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4兄弟姉妹が再びナルニアを訪れるが、時間の描写が秀逸。個人的には『ライオンと魔女』よりも物語に入り込んで、一気に読み進んでしまった感じ。単独の物語であった『ライオンと魔女』から、歴史長編への転換点に立っているのが、終盤に感じられる。まさにファンタジーの醍醐味。
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コルネリウス博士が、こっそりカスピアンにナルニアのことを教えてくれるところとか、脱走するお手伝いをしてくれるところとか、再開できるところとか、いつもカスピアンの味方でいてくれるところとか、もう好きすぎて。挿絵のコルネリウス博士もすごい好きだった。
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”ライオンと魔女”から何世紀も経てナルニアはテルマール人たちに侵略され、物言うけものたちや木の精・水の精たちが追いやられ隠れ住んでいる。
テルマール人がナルニアを治めだしてから王家の血筋をただ一人ひくカスピアン王子は、身内のミラースの策略により追われる身となる。
カスピアンは、ほんの伝説でしかない太古のナルニアの動物や小人たちと人との共存生活にあこがれを持ち、ただ一人の味方である家庭教師から正しいナルニアの歴史を学ぶのである。
今度はピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーがカスピアンの角笛に呼ばれてイギリスの汽車を待つホームから、以前とは風景も変わってしまったケアパラベルの城近くに降り立つ。
今回もアスラン(神)はもどかしいほど絶体絶命の危機に現れ、人々を試しそして救う。
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1巻「ライオンと魔女」 からずっと後の時代のお話ですが、
ここで「ナルニア国」が どのような国なのか、ということがよく分かります。
もの言う獣や木の精霊、伝説の生き物達と それを否定する人間達との戦いが
現代(といってもこれが書かれたのは今から50年以上も前のことですが)
社会への風刺も込めて語られています。
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読み終わったー♪
読んでいると自然と心が落ち着き癒される(^-^)平仮名がいっぱいだし、内容は映画より薄いのかなーって思って読んだけど、一冊にぎゅーっとナルニアの世界が収められていて満足(*^o^*)
映画とは違って、ミラースが恐ろしく残忍であることが細かく記されていて、カスピアンやテルマール人について詳しく知れる♪
続きが気になる~
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私にとっての海外ファンタジーの基準図書 第2巻
大体、「ライオンと魔女」を読んで、ナルニアの世界にどっぷり浸る楽しさを覚えてしまうと、次の巻、また次の巻と続きがあるのが、本当にうれしくなってしまいます。
ちなみに、ディズニーの製作した映画は、このカスピアン王子のつのぶえが出来栄えが良かったと思うのですが、いかがでしょう。カスピアンの年齢を原作より年上に設定して、スーザンとのロマンスを付け加えたのが、私はとても気に入っています。
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ナルニア第2作。ピーターたち4人兄弟がいきなり呼び戻されたナルニアは、テルマール人たちに征服され、お城は変わり果てた姿に。
正当な王位継承者であるカスピアンを助けて、4人は再び戦います。
4人兄弟、カスピアン、小人のトランプキンにねずみのリーチピープ。登場人物の描写はさらに繊細になり、お話の展開もテンポがいい、おそらくシリーズ中作者が1番油がのって書けた作品だと思います。
べベンシー4人兄弟と王子カスピアン。ナルニアシリーズでおそらく1番人気があるのではないでしょうか。
そしてこの物語の最後に兄弟たちは知ります。「一定の年齢を超えてしまったら、ナルニアには戻れなくなる」ことを・・・
純粋な子供にしか見えないちょっとほろ苦い国、それがナルニアです。
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ナルニアの2作目。
ひょんなことからナルニア国に戻ることになった4人は 久々に戻った、ナルニアの変わり果てた姿に驚く。
なんとナルニアの国では何千年と月日が経っていた。
この物語も1作目と同じでとてもおもしろくなっています。
ぜひ、読んでみてください。
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面白かったー。
1冊ずつの完結といいつつ、前作に繋がっていることがわかった。
すごくワクワクして早く先が読みたくてうずうずした。
アスランをすぐみつけらるルーシィは心がすごく澄んでいるのだろう。今回はエドはいい人になっていたから嬉しかった。大人になっていくと真実が見えにくくなってしまうのかなあと感じた。
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なんといってもリーピチープが魅力的すぎっ!!
