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ダレンシャン7巻。
「傷あるものの戦」のため、バンパニーズ大王を求めて旅をするダレン一行。
バンパニーズ大王と接触するチャンスは4回。
そのどれかで決着をつけなければバンパニーズにバンパイアは滅ぼされてしまう。
バンパイアの運命やいかに!
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【あらすじ】
ダレンがバンパイア元帥となって六年。バンパイアはバンパニーズ相手の戦いに明け暮れていた。ある日、バンパイア・マウンテンにあの奇怪な人物があらわれる―。
【感想】
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副題では黄昏のハンターとあるが、どちらかというとハンターはおまけで、魔女・エバンナの方がメインに相応しい出会いだった。
野性的なバンチャ元帥とも出会い、共にバンパニーズ大王へ挑むことになる。
このバンチャ元帥の一番の敵が“太陽“であり、200年以上も太陽に戦いを挑んでは焼かれて数日寝込むというのを繰り返しており、このエピソードでもうこのキャラクターを好きになってしまった。
ミスタータイニーの力に関して謎が深まるばかりだが、それ以上に今回の話の冒頭ではハーキャットがスラスラと会話していて2巻のエブラとの仲を思い出すほどであり、6年バンパイア・マウンテンにいたとはいえ、凄い変わりようだなと驚いたが、ミスタータイニーと再開してまた元に戻りつつあり。彷徨う死者の魂、杭の悪夢をみる、バンパイア・マウンテンが心地よい、エバンナと過去に会ったことがある、タイミング的にそろそろ自身が何者か思い出すべきだろうとミスタータイニーが仄めかすなど〜あの人なんだろうなと思うが、認識したらどう変わるのか楽しみだ。
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次の巻に向けて伏線を貼ってる感じだった。
これが回収されるのは楽しみだけど、悲劇が示唆されてるのが不穏……。
クレプスリーとハーキャットが不幸になる展開にだけはならないでほしい(;_;)
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いつの間にかダレンは元帥になっていたのね!!
しかも異例な半バンパイアの身で。
いよいよもって本格的な戦いが
やってまいりました。
その苛烈さはある人物を巡っての戦いでも
伝わってくることでしょう。
そして3人のハンターのうちの一人の
思わぬ過去も判明します。
実はこの元帥は異例中の異例だったのです。
あとは…クレプスリーは何をいたずらばかり。
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ダレンがバンパイアの掟の裏をかいて死刑からバンパイア元帥になってから6年。
バンパイアとバンパニーズとの戦いは続いていた。
そこへミスター・タイニーが訪れ、バンパニーズ大王が現れたこと、バンパイアが生き残るためのチャンスが5つあったうち、1つは既に失敗してしまったが、まだ4つ残っていることとを伝える。
そして、そのチャンスをものにするための人物は3人。
ダレンとクレプスリーとあと一人だという。
あと一人と出会うため、ふたりはバンパイア・マウンテンを出て魔女であるレディー・エバンナの家を目指し、もう一人のメンバーであるバンパーア元帥・バンチャ・マーチと、レディー・エバンナとともにシルク・ド・フリークへ。
シルク・ド・フリークのミスター・トールや、バンチャー元帥それぞれの秘密も明らかになり、バンパニーズ大王と遭遇もし、ダレンたちは次の旅へと進む。
ダレンの親友だったエブラは3人の子供の父親になっていたが、ふたりの間の友情は変わらない。
ここにきてダレンの見た目も成長を始めたりして、大人としてのダレンが戦いを続けていく。
ということは、バンパイアの大人の中の重要な誰かが亡くなるということなのかな。
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クレスプリー!貴様にダレンはやるかっっ!くらえ!今回の一言!
ミスタータイニーにハーキャットはついて行かないなんて!
なんていい友情なんだ!エバンナって魅力的…。(#^.^#)
byバンチャ元帥はワイルドさを見習いたい
「貴様、エバンナが魅力的?醜男を見習いたい?全く何を…」(クレ)
ドコっつ!(バンチャ元帥が殴る音)
バキャアアアア(エバンナの魔法)
バタっ(クレスプリーが逝く音)
さようならクレスプリー。
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いよいよ、パンパニー大王の追跡が始まりました。
成り立てのバンパイアの1巻から3巻までが第1部、バンパイア・マウンテンでの活躍をかく4巻から6巻までを第2部とするならば、バンパニーズ大王との対決をかくこの第3部は、この物語のクライマックスとなるはずです。
バンパイアたちは、基本的に「男の子」であり、そういう意味では、精神的にはほとんど成長しません。
だから、途中で読者自身も成長していかなければ読めない「ハリー・ポッター」よりも、こっちの方が、子どもには向いているかもしれません。
しかし、児童文学のヒーローのなかで、ダレンって、1番ビジュアルが悪そうなヒーローです。禿頭、傷だらけ、青白い……。マンガでは、どうなっているんだろう。
以下、ネタバレありそうな推理を書いておきます。
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ちらちらと出てくるバンパニーズ大王は
もしかしたら「彼」なんじゃないかなー
なんて考えながら読み進めてます。
もうここまで来ると止まらないって。
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バンパニーズとの本格的な戦いが始まります。ミスタータイニーの不吉な予言のとおりバンパニーズ大王が現れ、さらに彼を阻止するチャンスを予言します。その予言に名指しをされたのが、ダレンとクレプスリーとバンチャ元帥。バンチャ元帥や新たに登場するレディ・エバンナは一癖も二癖もあるキャラクターで興味を惹かれます。
七巻は戦いの始まりの巻でどんどんなぞばかりが膨らんでいき,次巻への序奏となっています。それにしてもミスタータイニーの過去、正体はなんなんだろう?
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あまり印象がないけれど、まぁあかな。僕はもう一度読んでしまっているのもある。だから、あの場面がいつ来るかいつ来るかという視点で読んでしまい、あまりよくない。
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シリーズ7作目。
ダレンが元帥になってから6年が経ち、バンパイアはバンパニーズとの戦いを続けていました。そこへ、ミスター・タイニーが現れ、バンパニーズ大王を倒すために3人のバンパイアが任務に就く必要がある、と告げます。
選ばれたのはダレンとクレプスリー。旅の途中で合流したバンチャ・マーチ元帥と3人で、まずは魔女エバンナの元へ向かいます。
バンパニーズ大王を倒すチャンスは全部で4回。
その中の1回目はこの作品で描かれますが、バンチャ元帥の出自にかかわる秘密も明らかになり、これからのあてどない冒険の旅が続く予感です。
これまでのシリーズ作品に比べると、ダレンがバンパイアの世界(生き方や考え方)にだいぶ染まってきていて、良くも悪くも「単純な」思考回路になっているようにも感じました。……もちろん、「元帥」としての立場もあるのでしょうが、前作までのように「戦い」そのものに疑問を抱き続けている姿が見たかったようにも思います。
また、ダレンやクレプスリーの機転や知恵、運を味方にして道を切り開く、というこれまでの展開よりも、「運命」に翻弄される印象でした。
『ハリー・ポッター』シリーズのように、後半にいくにつれて暗い展開になっていくのかな、と少し心配でもありますが、この物語の終着点がどういった形で描かれるのか、見届けたいと思います。
Posted by ブクログ
ダレンシャンシリーズ第七巻。カーダの裏切りを見破ったダレンは元帥に昇格。そんなある日デズモンド・タイニーが現れる。タイニーはヴァンパニーズ大王の存在を告げ、その討伐にダレン、クレプスリー、バンチャの三人が選出される。ダレンシャンシリーズもいよいよクライマックスに向かいます。