【感想・ネタバレ】真綿の檻【マイクロ】 16のレビュー

主人公の榛花(はるか)は弟とその奥さんからすると、気が弱くて夫から奴隷のように扱われている女性。母親ですら彼女のことを離婚すらできないかわいそうな子だと思っている。ある日母親が足を骨折し、介護と実家の家事が当然のように榛花に押し付けられようとしていた。そんな彼女を救ったのは、夫である一広の意外な言葉で…。
人の目に見えていることがすべてとは限らない。見方が違えば見えるものも違うし、考え方が違えば見ているものの解釈も違う。人を本当の意味で理解することの難しさに頭を抱えます。思い込みや先入観が邪魔をして、人や状況が正しく見えていなかった、相手のためを思ってしたことが実は相手を傷つけていた、そんな経験は誰しもあると思います。この作品を読むことが、フラットに人や物事を見るための糸口になるかもしれないと感じました。

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毒親の親も毒親だった

16巻まで読みました。
物語は誰の目線で見るかで捉え方が変わると思いますが、うまく表現されててすごいなぁと感じました。
祈里のお母さんがずっと辛い人生を送って来た事は可哀想だと思いますし同情もしましたが、結局は自分と同じ道を歩ませようとしている事に疑問しか湧きませんでした。
マンガだし、過去の話しとはいえ男尊女卑の考えにはやるせない気持ちになりました
時間もかかったし危険な目にも有ったけど、祈里にはやっと救ってくれる人があらわれたのだと少しホッとし、これから話しが明るい方向にすすめば良いと願いながら続きを楽しみにします。

#切ない #深い #怖い

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2024年02月13日

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