【感想・ネタバレ】しのぶ草 江戸菓子舗照月堂のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

氷川屋の圧力は、照月堂のみならず、
独り立ちした辰五郎の辰巳屋までを標的にします。
大店ならば、でんと構えていなさいよ、と思う。
よほど自信がないのだろうか、とも。

いよいよ菓子職人として厨房へ入り、
久兵衛から惜しみなく技術を伝授されるなつめ。
彼女の真摯な態度と、真っ直ぐな眼差しが
女だから、という色眼鏡を取っ払ってくれたのだろうな。

京都へ旅立った安吉がちらりと出てきます。
彼なりに背水の陣なので、なかなか大変な立場だけれど、がんばっているね。
修行先のお家も、いろいろありそう。
これから徐々にわかるのかしら。この風呂敷は回収されるかしら。

あと、いくら技術を教わったとて、
友だちに頼まれて、その子のお母さんの思い出の草餅や、
京都でよく食べていたという最中の月(仮にも店売りされてるものですよね)をすぐに作ることができるものだろうか。
答えありきで話が進んでいるような、
お膳立てが整いすぎている出来レースのような。
試行錯誤の描写があっさりとしすぎていて、悪い意味で苦労を感じさせないところが気になります。


みをつくし料理帖で、辛酸なめ尽くしてる澪ちゃんが基準になってるわたしの目は、きっと厳しいんだろうなぁ……

0
2022年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

商売をしていれば競争は当然なのだけど、氷川屋さんのやり方はσ^_^;

そんな中でもなつめちゃんの修行は続き、ようやく餡を炊くまでに!

そして、氷川屋にはもったいないお嬢さんのしのぶちゃんの為に、一人で菓子をつくる日がやってくるのです。

今回も楽しかった(^^)

そして、虎屋とは言わない、梅園のあんみつ食べたいです‼️

0
2021年05月30日

Posted by ブクログ

辰五郎を氷川屋に引き抜きたいと、嫌がらせを繰り返す氷川屋。

だが氷川屋の娘、しのぶと、照月堂の見習い職人、なつめの友情は変わらなかった。
なつめは休みに二人で菓子の食べ歩きに浅草へ行き、そこで、亡きしのぶの母親の思い出を知ることに。

同じように母のない身、どうにか母の思い出の餅菓子を作ろうと約束する。


菓子作りに全身全霊を打ち込むようになるなつみ。

京都へ修行に行った安吉も、違った意味で苦労していた。

0
2020年07月16日

「歴史・時代」ランキング