【感想・ネタバレ】惑星のさみだれ(1)のレビュー

読めば読むほど熱くなる! 王道の良さを凝縮した大傑作!!!

舞台は現代日本。
ある日、すねた大学生である雨宮夕日は、喋るトカゲから「姫を守り、地球を救え」と、否応なしに選ばれてしまう。
最初は無関心な夕日だったが、早速敵に襲われてしまった!
死を覚悟したそのとき、守るべき姫である朝日奈さみだれが助けてくれたのであった!
その後、彼女の尋常ならざる野望に胸を打たれ、夕日は姫に忠誠を誓う!!
今ここに、地球の存亡を懸けた戦いが始まる!!!

このマンガの凄さは、【友情・努力・勝利】という王道の内容がギュギュッと10巻に凝縮されていることです。
また、濃密なストーリーではありますが、テンポよく読むことができ、熱さ・面白さは巻を追うごとに加速度的に上昇していきます。
そして、最終巻は今までの伏線を全て回収し、それまでの膨大な熱量を大傑作へと昇華させるほどの完成度を誇ります!!!
読み終わったあと、今日を生きる活力が得られる。そんな素敵なマンガです!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月09日

あらすじだけを読んでみると、なんのこっちゃよくある話じゃないの?っと思ってしまうかもしれません。
しかし、この物語は決して王道には進みません。

ちょこっとネタバレさせてもらいますと(どーせ序盤ですぐわかるんですが…)、
魔法使いVS姫率いる獣の騎士団!というこの構図。
これをわかりやすく解説すると...続きを読む
魔法使いは巨大なビスケットハンマーで地球を文字通り叩き割り破壊することを最終目標としています。
そして獣の騎士団はそれを阻止し、地球を救うという話なのですが…。

実は獣の騎士団のトップ、姫こと朝日奈さみだれの最終目標はビスケットハンマーで地球を破壊される事を阻止した上で、そこからさらに自らの拳で地球を粉砕する事なのです(笑)
とういう事で、実際の構図は「魔法使いVS獣の騎士団(姫を除く)」VS姫こと朝日奈さみだれ、となります!
もちろん獣の騎士団は姫のそんな最終目標も知らずに、魔法使い率いる泥人形と死闘を繰り返していくわけなのですが…。
そこから先がどうなるかは実際に読んでのお楽しみです。

もう一つ、この物語のメインテーマには「子供の未来を守るのは大人の役目」というのがあります。
いわゆるヒーロー物の王道テーマなのですが、それをもっと人間臭く描いています。
作中で「大人は子供に大人ってこんなに楽しいんだぞっと指し示すために、いつも笑顔でいなくちゃならない」というシーンがありますが、大人も子供が大っきくなっただけですから、当然泣くし怒るし、駄々もこねます(笑)
でも、「それでも大人って、人間って素晴らしいだろ!」って思わせてくれるエピソードが満載で、それを描く作者の人間描写力が本当にスゴいです。

全十巻とコンパクトかつ濃密なストーリーですが、最終巻での感涙は必至です!
全ての人にオススメできる最高の漫画です!
是非に!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月30日

けっこうおもしろい!
姫のいろいろと豪快な感じが好きです。
鎖のくだりはもっと根強く続くと思ってたけど意外にあっさりしてたな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月15日

世界観に入り込めない。台詞回しや演出のわざとらしさ、唐突にあらわれたトカゲや女の子・新たに背負わされた自分の運命を不自然なほどすんなり受け入れる主人公に抵抗がある。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月28日

色々なところで名前を見かける作品なので読んでみた。
ん~、1巻じゃまだわからない。

2巻からがヤバイとのことらしいので読まなくていけないだろう。

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