【感想・ネタバレ】惑星のさみだれ(10)のレビュー

読めば読むほど熱くなる! 王道の良さを凝縮した大傑作!!!

舞台は現代日本。
ある日、すねた大学生である雨宮夕日は、喋るトカゲから「姫を守り、地球を救え」と、否応なしに選ばれてしまう。
最初は無関心な夕日だったが、早速敵に襲われてしまった!
死を覚悟したそのとき、守るべき姫である朝日奈さみだれが助けてくれたのであった!
その後、彼女の尋常ならざる野望に胸を打たれ、夕日は姫に忠誠を誓う!!
今ここに、地球の存亡を懸けた戦いが始まる!!!

このマンガの凄さは、【友情・努力・勝利】という王道の内容がギュギュッと10巻に凝縮されていることです。
また、濃密なストーリーではありますが、テンポよく読むことができ、熱さ・面白さは巻を追うごとに加速度的に上昇していきます。
そして、最終巻は今までの伏線を全て回収し、それまでの膨大な熱量を大傑作へと昇華させるほどの完成度を誇ります!!!
読み終わったあと、今日を生きる活力が得られる。そんな素敵なマンガです!

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Posted by ブクログ

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 雨宮夕日が朝日奈さみだれを止める騎士であろうとしている姿を見て、最初の頃からの成長を感じられて良かったです。

 最終話では10年後の皆んなの姿がまた見れ、朝日奈さみだれと雨宮夕日の2人も成長した姿になっていて嬉しく思いました。

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2023年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【再読】久しぶりに読み返したくなって10巻一気読み。
どの巻を読んでも泣けて熱くなる最高の漫画。
特に10巻はボロボロに泣きながら読みました。
ノイが好きで、ノイのおかげでトカゲに愛着をもつようになった。
大好き。

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2014年07月19日

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ネタバレ

すごくすごく熱い、最後まで熱い展開じゃった。
そんな熱い物語が終わった。アフターケアまで完璧だった。
最後のモノローグには鳥肌がたった。

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2011年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

惑星を砕く物語の最終章。そして星を手に入れる物語。

面白かった。ここしばらくで、一番面白かったマンガでした。
5年、10巻。
長くもなく、短くもなく、良く練られて、ちゃんと仕上げられた物語でした。
物語の中では1年。
捻くれた少年が、エピソードによって、叩かれ、鍛え上げられ、彼を魅了した絶望の少女を真に救える存在になる。
これがあったから成長して、こういう人がいたから成長できて、周りに影響され、周りに影響を与え「大人になる」。
妙なノリを多く含み、一直線の単純さは感じさせないながら、10巻分全部構成されて、一貫して描いた成長物語。
自分もより良い大人にならなければと、思わせてくれます。

見ていて感じたのは、人の死の使い方の巧さ。
取り返しがつかないことの代表で、安易に使われると反発も感じるけど、生きている限りいずれは向き合わなければならないことで、特にこのような運命のやり取りの物語では、避けて通ることはできないものでしょう。それをうまく描けるのは、素晴らしいことと思えます。

最後の巻は特に感動的なセリフを非常に効果的に使えていたし、10巻の間に絵も1段上手くなったし、つけたくなる文句のない、良いお話でした。
キャラクターもそれぞれ良かったです。私も根暗メガネなので、一番の移入対象はやはり夕日ですが、皆に居る意味があって、応援できました。

後日談も良かったです。皆、お幸せに。

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2010年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きちんと完結できた作品は、それだけで、どれほど売れようと未完の作品を上回る。
絵柄で判断してはいけない、実に良く出来た作品。

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2013年05月04日

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