感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やばい、有川浩さん★5ばっかりや!(別にやばくない)もういいです、普通にファンですわこれはもう、しょうがない認めます
これから自己紹介の時は必ず好きな作家は横溝正史と有川浩ですって言います(真逆やないか)
今回はザリガニの大きいのが大量発生です
有川浩さんなりに古き良き怪獣映画を踏襲しているのが見て取れますね
また機動隊の人たちがみんなカッコいいんだよね、これ主役完全に機動隊やん
そしておそらく多くの読者の期待を裏切らずに10点満点の着地!内村か!内村航平か!というね(引退してしまったけども)
まとめると内村航平は日本体操界のレジェンドだ!ということですね!(この着地は0点)
Posted by ブクログ
友達に勧められて読んでみた。
有川浩さんの作品は人物の描写が繊細で、読んでて感情移入してしまう。
うまく言葉にできないのがもどかしいけど、読んでて泣きそうになる。
レガリスどの戦いや日本の政治的戦いの中にうまく恋愛要素を盛り込んでてさすが。
バトルものだと単調になってしまうところが、人物模様でうまく引き込まれるようになっていてページを進める手が止まらなかった。
自衛隊三部作では1番好きだな。
再読
切迫した状況からの冒頭で一気に引き込まれました!
最後までたるいところなどなく、結構なボリュームがあったのにも関わらず寝る暇も惜しんで一気に読んじゃいました(笑)
個々のキャラの濃くて魅力が際立っているのがとても良かったです。
夏木さんは無愛想で口悪いけど人一倍熱くて、、それだけの説明ならあぁそういうタイプのキャラねって終わるところを、台詞回しや仕草で更に自分の中で実体化されていくというか。
夏木っていう名前もこれまたいいんですよね。
そして前代未聞の非常識事態との葛藤も見所です。
ザリガニvs生身の人間だと到底敵わなくて、大勢の犠牲者が出ているのに、なかなか自衛隊を動かしてくれない政府にイライラ。理不尽な今のこの世の中を風刺しているのかなと感じたり。
また何年か後に読みたいな。
Posted by ブクログ
頁を開いた瞬間からスペクタクル!
桜祭に湧く横須賀に突如現れた人を襲うエビの大群。
咄嗟に避難した潜水艦内の子供たちとふたりの自衛官は果たして救出できるのか?
これを読もうという方は覚悟してください。
読み始めたらもう止まらない。
息もつかせぬこの展開。
何も言うことはない。
とにかく読んで。
話はそれからだ。
Posted by ブクログ
自衛隊3部作をまた読み返したくなり
「塩の街」に続き 再読。
甲殻類の大群に 横須賀の街が襲われ…
あり得ない設定だけど
有川さんの話にはいつも引き込まれ
胸キュンのラブストーリーの続きも気になり
「クジラの彼」もその章だけ 読み返し
ホッとしました。
Posted by ブクログ
有川浩さんの自衛隊シリーズの、空の中と、海の底を読みました。海の底はちょっとグロテスクなところもありますが、私はすごく好きです。人の心理がいろいろあるってことがうまく表現されていて、すっごく良かったです。
Posted by ブクログ
有川浩さんの小説が好き。
哀しくて零れ落ちてしまう涙、堪えないといけない涙、そして笑顔とともにある涙。
面白い小説でした。
お話は、
桜祭りで一般に開放された横須賀米軍基地に突如海から巨大生物の大群が襲来し、次々と人を襲う。
自衛隊員2人(夏木、冬原)は逃げ遅れた子供たちを連れ、米軍基地内に停泊していた海上自衛隊の潜水艦でろう城することに。
米軍、内閣、警察上層部の思惑を絡み合い、潜水艦に取り残された者は...
まず巨大生物が生きている人を次々に捕食していく描写が結構エグい。
シーンを想像すると鈍い恐怖が沸き起こってくる。
現代社会に巨大生物ってなんだよ、興ざめる...ってコトにならなかった。
極限の密室で過ごす子供たちの描写がすーっと入ってくる。
子供ってこういうコミュニティを作っちゃうし、素直だったり素直じゃなかったり。
もちろん恋愛ありです。有川浩さんの恋愛の甘さがほんと心地良い。
そして、アホなお偉いお役人と反体制なカッコイイ漢もでてきます。
怪獣に、青春に、自衛隊ネタに、恋愛まで。
またまたてんこ盛りでした!
