こういう現実はありそう
こういうしょうもない男、今でも少なからずいるでしょうね。で、あまり他人事とも思えませんでした。日本のジェンダーギャップ指数通りの現実の、その一端を容赦なく見させられるような作品でしたね。ちょっと心が抉られますね。
ただ、これ、もう少し読むと、どうやら視点も変わるみたいですね。そこは作者のうまいところなのでしょうね。
最初、お姉さんの結婚相手、最悪だなって思っていたら、育った家庭も相応で、典型的な負の連鎖だなっておもってしまいました。でも、ドンデン返しがありそうです
もう少し話が長かったら
あっという間に見終わってしまったので、少し物足りない。最後の母親の気持ちがいまいち理解できなかった。
この作者さんの作品、いつも楽しく読んでいますが、
この巻ではまだ不穏で、落ち着かない気持ちです。
最後はすかっとするストーリーだは思うのですが。
匿名
なんも解決してなかった
結局娘を虐げていた母は被害者ぶるだけで一切謝ってもないし、父に至っては「娘が思い通りに動かない」ことを責めただけ
主人公はアレだけの啖呵を切っておきながら、せっせと父親と母親のお世話をしに実家に通い、主人公の夫は嫌な夫と誤解されたまま
金を盗んでいた放蕩息子の弟は一銭も返してないし、親の世話もしない
なんだかんだ言ってこの先介護が必要になった時もメインで動くのは娘だし、親もそう思っているし、弟は何一つ反省してないし
モヤモヤが残っただけだった
オムニバスでまた新しいお話があるみたいだけど、こちらもスッキリしなさそう
絵は基本的にとても綺麗で読みやすいんだけど、時々キャラの鼻の下が異常に長くて変なのが気になった
よくわからない
内容としては「深夜のダメ恋図鑑」のシリアス版というか笑えないバージョンみたいな感じ…?
旦那も弟も父親も奴隷に取り合いかよw
でも弟は自分の嫁にはそんなことさせないんだよなぁ。