感情タグBEST3
幽霊が出ているのだから当たり前だけど、
ファンタジー要素が強まった。
ただそれは心理描写の手法のひとつとして使われていて、
幽霊の旦那は入れ替わることで前に進めると思ったのに
より一層混乱していくだけという悲劇であり喜劇。
よくある「入れ替わりモノ」とは一味違う、なんだか触れてしまっていいのか触れない方が不自然なのか。葉月くんと島尾くんの、六花ちゃんを想うそれぞれの思いが交錯していく不思議な世界。ちゃんと葉月くん戻って来れるのかな?
予想外の展開で一巻よりもおもしろさが増してます。何がどう転んでも、もはや転ばなくても切ない。葉月くんの部屋の描写だけで、彼の人柄や六花への想いを表現するなんて見事すぎます。一番好きなシーンです。
花屋の女店長とバイト君の恋の行方が、思わぬ方向に。バイト君はどうなってしまうのか、展開が気になります。そして店長の悲しい過去にもらい泣きしてしまいました。
Posted by ブクログ 2012年10月12日
切ないなぁ。島尾くんの視点がやっぱり一番切ない。葉月くんも複雑っちゃ複雑な気持ちなんだろうけど、島尾くんにとっちゃ生きているだけでアドバンテージだからなぁ。
Posted by ブクログ 2012年08月20日
葉月が自分の体に島尾を憑依させた。
葉月に扮した島尾が六花に対して何をするのか。
諦めて黄泉の国へ戻るときがくるのか。
そんな葉月(実質は島尾)を介して島尾を懐古しつつ、皮肉なことに次第に葉月へ思いを寄せて行く六花の揺らぎ。
相変わらず複雑な三角関係が、ひとつも無駄な言葉や場面はなく、突き刺さ...続きを読むるような表現で描かれていて素晴らしい。
Posted by ブクログ 2011年04月08日
1巻は主人公の葉月君を応援したくなっていたが、
自分だけをずっと見ていて欲しい
自分をさっさと忘れて幸せになって欲しい
という両者の対立し矛盾している、しかしどちらも本音である旦那の気持ちもわかるので辛い。
実際に六花が葉月に若干惹かれ始めているということを前提に、葉月と旦那が入れ替わり、
葉月に...続きを読む旦那の面影を感じている六花だが、その六花の反応は紛れもなく葉月に対するものであり、入れ替わったとしても自分にはもう決して向けられないと痛感する旦那とのすれ違いがなんとも切なく、完璧な三角関係だとつくづく思う。
Posted by ブクログ 2011年03月30日
1巻から面白かったけど、2巻でもうよりいっそうぐあーっと。
「これ超面白いよ!読んで!」って人に勧めるものではないけど。
こういう…頭に残る?面白さってどう伝えればいいのだろうか。
花屋の店長に片思いをしている青年がひょんなことから彼女の亡くなった夫が見えるようになったことから起こる奇妙な三角関係を描いたラブストーリーの第二巻。
葉月の猛攻によって距離が近づいたかに見えた六花との関係だったが篤の邪魔をうっとおしそうに思う葉月の発した一言によって誤解が生まれ関係がギクシャク...続きを読むしてしまう。
その後六花はカゼをひいてしまうが幽霊である篤は何もできない。
その後様子がおかしいと気づいた葉月が彼女の家に行ったことで看病ができたが篤は無力感を感じていた。
その後六花を助けたことで連帯感が少しできた二人だったが篤は葉月の成仏する気があるなら六花が死ぬ前に予定を早めてほしいという。
それに対して篤が出した条件は体を貸してほしいとのことだった。
当然ビビッて拒否をする葉月だったがかつての写真で見た笑顔を引き出せない自分に対するいら立ちなどがないまぜになり、最終的にお酒の力を借りて篤を憑依させることを了承した。
かくして葉月の体に乗り移った篤は数年ぶりに妻と会話をしたりスキンシップをとったりする。
一方親指姫な六花のいる奇妙な精神世界に飛ばされた葉月は小さな彼女と旅を続けるのだった。
もっとこじれるかに見えた三角関係が奇妙な共闘関係になっていったのがとてもよかった。
数年ぶりに会話することでどこか気持ちの整理がつきかけている篤と、六花と篤の欠落に気づいている葉月が今後どういう道を選ぶのか続きが楽しみ。
幽霊が意思が通じる相手にねちっこくなる展開を予想していましたが、それでも心の動きとが分かりやすく
面白かった
お姉さんの立ち位置が中途半端なので、星一つ減点です
Posted by ブクログ 2018年09月02日
前巻の終わりに怪奇現象起きたから怖い方向に話が進むのかと思ったけど、そーゆうわけでもないみたい。今回は葉月が島尾に体を貸すことに。憑依ですね。憑依された葉月くんの意識は夢の中?物語の中に。葉月の体を借りた島尾は六花の名前を呼んで返事をしてもらえる幸せを噛み締めたり。前巻では3人それぞれの視点で切なさ...続きを読むとか感じたもんだけど、今回は島尾の気持ちが大きかったような気がする。体借りたけど、憑依したけど切ない。六花の気持ちが少しずつ動いてる事を実感するんだもんね。背中流させてはなかなか響いたんじゃないだろうか。辛いだろうね。私個人としては、憑依して六花とやり取りする中で島尾の癖だったり面影だったりが見えてくるもんじゃないかと思ったけどそんな事はなさそうだったな。いつかはこうなるなら今でいい、今がいい。切ない!