しゃべるねずみ族の長のリーピチープは騎士のなかの騎士で、いつも礼儀正しくて、誇り高くてすてき。
自分を省みずに、主君と仲間のために命を投げ出そうとする姿に感動。
前回のお話とかぶってて、へ〜と思える部分がいくつかあった。
リーピチープが魅力的すぎるから満点☆
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王家の血を引くカスピアン王子がいるのに、カスピアンを育てたおじさんが国を治めていました。ナルニアには人間ではない生き物がたくさん住んでいましたが、この頃、人間の近くにその生き物は現れることなく、人間たちにとってはそんな生き物は昔の伝説で、実際にはいないと思っていました。カスピアンはおじさんの魔の手から逃れ、そんな生き物たちと出会い……。
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本当にこの小説は子供向けなのか?と疑問に思うけど、今回もしっかり白黒つけて、敵ならば殺す、というスタンスで潔い。裏切り者も許さない。
これがまたちびっ子でも容赦ないので、ああ、人を殺してしまった、あわわわ、みたいになる現代の子どもたちなど相手になるべくもない。
なわけだから、概ね戦いとその準備に明け暮れて、行軍、補給、そして戦う、という流れで、野宿も余裕であり、ともかくタフ。
イギリスっ子侮りがたし。
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再読。
『ナルニア国物語』第2巻。
第1巻『ライオンと魔女』にてナルニアの王となったきょうだいたちが、荒廃したナルニアを再び訪れて、漂泊の王子を助け、また、国に元の姿を取り戻させる、という筋。カスピアン王子にはもっと目立ってほしかったところ。第1巻の出だしでつまづいたエドマンドに、今回は見せ場があったのは良かった。
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ナルニア国物語の魅力がすこしずつ分かってきた。兄弟たちは、投げ込まれた場所で自分の信じる目的を一生懸命遂げようと苦労もすれば努力もする。登場人物(動物たち)も魅力を増している。
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ナルニア国ものがたりの第2弾。これも先に映画をみました。前作の「ライオンと魔女」に比べると話もしっかり練り込まれている感じがし、前作のように「映画をみたあとに小説を読んでちょっとがっかり」な感じが減っています。
とはいえ、やっぱり小説を読んでから映画を見るほうがおすすめ、と思います。かなり原作に忠実とはいえ、映画にするにあたってちょっぴり筋が変わっているところもあるので。
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前作「ライオンと魔女」から1年が経ち、4人の子供たちは寄宿舎生活へ戻るために、プラットホームで汽車を待っていたが、突然ぐいぐいとなにかにひっぱられ、気がつけば木の茂みに立っていた。ここはもしや……と4人は考えるが、それにしては荒れ果てている。周りを探索する中で小人を助けた4人はまたも冒険に巻き込まれていく。
ナルニア国物語シリーズの2作目。
前作より少し成長した子供たち。冒険においても、慎重さを身につけ、しかし残念なことに上の2人・ピーターとスーザンは大人さも身につけてしまっている。それが顕著なのが末のルーシィがアスランを見たと言い張るシーン。やはり冒険は子供のためのものなんだなあと少し淋しく思った。
本作も児童書らしく勧善懲悪、悪は滅びるべし、というスタンスなのだけど、内容は権利争いという血生臭いもので、巻末の解説で中村妙子さんが「ルイスが「ナルニア国ものがたり」で書きたかったのは教訓などではなくあこがれだった」と記しているけど、わたしには教訓もふんだんに含まれているように感じられた。
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ナルニア国ものがたり第2弾。前作がそれだけで完結するように書かれているのに対して、シリーズの中の1冊という書かれ方をしている為か、ちと平板な印象もあります。しかしシリーズ物だからこその面白さ、前作を読んでいるからこそ増すドキドキワクワクの気持ちが溢れているのは嬉しいです。子どもたちが子どもでありながら、伝説の王であり女王であるというのも面白いですね。まあ、カスピアン王子の活躍が少なく思えたのは次作に期待ということで。
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[ 内容 ]
4人きょうだいは魔法の力でナルニアへ呼びもどされます。
数百年がすぎ暴君のもとで荒廃しきったナルニアで、4人は殺されかけた王子を助け、命がけの戦いをくりひろげます。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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夏休みが終わり、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの四人は寄宿舎からかえる途中、またもやナルニアへ呼び出されました。
ナルニアへ降り立った四人はびっくり!なんとそこは、四人が以前に行ったナルニアから数百年たったケア・パラレル城の跡地だったのです!
そこで四人はトランプキンという小人に出会い…。
ナルニアが…ナルニアが…
まさかこんなに荒れてしまっているなんて予想外でした。
カスピアンとコルネリウス博士の秘密の会話が好き。
ピーターとミラース王の一騎打ちはハラハラしておもしろかったです!
アスランやっぱり格好いい!
