【感想・ネタバレ】海の底のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

有川浩の自衛隊三部作、最終巻。
『塩の街』は既読だが、ぶっきらぼうだが熱血漢とニヒルな美青年という組み合わせが好きなのかな、この著者は。

特撮みたいな設定、出だしがグロテスクなので引いてしまったが、主題は極限状況下での子どもと大人との世代間葛藤のドラマで引き込まれる。ヒール役の憎たらしい小僧にもそれなりのカタルシスが用意されているあたりで救いがある。

国防としての自衛隊の存在意義を、あらためて考えさせるきっかけにもなる。

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2014年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自衛隊三部作、やっと最後の一冊を借りられました。
私は、この『海の底』が一番好きです。
レガリス(&理不尽なこの国)に立ち向かう警察組織の男達もいいし、
自衛官と子供達の6日間も良かった。
メインの男性の性格というか個性が、他の作品と被っているのは作者の好みなのかな。
あと、晴臣なのか春臣なのかも、引っかかってしまった。(誤植かな?)

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2015年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「空の中」に続き3部作の最終作。巨大海老に襲われるという出だしでもうやめようと思った。私、ほんとSF嫌いなんだなー。筒井康隆は大はまりだったのに。この今、実家にいて全くもって暇、という状況じゃなかったら読み切らなかったわー。まぁラッキーだったってことにしよう。圭介はほんと腹立つ。でもこれが母親のせいだっつーなら、母親はなんでこんなに嫌な人になったのか。潜水艦の中の話より、警察と自衛隊との軋轢とかほんとにクソのような政府とか、そっちの方が興味深い。明石とか烏丸とか、レガリス博士の芹澤とか、新ゴジラを思い出した。しかし、ほんとこの機動隊達の犠牲を戦争反対、自衛隊反対としか言わないアホ達はどう思ってるのか。こんな国で自衛隊とか警察とかに入ろうとする人達はほんと素晴らしいわ。冬原が「クジラの彼」なんじゃなかったっけ。てことで、次はクジラの彼を再読だ。この自衛隊3部作を読み返すことはあるまい…

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2017年08月13日

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