【感想・ネタバレ】日本人の知らない日本語 3 祝!卒業編のレビュー

この作品は、日本語学校で教師をしている海野凪子先生と外国人生徒たちの日常を描いたマンガ調のエッセイです。

エッセイの中では、凪子先生に日本語の質問をする外国人生徒たちの様子が面白おかしく描かれているのですが、「初めて日本語を学ぶと、そういうことが気になるんだ」という驚きがたくさんありました。
また、日本語学校の授業のなかでは、私たちが毎日何気なく使っている日本語の由来や正しい使い方、時代による変化などが漫画で分かりやすく解説されているので非常にためになります!

作品に登場する外国人生徒たちのキャラの強さも魅力です。
任侠映画マニアのフランス人マダムやルパンが大好きなアメリカ人、自国との漢字の違いに苦戦する中国人など、様々なバックグラウンドをもつ生徒が揃っており、日本語学校のにぎやかさが伝わってきます。
そんな彼らの会話を聞いていると、それぞれの文化の違いが見えてきて面白い!!
国が変わればジェスチャーの意味が変わったり、お見舞いのルールやマナーが違ったり、子供が描く太陽の色が違ったりするなど、聞いたことがない文化が沢山ありました。

私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれるだけではなく、日本の文化について見つめ直せる本です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年04月04日

楽しく読めて勉強にもなった。日本語を学ぶ外国人の方達に負けずに、きちんとした日本語を知っておきたいと思った。

0

Posted by ブクログ 2020年12月28日

2巻に続いて面白さ満点。卒業編ということでラストは寂しさもあり、応援したい気持ちもあり。章末の「外国人が日本で初めて見たもの」には今回も興味津々。なるほどね~と思ったり。このシリーズ、もっと読みたくて、ずっと続いてほしいけれど、次巻で関係なのかな。次行ってみよう。

0

Posted by ブクログ 2020年03月22日

3になっても爆笑パワーは落ちない。どうも日本編はこれで終わりのようなので(4は外国編)、とても残念だ。
日本語の話題だけでなく、それぞれの国でのいろんなことの違いなどの話も出てきて面白い。たとえばクリスマスのことだと、イギリスでは、サンタクロースとは言わずファーザークリスマスと言い、服が緑だそうだ。...続きを読むイタリアでは、魔女が来て、良い子にはお菓子を、悪い子には石炭をくれるという。ロシアでは、マロースおじさんというのが孫も連れて来るとか。ドイツでは、悪い子をさらっていく黒いサンタがいるそうで、ああこわ。
蛇蔵さんのマンガはなかなか上手で愉快で、とてもいい。

0
購入済み

おもしろかった(≧~≦))プ

2013年09月29日

すごくためになることもいっぱいあって、楽しい本でした。

0
購入済み

匿名 2023年08月31日

ドラマも観たことありますが、おもしろかったです!個性豊かな生徒さんばかりで、読んでいて飽きません。おすすめ!

0

Posted by ブクログ 2022年04月22日

まさに面白くてためになる。
簡単な日本語で表現すること。これは日本人同士の会話でも意識するべきだと思う。
敬語についても勉強になる。

0

Posted by ブクログ 2020年05月23日

前作に比べてより説明が多くなり、コミック部分を楽しみたい人にはちょっと物足りないかな?
生徒のキャラが面白いのはもちろんだが、それを上手くネタにした作者とコミック化した漫画家のユーモアセンスが光る。

0

Posted by ブクログ 2017年10月24日

サンタクロースの各国での違いは、目からうろこ。
日本語学から各国比較その他、雑学満載で楽しめるし、
ためになる。

0

Posted by ブクログ 2021年06月13日

日本人より日本語学校の生徒の方が絶対語彙が多いと思う。話し方なんかも。日本語で話しかけられたら日本語で返すわ。なんで逃げる?あと「やさしい日本語問題」これ大事。役割語が面白かった!ちゃんときっかけがあったんだ。

0

Posted by ブクログ 2020年10月04日

面白さを継続するのは難しい。
これも十分面白いのだけど、前作に対して、さらに期待値が上がってしまうということなのだろう。

0

Posted by ブクログ 2018年11月06日

意外と簡単な日本語にできないって言うのは、すごくよくわかる!慣れてない人は、親切心で文も長くなり、形容詞はまだしも副詞も多くなり、擬音擬態語、感嘆詞とか使ったりしちゃうもの。
敬語はわたしもむずかしい。
キャラクター達には慣れてきた。笑

0

「女性マンガ」ランキング