Posted by ブクログ 2013年05月20日
2013/05/18
【やや好き】島尾との思い出がある遊園地へデートに行った葉月と六花。 六花の気持ちは過去と現在の間で揺れる。 その気持ちを知った葉月は、六花のために島尾に体を貸す。 島尾は生身の体に涙し、嫉妬し、諦めの気持ちを持ちつつもまだ六花と一緒にいたいと願う。 一方、葉月は島尾のスケッチブ...続きを読むックの世界で六花姫と冒険中。 六花を間に葉月と島尾がお互いの何かを共有しようとしてる感じ。 正直、島尾くんは鬱陶しいけど、人の諦めの悪さってそういうものなんだろうなーと共感できるのがニクイ(笑)
Posted by ブクログ 2012年08月27日
葉月くんは、カッコよくて、かわいい…。
幽霊と、入れ替わり、そしてファンタジーも出てきちゃって、でも、島尾くんの病気のコトがあるから、上にいきすぎもせず、かといって重くなりすぎもせず…それでうまぁくバランスとってるんだろうなぁ~
Posted by ブクログ 2011年12月28日
読まないといけなくて読んでたんだけど、だんだん切なくて、泣きながら読んでしまってる。登場人物たちの心の矛盾が辛い。
忘れてほしい
忘れてほしくない
忘れたくない
忘れられない
忘れられたら
Posted by ブクログ 2011年06月11日
面白かったので即2巻買ってしまいました。主要な3人みんなどっか切ない。主人公・葉月くんの見た目と違う一途さと健気さはちょっとクラッとしちゃうよね、年上としては(笑)
「そういうのひっくるめて なんか 多分 やっぱ とても 好きなんだ」
Posted by ブクログ 2010年10月16日
いきなりメルヒェンになったよ\(^o^)/
ついに、葉月の身体を乗っ取っちゃったよ、あの旦那。
だめだ、ごめん、やっぱり旦那殴りたい←
あのメルヒェンな場面が意味ありそうな所で次号へ続くだったので続きが気になる……。
Posted by ブクログ 2010年09月28日
かなり、すんなりいいな、と思える作品。
絵も必ずしもキレキレではないけれど、自然に読めます。
だんなさんを病気で亡くしたお花屋さんの店長と、店長を好きな年下バイト店員君と、バイト店員君にだけ見える、店長のだんなのユーレイのお話。
ユーレイだけに、夏雪だけに、好きな気持ちやかなしい気持ちの半分はいつも...続きを読む涼しくて透き通っている、不思議な雰囲気のお話。
絶望したり、とことん熱しきらずに、フラッとしちゃうところが人間らしい。
読んでいきたいなー。
Posted by ブクログ 2013年07月29日
1巻が葉月くん、六花ちゃん、島尾くんそれぞれに視点を置いて読めたのに、2巻は島尾くんに持っていかれてしまった。葉月くん、六花ちゃんにも立って読み返してみたけど、やっぱり島尾くんだなあ。物語が進むってそういうことなんだろうな。ちょっと辛かった。体貸すとか入れ替わりの定番のルールがゆるゆるで面白い。
Posted by ブクログ 2012年04月10日
入れ替わりと、あっちの世界。
あっちの世界とスケッチブックと店長の関係がどうなるか。
入れ替わった割にあまり自己主張しない元夫はどう思っているのか。