【感想・ネタバレ】乙嫁語り 5巻のレビュー

前作『エマ』で19世紀末の英国・階級制度の恋愛を描いた森薫先生の最新作はシルクロード!美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、12歳の少年・カルルク。遊牧民のアミルと街を作り定住する定住民のカルルク、8歳もの年の差がある2人の愛の行く末は?

前作ではメイド愛を爆発させていた森薫先生、今作でも圧倒的な情報量と繊細かつダイナミックな画力で中央アジアの「乙嫁」たちの生活、愛を描きます。嫁入り前に必ず行う布支度や、結婚式、料理、描かれる日常が本当に面白い!洋服に入れる刺繡の作画が細かくて本当に美しい…
キャラクター達もとても魅力的です。主人公であるアミルをはじめとした、様々な「乙嫁」たちもそれぞれ個性が強い…!美しく、健康的でたくましく、それでいてチャーミング!一度読んだら乙嫁語りの世界観から抜け出せなくなること間違いなし!!
人間だけじゃなく動物も沢山登場する本作、ぜひ読んで頂きたい一冊です!

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ふたごちゃん

2023年01月29日

ふたごちゃんに幸あれ。
ふたごちゃんのお相手兄弟にも幸あれ。
今回も家族の深い愛情に心打たれ、新しい家族とのやりとりに心が温かくなりました。
個人的には26話、何気ない一日が穏やかで大好きです。
お婆様のかっこいい話も良かった。

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購入済み

結婚式の伝統や山羊や鷹

2019年12月21日

双子の結婚式の様子は、学者のような視点と本人達の視点が合わさり、見事な描写に。
また、山羊は実際にあのように崖を登るけれど、人を乗せてるのは見たことがないので、新鮮でした。
鷹に対する姿勢はペットという習慣がないとあのようになるのかと思いました。

毎日、生き物を殺して食べる牧畜文化は、動物...続きを読むと人を決して同列にみなさないんだということも伝わってきました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月10日

結婚や祝い事が個々人のつながりだけでなく家族同士の繋がり、延いては村中の繋がりを強固にしていく大事な行事なんですね。どの家庭も若くして結婚して多産で大家族だから割としょっちゅう祝い事だらけだったんでしょうね(笑)全巻で「生きる為に多大な労力をはらう…」と言う様な文が有りましたが、一人で生きることが難...続きを読むしい地域であるからこそ家族や地域の連帯が大事なんだなって…
箸休めの様な二十六話が好きです。
続きが楽しみです

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Posted by ブクログ 2018年03月21日

19世紀中央アジアを舞台とした結婚物語の漫画第5巻です。
今回は双子のライラとレイリの結婚式が中心です。
彼女たち自身と周りの親族の家族愛が伝わってきました。
第4巻のレビューにも書きましたが、大事なことなのでもう一度。
双子のお母さんがタイプです。
6巻にも期待します。

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Posted by ブクログ 2018年03月19日

【あらすじ】
やんちゃな双子のライラ&レイリにも、ついに結婚相手が見つかった。この巻では彼ら4人の結婚式を描いた前中後編「祝宴」を一挙に収録!ドタバタにぎやかで、楽しくて、笑顔と涙に満ちた結婚式へようこそ。番外篇としてFellows!(Q)に収録されたショート短篇「岩山の女王」を併録。

...続きを読む感想】

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Posted by ブクログ 2017年11月04日

結婚式はめでたいめでたい! 「ものすごく好き!」からじゃなくても、きっと少しずつ好きになっていくよ、双子たち( ´ ▽ ` )ノ 兄弟は今から先が大変そうだけど、そのうち言い返せるようになるのかなー?

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Posted by ブクログ 2015年07月18日

この巻は凄く好き。

双子の結婚式のために準備する両家族の、大変そうだが幸せな姿。村人たちの陽気な様子。披露宴でようやく「結婚」ということを実感した花嫁たち。読んでいて、とても幸せな気分になる。

「岩山の女王」はおばあさまかっこよすぎて……

鷹に妬くカルルクの表情は年相応でとてもかわいらしいけど...続きを読む、アミルを気遣う様子はとても「旦那さん」でした。

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Posted by ブクログ 2014年01月09日

読むのに時間かかったけど凄く面白かったです。
漫画版上橋菜穂子的な。
登場する人物のキャラクター像は全然違うけど物語の世界の背景がしっかりしてることや食べ物が美味しそうなところに共通点がある気がします。
骨太な漫画。みんなにも読んでもらいたいです。

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Posted by ブクログ 2013年05月20日

2013/05/05
【好き】双子姉妹:ライラとレイリの結婚式。 親族総掛かりで準備するセリフなしのページをめくりながら何故か目頭がジーンと熱く…。 近所とはいえ帰る場所が実家じゃなくなることを実感した二人の凹みようにはしんみりしたが、一生懸命慰めているムコを裏切り居眠りするとかさすがだと笑ってしま...続きを読むった。 他、アミルとカルルクの仲良さにニンマリとし、山羊乗り名人のお婆様の格好良さに惚れた!!

