【感想・ネタバレ】ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 24巻のレビュー

神崎裕也

[コンツェ · ★★★★★]

復讐は生きる目的になる。
だからそれが終わって二人があのままどうなったのか、先を読み進めるのが少し怖かった。
イクオと美月お互いが思いあっていても、再会すれば「ただしい」に阻まれてお幸せにって訳にもいかない。
最後に美月は、やっぱり生きていたんだ、と嬉しさでいっぱいだったと思う。
私も、イクオとたっちゃんは最高の相棒だと思うから二人一緒で良かったと安堵した。

それにしても、まほろばのおかげで随分多くの人が命を失ってきた。
それも信じられない方法で。
悲しいことに、地位が上がって権力を手にすると変わってしまう人間がいるのは事実。
美月には「ただしい」を貫いてほしい。
あと、もう助けてもらえることなさそうだからもっと気を付けて捜査してほしい。

あの崖から飛び降りて、どう生還したのか、そこだけちょっと気になっていたりします。

[ぱんだまま · ★★★★★]

まあお約束的な

まあお約束的な終わり方だけど、変なハッピーエンドにならなくてよかったかな。結局2人が不死身なところも美月が詰めが甘くて弱いところも変わらない笑

[ブクログ · ★★★★☆]

23巻まで一気に読んで、この最終巻が出るのを待ってた。終わり方としては、これしかないよね、っていう感じで、タッちゃんとイクオが2人で再度歩み出してて良かった…。最後の最後、イクオちゃんは日比野さんの方に行っちゃうかな？と思ったけど、タっちゃんは絶対なんだなー。2人の絆が最後まで揺るがないもので良かった。

[Aya · ★★★★☆]

１０巻無料から読みかけてはまり、一気に全巻購入しました。
スピード感とスリルある展開、味のあるキャラなど総合的にとても面白い漫画だと思います。終わり方は２人が海に飛び込んだ所で終わっておいた方がケジメをつけたという事で良かったのではないかと思い、最後のエピソードはちょっと惜しいかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

私は、この漫画、何が好きって、主人公の表情とアクションの絵がすごく好きだったので、最終話で顔が出なかったのはちょっと残念。

せめて、「まったく、日比野さんは相変わらず不用心なんだから･･･」みたいな一言ほしかったな。セリフが「そうだね･･･」だけじゃさびしい。

もう少し、「どうして生きて帰ってきたのか」が想像できるようなシーンがほしかったような気もする。