満腹!
自衛隊三部作「陸・空・海」完食しました!
いや〜おいしかった!
有川浩さんの作品を1つでもいいなーと思った方は、ぜひご賞味ください!
Posted by 読むコレ
空の中....も名作でしたが、こちらも凄い!!
冒頭の10ページも捲らないうちからいきなりの
超怒濤のフルスロットル全開でストーリーが繰り広げられます。
そこから一瞬たりとも飽きる事なく、いちいち青臭い台詞に
鼻の奥が...ヤバい事になり、完全に一喜一憂して読みまくって
しまいますね。あー、面白い!!
エビ喰うのしばらく恐くなったけど。
Posted by ブクログ
塩の街、空の中に並ぶ自衛隊三部作のひとつ。
その三部作の中でも個人的に一番好きな話。と、同時に一番想像したくない場面も登場する話。ただ引いてしまうのはほんの一部だけで、どっぷり浸かることが出来る話でもあると思う。有川浩特有のベタ甘が控えめの作品でもある。ただ、登場する自衛官がこれでもかってくらいかっこいいのは言うまでもない。
Posted by ブクログ
出鼻は巨大ザリガニとか惨状とかに引いたけど、救助を待つ側と救助・防衛する側の生き様・葛藤がリアルで、カッコよくて!結構な重量の本だけども、読んじゃった。こーやって「クジラの彼」に続くのね~共通の話題、「潜水艦は潜る。沈むゆうな」は、よっぽど潜水艦乗りの拘りなんだろな。ラブコメ小説家らしく、ちゃんと恋愛に落としてます。しばらくザリガニは、遠慮したくなりますが。。。
パニックホラー系
ハリウッドによくあるような、モンスターがうじゃうじゃ出てくるパニックホラー物のような展開ですが、アクション主体ではなく、極限状態での人間関係の機微を描いたドラマチックなストーリーです。
どちらかというと、パトレイバーや踊る大捜査線のような感じです。
でも出てくるキャラクターは、あぶない刑事のように飄々としていながら、繊細であり、それでいてたくまし人を持ったたちです。
Posted by ブクログ
やっぱり自衛隊はかっこいい
今回の有川さん作品は警察もカッコよかった。
自衛隊の皆さん、いつも本当にありがとうございます。
とってもとってもよかったです。
久しぶりに没入できました。
Posted by ブクログ
初有川作品
巨大生物来襲&警察と自衛隊の攻防&潜水艦に逃げた自衛官と子供達の物語とエンターテイメント映画並に盛りだくさんな内容
序盤はパニック映画の様なザリガニVS人類というSF物語よりもこの事件を取り巻く人間模様の方がメインかな?
そこら辺の描写はかなりリアルだった
そしてベタな展開だけどラストも好きです
Posted by ブクログ
読み始めてすぐ、失敗したと思った。
人がばたばた死んでいくから。
私の苦手なパニック物、サバイバル物である。
昔は、こういうハラハラドキドキする小説も好きだったが、年とともに好みが変わってきて、今じゃはっきりこういう手は避けている。
人が死ぬと悲しいし、遺族のことを想像してブルーになるから。
しかし、今サイコーにはまっている有川浩なので、ガマンして読んだ。
読み終わって、苦手な話でも読んでよかったと思った。
話が荒唐無稽な設定(巨大化したザリガニが人間を襲う)なのに、リアリティがあっておもしろい。
電磁柵の工事が強度を増したぶん重機を多用した大規模工事になった・・・などのくだりは、「作者は現場を見てきたの?!」と思うくらい詳しい。
あと、すべての有川作品に言えることだが、登場人物がとっても魅力的である。主要な二人(夏木と冬原)はもちろん魅力的だが、いやな奴(圭介)も、ただ単純にいやな奴というわけではなくて、背景にはこんなことがあるんだよという丁寧な説明があって、最後にはやっぱりこいつもいいやつだな、ああよかったと思わせてくれる。
夏木と森生の恋も非常にうまく落ちをつけていて、読後感がよかった。
有川浩はすごい。本当にすごい。
ところで、冬原は「晴臣」(9ページ)が正しいの?「春臣」(300ページ)が正しいの?wiki先生にも書いてなかった。誰か教えてエロイ人。
Posted by ブクログ
突如現れた正体不明の生物。逃げ込んだ潜水艦で子供達と共に救助を待つ自衛隊員の夏木と冬原。
潜水艦内では様々な出来事が起こるが、同時に地上では自衛隊と警察の関係が救助をスムースに進ませなかったり・・
ラストは、有川さんはこうでなくちゃ、と思えた。
Posted by ブクログ
未知の巨大生物に立ち向かう海上自衛隊員と陸上の警察組織のヒューマンドラマのコートを着て、中身は、潜水艦内での子どもたちと海上自衛隊員の群像劇ですね。
有川作品に不可欠のロマンスも織り交ぜられているが、とても爽やかで清々しい気持ちになります。
どうして有川作品には、言動の乱暴な人々がよく登場するのでしょうか?
