【感想・ネタバレ】日本人の知らない日本語 4 海外編のレビュー

この作品は、日本語学校で教師をしている海野凪子先生と外国人生徒たちの日常を描いたマンガ調のエッセイです。

エッセイの中では、凪子先生に日本語の質問をする外国人生徒たちの様子が面白おかしく描かれているのですが、「初めて日本語を学ぶと、そういうことが気になるんだ」という驚きがたくさんありました。
また、日本語学校の授業のなかでは、私たちが毎日何気なく使っている日本語の由来や正しい使い方、時代による変化などが漫画で分かりやすく解説されているので非常にためになります!

作品に登場する外国人生徒たちのキャラの強さも魅力です。
任侠映画マニアのフランス人マダムやルパンが大好きなアメリカ人、自国との漢字の違いに苦戦する中国人など、様々なバックグラウンドをもつ生徒が揃っており、日本語学校のにぎやかさが伝わってきます。
そんな彼らの会話を聞いていると、それぞれの文化の違いが見えてきて面白い!!
国が変わればジェスチャーの意味が変わったり、お見舞いのルールやマナーが違ったり、子供が描く太陽の色が違ったりするなど、聞いたことがない文化が沢山ありました。

私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれるだけではなく、日本の文化について見つめ直せる本です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガでさらっと安定の読みやすさ。
外国で日本語を学ぶ人たち、とその先生。

ベルギーのゲント大学で貝原益軒の養生訓を原文をテキストに東洋医学と西洋医学の違いにも言及する授業。
ベルギーの大学すげー。
養生訓って名前は覚えてるけど内容一切知らないヨ!

あとチェコスロバキアがチェコとスロバキアという別の国になっていたこと。それも1993年に‼︎

各国ちょっとずつで、浅く終わっちゃってるから、もっと深く書いてったが面白いと思う。

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2016年04月17日

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