感情タグBEST3
Posted by ブクログ
親子話が多い。
コロナで離婚した貧しい母の話、
アメリカのレプリカ作成しちゃってる人と幼女誘拐事件(映画:美術館を手玉にとった男のモデルかな?)、
息子に尊敬されたくていろいろやってたぼけた父の相続の話、
ミャンマーのブローカーの人を探して過激派のリーダー(娘に会う話)
三田村母の思い出の品の話←楽しい!!!
いきなり引き込まれる
さすがのストーリーテリングで、いきなり心を掴まれる。
次のページが気になり仕方なくなるし、作中の絵も素晴らしかった。それだけでも鑑賞に値する。
しかも時事問題。
今ならロシアによるウクライナ侵攻も描かれるかも。ミャンマーの国軍による空爆の悲惨さがこれでもかと伝わる赤、そして村人の様子。
事実とさして変わらないだろう。
コロナによるシングルマザーの苦労、家族問題。息子が親を理解し、同性の大人に知恵を受けて自分の力で戦う様子はスッキリする終わり方だった。
最後の、身近な他人のこと、これもある程度の社会経験があれば理解できる話。
やる方もやられる方も居た堪れない。
フジタの生き方はピンチからの努力によるものだったのだな。
最初の頃の
最初の頃のスリル感はなくなりましたが、落ち着いた感じになったフジタも好きです。
フジタの子供の頃のエピソードもあっておもしろかったです。
コロナ禍の世情を反映して
コロナ禍の世情を反映した作品が多い。たしかに以前は海外を飛び回る悪徳画商だった主人公。それが今やコロナ禍で海外渡航が制限されてしまい、描けなくなってしまった。早く前の様な自由に海外に行けるようになれば良いなあ