そしてその誰もが温かく優しくて人間味あふれるのです。
高知の方の気性なのかな?
展開が早いです
最初から展開が早くて、え?まじで?と思ってるうちに読み終わりました。海自や警察の細かい描写も出てきますが、基本的には人の心の成長についてが大きなテーマなんじゃないかと思います。(個人的な感想です)海自や警察に興味が無くても面白く読める作品です。
Posted by ブクログ
横須賀に巨大化した大量の人食いエビが襲来…。潜水艦に逃げ込んだのは、実習中の海自幹部候補生と、潜水艦艦長の命と引き替えに助けられた子どもたち。陸上では人食いエビが防衛線を突破しつつある状況で、武器をもたない警察機動隊が苦戦を強いられ、そして自衛隊は…。
植物図鑑に続き2冊目の有川さんの本。どんな話か知らずに読み始めたので、植物図鑑とのあまりの違いに初めは中々ページが進まなかった~(^-^; ほんわかLoveはいったいどこに…っていうか、ザリガニ版ゴジラ!?
でも、読み進めていくうち、ちゃんとありましたよ胸キュンが。キャラクター達がどんどん魅力的になって、すっかり引き込まれてしまいました。
面白かった~。3部作なんですね。ぜひ他のも読みたいです。
Posted by ブクログ
面白かったです。
「空の中」とはまた違った雰囲気。
「空の中」よりもエグい描写が一部あるけれど。
「生存者0」をこないだ読んだばかりだからか、動物(未知の生物)のパニックものは、ある程度解決までの道筋がどうしても似通ってしまうんだな、と。
そこに自衛隊やら警察やらの国家権力が絡んで、どこの世界にもいる、「変り者」がブレイクスルーしていく…という。
今回は、そこに潜水艦の中に避難した子供たちと自衛官幹部候補生の場面がプラスされてます。
ただの動物パニックものではなく、人間ドラマになっているのはこの辺りがあるからでしょうか。
それにしても面白かった。
この話の登場人物のその後の短編も読みたいなー。
Posted by ブクログ
有川浩の自衛隊三部作、最終巻。
『塩の街』は既読だが、ぶっきらぼうだが熱血漢とニヒルな美青年という組み合わせが好きなのかな、この著者は。
特撮みたいな設定、出だしがグロテスクなので引いてしまったが、主題は極限状況下での子どもと大人との世代間葛藤のドラマで引き込まれる。ヒール役の憎たらしい小僧にもそれなりのカタルシスが用意されているあたりで救いがある。
国防としての自衛隊の存在意義を、あらためて考えさせるきっかけにもなる。
Posted by ブクログ
少し、ザリガニに対してトラウマが出来そうですが
今回も面白かった☆
有川さんの著書に出て来るキャラクターは、皆大好きです
そして、裏切らないラブストーリーにまたまた胸キュンで、大好きです♥
Posted by ブクログ
特撮ヒーロー物の世界かな(笑)夏木さん青いね〜とか思いながら読んでました。冬原さんと夏木さんのコンビ最高でした(^^♪
多分望ちゃんも冬原さんと同じタイプですけど夏木さん良いんですか?(笑)尻に敷かれるの決定ですよ(笑)
Posted by ブクログ
最初のほうはちょっとグロくてうわぁ((;゚Д゚)っって感じだけど、途中からは夏木さんと冬原さんがかっこよくていい感じ!
