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奥祐筆シリーズ第2弾。
今回は、津軽の政情を背景に主人公二人が活躍します。
剣士 柊衛吾の剣の成長(発展途上)の描写が楽しいです。
どうもこの下りは各巻にありそうです。
将軍 家斉の人物描写も面白い。
次巻も期待です。
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いやぁ上田秀人先生の作品って面白い
2冊目、奥祐筆秘帳・・・最初は8巻
今回は2巻
ランダム読書には弊害ばっかり!
でもでもでも、目の前に合ったら読んじゃう!
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奥祐筆秘帳シリーズ・2
このシリーズは書き下ろしだそうですが
通して読んでます
歴史モノなんだけど ハードボイルド風で
そういうのが好きな方にはオススメ^^
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、奥右筆組頭立花併右衛門はロシアとの密貿易を疑う。国是である鎖国を破り、利権を握らんとするのは誰か。幕政の闇に触れる併右衛門を狙う者は数知れず。愛娘瑞紀が伊賀者に攫われ、護衛役の柊衛悟と救出に向かうが!?緊迫の第二弾。
令和3年4月11日~14日
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眼の付け所がよすぎる併右衛門は相変わらず命を狙われ続ける。なにかを隠している将軍家斉と松平定信、自らが覇権を狙う家斉の父治済とその手先の争いに巻き込まれるなか、遂に家族へと迫る魔手。
今だ明かされない幕府の隠し事が気になるが。やはり冥府防人の名前が一番気になって仕方がない。真剣なシーンでなんだか、微妙な気持ちになってしまう。
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奥右筆と護衛役、二人の信頼関係が深まっていくのがいい。江戸では問題がどんどん増えていくようだ。前回の問題の解決もないままに、今度は津軽藩の抜荷と家康公から続く秘密文書の存在。幕末にこの辺りから傾斜していったのだと、なかなかよく分かって面白い。
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十一代将軍 徳川家斉の時代、武芸のみでは武士の生活はすでに立ち行かなくなってる。江戸から遠くはなれて領地を持つ大名は、国禁の密貿易に手を染める。幕府はそれを知っていながら目をつぶる。そんな中、津軽藩が新たにロシアと密貿易をはじめる。なんとその手助けをするのが、将軍家斉の実父治済だ。彼には野望があり、次期将軍の座に付くべく画策しているのだった。
奥右筆秘帳シリーズ第二弾『国禁』、奥右筆組頭の併右衛門と、彼の護衛、立花家の次男衛悟がお話を盛り上げる。併右衛門の上役が事件の詳細をもみ消そうとしていたり、脇役の忍や僧侶など、また剣の大立ち回りと読みどころ満載なのだが、この巻では話は完結せず、第三弾『侵蝕』を読まなければ成り行きはわからずじまいなのだ。残念。