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子供たちが再びナルニアへ引き戻され、そこがなんと何百年も経っているナルニアだったとは!よく出来ているストーリーで、アスランがどうかかわってくるのか、これからの展開も楽しみ。
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ナルニア国物語の続編。前作で登場した4人兄妹が再びナルニアに呼び戻されます。が、どうも様子がおかしい?小さいときのわくわく感を思い出させてくれる作品です。
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前巻のライオンと魔女からナルニアでは数百年の年月が経って、メルヘンな喋る動物や小人、動く樹木などがいなくなって人間が幅を利かせるようになった時代に兄弟がまたやってくる話。
兄弟と王子の2つの話のラインが交互に語られ、途中で1つになるという構成がうまい。残酷な年月の流れや人間の業などの暗い要素が顔を出し始め、子供向けでありながら深みのある話に仕上がっている。
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第一巻のライオンと魔女でナルニア国に迷い込み、アスランと出会い、悪の魔女を倒しナルニア国の王として統治した四人の兄弟。
それからナルニア時間では1300年の時を経る。木々の精霊は姿を消し、動物たちは話すのをやめ、テルマール人(人間)が権力を独占する世界。
正当な王の血を引く王子カスピアンは叔父のミラースに命を追われ逃げる中、言葉の話せる動物たち(もとナルニア人)に出会う。
スーザンが残していった角笛をカスピアンが吹き鳴らし、助けを呼ぶと、1300年前に王として君臨した四人が再びナルニア国に。
個人的にはストーリーが1巻より面白かった。良い者が悪者に苦しめられる、というのはよくある話だけど、カスピアン陣営も一枚岩ではない。角笛もアスランも信用できない、と言う者、アスランではなく当時対立した魔女を頼ろうという者…。
宿敵ミラースとの勝負が一騎討ち(からの乱戦)で呆気なく終わってしまったのがちょっと物足りないが、子どもにはこれくらいでちょうど良いのかもしれない。
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ナルニア国物語の第二編「カスピアンの角笛」。映画化もされた作品。ナルニアの映画は一番初めのものしか見ていなかったので、ストーリーの成り行きをゆったりとしたルイスの表現をおいながら、楽しむことができました。結構戦争の描写があるのですが、その辺は子供向きの小説なので、さらっと描いてあります。ファンタジー小説の古典としても秀逸ですし、子供向けの作品でありながらも、登場人物たちの心の移り変わりや成長などが、飛躍なく丁寧に描かれているところが、時代を越えて読み継がれている原因の一つだと思います。残り5作もゆっくり読みたいと思います。
13/8/27
Posted by ブクログ
途中まで読んではやめて、読んではやめて…の繰り返しだったせいか、全く内容が頭に入ってきませんでした。
集中して読んだところは覚えてるんだけど…
ライオンと魔女の方がおもしろかったかも。
あと私、主人公が多すぎるのとカタカナが多いのは苦手みたいです。笑
あとの残りは映画で見ようっと。
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久々に読みたくなったので。
翻訳が古いのか、慣れるのに時間がかかりました。
ですが、終わり方も凄く綺麗にまとまっていて、とても面白かったです。
続きが気になる作品です!
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期待し過ぎたのか、あまり面白くない。
というのは1巻を読んだ時点で書いたと思いますが、
一応全部押さえておかないとと
2巻に挑戦しているわけなのですが。
やっぱり面白くない。
全然、血湧き肉踊らないのです。
ふと思ったのが、聖書に似ているな、と。
聖書を読んでいて抱く神様に対する違和感みたいなもの。
特に旧約聖書の。
そういうのに似ているなあと。
だから、
ライオン王アスランが、恰好良いのかもしれないけど
なんだかいまいち不親切に思えるし、
どうしてこの四人が選ばれているのかもいまいち分からない。
指輪物語では、ホビットほど、フロドほどこの役に相応しい人はいないと思ったし、
ガンダルフやアラゴルンのように勇ましく知恵が豊かで頼れる人はいないと思ったけど
そういう説得力や魅力のようなものが、何も感じられないんだよな。
薄っぺらいというか。
けして悪くはない。駄作ではないんだろうけど、
面白くないなあ。
Posted by ブクログ
ナルニアから戻って、月日が経ったある日、4人の子供は、ひょんなことで、またナルニアに行くことになる。そこに広がっていた景色は、最初に来た景色とは、全く違い、ナルニアは、人間の侵略によって滅ぼされていた。その原因を探るべく、4人は立ち上がる。人間に滅ぼされていても、ナルニアの人々はまだ生きていた。みんなと協力して、人間を追い払い、またナルニアのに平和が訪れた。
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王・女王として治めたナルニアから数百年後の世界に魔法の力で引き寄せられた4人の兄弟の冒険物語。すっかり様変わりしてしまったナルニア国が4人の子供達とアスランの活躍で元通りになるまで、ドキドキしながら読みました。やっぱり面白いです。