翔君の声が出たときは感動しました
でも機動隊のかたがあれだけ苦労したものが、自衛隊にかかるとあっという間に解決されたのが、なんだかなぁ
とりあえず、自衛隊三部作コンプリート(*ゝω・)
Posted by ブクログ
自衛隊三部作、やっと最後の一冊を借りられました。
私は、この『海の底』が一番好きです。
レガリス(&理不尽なこの国)に立ち向かう警察組織の男達もいいし、
自衛官と子供達の6日間も良かった。
メインの男性の性格というか個性が、他の作品と被っているのは作者の好みなのかな。
あと、晴臣なのか春臣なのかも、引っかかってしまった。(誤植かな?)
Posted by ブクログ
有り得ない状況設定に始めは戸惑うが、読み進めると、突飛にしか見えない状況が必然に思えてくるのは、著者の取材力だろう。
後半のドキドキ感はお約束♪
Posted by ブクログ
「自分のプライドは自分で守れ。」(141 ページ)
海の底から這い出てくる脅威から逃げ惑う中、
2人の男に潜水艦に保護される、子供たち。
世界から切断された空間で、
それぞれの想いとプライドがせめぎあう。
潜水艦という狭い空間で、
大人の世界を凝縮する子供の世界が展開し、
恋と憎しみと友情が爆発する。
Posted by ブクログ
「空の中」に続き3部作の最終作。巨大海老に襲われるという出だしでもうやめようと思った。私、ほんとSF嫌いなんだなー。筒井康隆は大はまりだったのに。この今、実家にいて全くもって暇、という状況じゃなかったら読み切らなかったわー。まぁラッキーだったってことにしよう。圭介はほんと腹立つ。でもこれが母親のせいだっつーなら、母親はなんでこんなに嫌な人になったのか。潜水艦の中の話より、警察と自衛隊との軋轢とかほんとにクソのような政府とか、そっちの方が興味深い。明石とか烏丸とか、レガリス博士の芹澤とか、新ゴジラを思い出した。しかし、ほんとこの機動隊達の犠牲を戦争反対、自衛隊反対としか言わないアホ達はどう思ってるのか。こんな国で自衛隊とか警察とかに入ろうとする人達はほんと素晴らしいわ。冬原が「クジラの彼」なんじゃなかったっけ。てことで、次はクジラの彼を再読だ。この自衛隊3部作を読み返すことはあるまい…
Posted by ブクログ
要所要所に曲者がいてなんとか災難を解決するパニックものとして楽しんで読んだが、最期の場面だけ見るとあの二人のラブコメのプロローグにすぎないのか…(笑)
Posted by ブクログ
米軍横須賀基地の桜祭りの最中に巨大なザリガニの大群が襲来する。海上自衛隊の実習幹部の問題児の夏木と冬原は,艦長の犠牲のもと,停泊中の海上自衛隊潜水艦「きりしお」に13人の子供を避難させる。陸上では政治的理由で自衛隊の動きが鈍いなか,警察の機動隊が盾で防衛ラインを死守する。
有川浩らしい軍事×恋愛もの。うまい。
Posted by ブクログ
特に盛り上がりもなく、淡々としてた感じ。
なんか、うーん、物足りない。
あとは自衛官ふたりが好きになれなかった。
最初に潜水艦に逃げ込んだときの
自衛官ふたりの態度が不快でモヤモヤした。
いくら尊敬する上司が死んでしまったからって
子供たちが代わりに死ねば良かったなんて無いでしょう。
でも子供たちが成長していく過程は良かったと思う。
Posted by ブクログ
巨大ザリガニが襲来するという突拍子もない設定だが、読んでるとこういう事態もありえないこともないんかなという気になってくる。潜水艦内に閉じ込められた海上自衛隊実習幹部である夏木大和、冬原春臣と森生望、遠藤圭介ら子どもたちとのやりとりが話のメインで、その人物描写には引きこまれる。メインキャラではないが、明石警部と烏丸参事官も名コンビで、気にいった。
ただ、話のキーパーソンの一人である遠藤圭介の性格は極端すぎ、ちょっと非現実的な人物設定である気がした。また、人が巨大ザリガニに食べられるといった描写は、ちょっとグロく感じ、身悶えてしまった。
実際はここまで自衛隊が動けないということはないだろうが、本書は、有事の際の自衛隊へのいろいろな制約に対する問題提起の書にもなっている。