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Posted by ブクログ 2013年04月23日

乙嫁、5巻の感想です。
というよりも、アミルについての感想と言った方がいいかもしれません。実に様々な人物が登場する作品ですが、アミルはその中でも特に印象的な人物です。それがこの5巻で、より鮮明なものとなっています。

鷹の話、怪我が治った後のシーン。ここで衝撃を受けました。アミルという人物が向き合う...続きを読む命、その眼差しに。命を命として真っ直ぐに見ている。決して目を逸らさない。その毅然とした態度に脱帽しました。そして、命について改めて考えさせられました。

スミスは再び旅にでます。それと共に、皆の旅も続いていきます。旅は終わりません。それぞれの旅がどこへ向かうのか。思いを巡らせています。

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Posted by ブクログ 2016年07月24日

双子ちゃん編完結。
可愛い夫婦2組に幸あれ!
そして番外編のお婆様が格好良いです、アミルも山羊くらいなら乗れそう。

それにしてもこのシリーズを見ると羊肉を頰張りたくなる 函館で食べた生ラムは美味しかったなあ、、

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Posted by ブクログ 2014年01月28日

実際の結婚式でも、花嫁と花婿がこっそり抜け出しちゃったりするのかな(笑)。双子編はこれで一段落。

次の巻からはアミルとカルルクのお話になるみたい。ラブ旋風も次巻へ持ち越し?

前の巻で一瞬主人公になったスミスは、しばらくは傍観者スミスになるっぽい。元婚約者とまた会える日はくるのかな。やっぱりうまく...続きを読むいってほしい。インドで幸せな家庭を築け。

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Posted by ブクログ 2019年05月29日

双子の結婚式がすごく綺麗でよかったー!
いたずらっぷりも健在でニヤニヤしながら読んだかもw
出てくるひとたちがみんないい人でみんな幸せになるといいなぁ!
日暮歌と岩山の女王がすごく好きだ。
ヤキモチ焼きのカルルクが可愛くてニヤニヤ。
これからまたお話がカルルクとアミルの話に戻るみたいだから楽しみー!...続きを読む
早く大きくなるといいね。
で、いつも新刊が出るたびに1巻から読み直したくなるのがつらいw

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Posted by ブクログ 2022年12月18日

見知らぬ土地の、見知らぬ結婚という儀式。

当事者は大変そうだけど、式に参加して、食事だけは食べさせてもらいたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月11日

双子の結婚式も無事に終わり。お婆さんと山羊の話があったけど、ああいうの良いよね。
鷹狩りの話は、切ないね。飼っていた方も納得するのがなんか救われた感じ。

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Posted by ブクログ 2018年11月13日

キャラクタにさほど頼らず
時代風俗背景だけで画にできるところに
いつもながら感心する
すっかりできあがっているけれど
背景がやはり白い

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Posted by ブクログ 2018年03月02日

身内総出で準備して、何日も続く結婚披露宴。
羊を下ろすことや料理等々、丁寧な描写で興味深く読みました。子供も立派な戦力で、こうしておぼえて受け継がれていくんだなあ、と。

番外編のお祖母様、最高にかっこよかったです。
でもこの山羊の岩壁登りは多少誇張してるんじゃ…と、検索してみてびっくり。もっと無理...続きを読むそうなところに、余裕で立ってる画像がありました。山羊ってすごいんですね。

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Posted by ブクログ 2016年02月01日

エキゾチックな好奇心と各乙嫁のピュアさとはいい。双子ちゃん可愛い!

だけど、意図的なのかそうじゃないのか、アミルと他の乙嫁たちとを飛び飛びに描いてみたりする所とか、前作エマの時も思ったけど構成が変だなあと思う。群像劇にしてはアミル寄りだし幕間にしては力がこもり過ぎだし、パズルのピースを見てるような...続きを読む、作者の詰められるだけ詰め込んだ偏愛に酔うような違和感。

続きはちゃんと完結してからか、頭空っぽでツッコミ入れる気力のない時に読もうかな。新しい表現になじめないのは頭は固い証拠なのか。筋があるようでないような、19世紀中央アジアの遊牧民族のあるがままを写し取ったような話はきれいな写真集みたいだけどモヤモヨ。

