【感想・ネタバレ】真綿の檻【マイクロ】 17のレビュー

主人公の榛花(はるか)は弟とその奥さんからすると、気が弱くて夫から奴隷のように扱われている女性。母親ですら彼女のことを離婚すらできないかわいそうな子だと思っている。ある日母親が足を骨折し、介護と実家の家事が当然のように榛花に押し付けられようとしていた。そんな彼女を救ったのは、夫である一広の意外な言葉で…。
人の目に見えていることがすべてとは限らない。見方が違えば見えるものも違うし、考え方が違えば見ているものの解釈も違う。人を本当の意味で理解することの難しさに頭を抱えます。思い込みや先入観が邪魔をして、人や状況が正しく見えていなかった、相手のためを思ってしたことが実は相手を傷つけていた、そんな経験は誰しもあると思います。この作品を読むことが、フラットに人や物事を見るための糸口になるかもしれないと感じました。

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ネタバレ 購入済み

重い

母親が虐待を受けてたのは可哀想だと思うし娘を守りたい気持ちもわかるけどやり方が間違っていて洗脳の様で怖い
日向君に指摘されて子供の様に泣き今まで言えなかった本音を吐き出す祈里の母親は少しは救われたのだろうか?
祈里には日向君がいてくれて良かったと思う
ただ、日向君が謝る場面には違和感を感じた

#深い #ダーク

0
2024年04月13日

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