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Posted by ブクログ 2015年06月23日

相変わらずのクオリティーの高さ!双子ちゃんもとうとう結婚、微笑ましい二組。鷹のエピソードは短いながらもいろいろなメッセージを孕んでいて、さすがです。

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Posted by ブクログ 2014年03月23日

双子の結婚式編。そしてまたカルルクとアミルに…
双子は随分現金だw 結婚で泣はしたけど、湿っぽくなくていい。 一方、アミルの話しになると、なんか不安を感じてしまう…

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Posted by ブクログ 2014年01月31日

鳥は空を飛んで生きるものです
このまま空も飛べず人の手からエサをもらって
それでは命があっても生きているとは言えません
それはダメです

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Posted by ブクログ 2013年10月25日

ライラとレイリの可愛さ。あの二人何歳なんだろう…私も揚げ砂糖食べたい。
スミスさんは作者があれだけ引き延ばすということは救いがあるんだよね?読者は期待していいんだよね?

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Posted by ブクログ 2013年10月11日

強烈双子の嫁入り。
手縫いの華やかな花嫁衣装。次々に捌かれる羊。
ご馳走は豪快に振る舞われ、飛び入り参加もOK。
皆が浮かれて騒いで、祝いの宴は続く…。
結婚式は村の一大エンターテイメントなのですね。楽しい。
鷹の話が好きでした。
飼って可愛がるだけを良しとしない、生命の尊厳というもの。
厳しいけど...続きを読む、清々しい生き様だと思います。

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Posted by ブクログ 2013年09月28日

双子ちゃんと双子君の結婚式.それと,やっぱりあの夫婦は可愛い.カルルクさん,奥さんがかまってくれなくてちょっと(´・ω・‵)ショボーンてなってるのがもう・・・

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Posted by ブクログ 2013年06月23日

森さんの漫画は毎回描き込みがすばらしいです。トーンにあまり頼ることなく、繊細な民族衣装の書き込みにただただ関心するばかり。
お話も安定しているので安心してよめます。ただどきどきやわくわくを期待する方には物足りないかも?

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Posted by ブクログ 2013年06月21日

結婚式が1週間続くってすごいなぁ。

そりゃおてんば娘に1週間じっとけっていっても無理よね。
というか私も無理(笑)

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Posted by ブクログ 2013年05月12日

全館に引き続き、双子ちゃんの婚礼が前半のメイン。
この二人もかわいいとは思うんだけど、やっぱり私はアミルさんとこの話が読みたいんですよねw(パリヤさんの縁談も気になるところだし)
でも結婚式前の料理の準備、羊を屠って加工するあたりは丁寧に描かれていてそこを読むだけでも面白かった。

鷹のエピソードは...続きを読む久々のアミルさん話で嬉しい。そしてばあさま最高w

作中に描かれるアラル海、その近辺の豊かさは、実に活気あふれているだけに、それを永久に奪われてしまった喪失感を大きく感じずにはいられません。……と言ってピンと来ない向きは是非、「アラル海」について、wikipediaなりなんなり検索してみることを強くお勧めいたします。

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Posted by ブクログ 2022年08月02日

双子ちゃんの結婚式から。
これからの4人の生活が想像できるようなドタバタっぷりが面白かった。
結婚式は誰のもの?って今も思うけど、当時は本人たちはそっちのけだな、と思いました。

あとは山羊の崖登りや手負いの鷹の話など。
昔はどの場所も動物と共に生きていたなと分かる話でした。

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Posted by ブクログ 2020年05月20日

羊下ろすの珍しいか 19世期中央アジア 遠く聞こえるロシア侵攻の噂 鷹頭巾 鳥は空を飛んで生きるものです 焼き飯 揚げ砂糖 

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月13日

双子の姉妹ライラとレイリ、2人の相手のサームとサーミの結婚式をテーマにしたドタバタコメディが中心です。ナンセンスコメディではないので、それなりに読めますがこの辺は好みが分かれるかもしれません。また、カルルクさんとアミルさんの話に戻ります。気丈なお婆さんが山羊に乗って崖を登る話や、傷ついた鷹を助けよう...続きを読むとする話などが出てきますが。

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Posted by ブクログ 2013年08月26日

双子ちゃんたちの結婚式の話。
面白くないことはないけど、もうちょっとなんか欲しかった。
単行本を購入したが、読み返すことが無く売却済

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年02月12日

結婚式は賑やかでいいですね。双子のワガママっぷりにちょっと辟易した面があるのが本音ですが、新郎ふたりが頑張ってて応援したくもなりました。舟、もらえて良かったね。
婆さん、カッコいい!
鷹の話が切なかったです。飼うのはダメだと言いきるアミルに胸が痛くなりました。

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