【感想・ネタバレ】ガダラの豚 1のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月02日

出だし上場!中島節全開の関西弁!すんばらしい
堅苦しい感じもなくて検索エンジン使いながら呪術名、民族とか調べて知識になるのが凄い好き。
なにより登場人物の掌握の仕方がうまくて混乱しないのが読みやすさの点でもある。2、3章長編ではあるけど読みやすいぞ〜なにより面白い

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

スピード感があり、ワクワクしながら読み進めました。初めての作者さんでしたが、たまに読むと気分転換になるような、異様な雰囲気ただよう一冊でした。どんなことを考えながら生きていたらこんな作品が生まれるのだろう…と考えていました。笑
続編もあるということで、どう展開していくのか楽しみすぎる!この作者さんか...続きを読むらしか得られない栄養がある気がします…ハマりそう…

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Posted by ブクログ 2023年11月15日

某ビブリオバトルの紹介本でした。

ザ!エンターテイメント本!
とにかく面白いです。

映像が勝手に頭に浮かんでくる。

まわりの人みんな沼りました!
3冊ではなく、もっと長く読みたかった(笑)

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Posted by ブクログ 2023年02月15日

ガダラの豚 中島らも

壮絶。スリリング。
読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学な...続きを読むど他分野と掛け合わせることで強力で何千年と宗教や呪術がこれ程長い期間生きている証拠なのかもしれない。
文章は簡潔、短文で読むスピードを落とさない。
1巻は難しく、展開もゆっくりだったが2巻3巻と重加速的にどんどん読み進めたくなるような構成。
巧い。会話のやり取りが多いのも特徴か。
一方、ふるみが亡くなるシーンは描写が細かく恐ろしさをリアルに伝えてくる。
1巻大生部の日常。2巻アフリカにロケ。3巻東京帰国後。

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Posted by ブクログ 2022年05月06日

面白い!テンポ良し、文章良し。
キャラクターも立っていてみんな魅力的。
全体的に明るめも良し。
そういやサキも出てきました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月30日

期待値が低かったからか、すごく面白かった!
水に似た感情より、全然面白かった。
会話ベースで読みやすかった。

登場人物も個性的でわかりやすい。これからどう話が進むのかが気になる終わり方。

ミスターミラクルが新興宗教のインチキを暴くところはTRICKみたいでスッキリした!

完璧に成功する手品師よ...続きを読むりも、ときどき失敗する超能力者の方が本物と信じられるというのは、たしかにおかしな話だなぁと思った。
あと、人間は信用で成り立っているというのも、言われて驚いた。ほとんどのことがそうだなぁと。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月12日

 個人的ハイライトは
「逸美は自分の内面の声をむりやりにねじ伏せ、長年の習慣通りにものごとを解決した。
 つまり、理性に従ったのである。」
その結果悲劇が起こる訳だが、なんというか、いい。軽く高揚。

 物語としては、言わば理性と霊性の狭間を行ったり来たり、虚々実々。終盤、理性の勝利で終わるかと思い...続きを読むきや、妖しげなエピソードでこの巻は幕を引く。上手い。これは先が気になる。

 ところで、肛門みたいな口って何

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Posted by ブクログ 2020年11月09日

すでに事件が起こっているのか、これから起こるのかもわからんけど、面白いから不思議。推理作家協会賞受賞作たる部分がどうなるのか楽しみ。

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Posted by ブクログ 2020年11月05日

初めての中嶋らもさん。
この前に読んだイヤミス本のおかげ?でモヤモヤした気分が抜けない後には、爽快な感じで楽しめる本でよかった。
大生部、逸美、納、道満…登場人物も魅力的。
Ⅱのアフリカ編も楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2020年09月25日

アフリカの民俗学者とその家族の冒険活劇。
呪術や黒魔術がテーマで、ユーモラスな会話もあるのだが、作品全体の雰囲気はどことなく暗く感じた。
暗い興奮に駆られ、僅か2日で全話を読み終えた。

万人にお勧めはできないが、気の合う人にはこっそり勧めたい、そんなお話だった。
特に第3章からの疾走感のある展開が...続きを読む良い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月17日

プロローグはなかなか読み進められなかったのだがらⅠ部が始まってからはページを捲る手が止まらなかった。

新興宗教に嵌まらないために知識をつけたいと思って宗教題材の本をよんでいるのだが、その目的も忘れ娯楽として楽しんで読んでしまった。
奥さんが悲惨なことになる前に助け出せたのがよかったのかなと。

...続きを読むレビの"スーパー"、"ハイ"、"ロウ"の部分の描写は今でもそのような状況が続いていることにやるせない思い
そうであってほしいから抜け出せないとちょっと困ったことになりそうだなと
以前、後進国とよばれている国に行った時に日本で出始めのiPhoneを使っている若者をたくさんみたのを思い出した。
後進国の人はそうであってほしいという浅はかな考えを壊してくれたのも思い出した。

新興宗教への洗脳の仕方はどこも変わらないのかなと
人間を極限状態(睡眠をとらせない)にし、罵倒することで自我を削りそこに新しい人格を形成させる
薬物を使い酩酊状態にする場合もある
お香で気分を高揚させたりする場合もある。

間辺さんはたぶん薬物盛られてるなーと思った苦いやつ

良いところで終わったので続きがとても気になる


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Posted by ブクログ 2021年05月11日

呪術廻戦にはまっているものとしては、
呪術ものとして有名なこの小説を読むには今しかないと
ながーーーーい間積読だったものを引っ張り出して読んでみた。
結果、ぶっとんでツッコミ不在だけど面白い小説だった!
超能力を暴き、新興宗教に乗り込み、最終的にアフリカに行く(笑)
いちいちやり取りが面白くてクスっ...続きを読むとくる。
なんだそれ~と思いながらも止まることなく一気読み。

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Posted by ブクログ 2023年11月18日

登場人物の全員がキャラが立っており、しかも脳内で顔まで想像できちゃうほど凄まじい表現力。
ハッピーエンドで終わったのに、2巻以降でどんでん返しが起こりそうなのを予感させしめくくり。
いい意味で後味の悪い終わり方。

以下は備忘録。
----------------------------------...続きを読む-
中高生の頃面白いと読んでいた本は40歳になっても同じ感性で読めるのか。
結果、あの頃の読書中のドキドキハラハラ感はあまり感じなかった。きっと自分が人生で似たような経験をしてしまったからだあろう。

あの頃読んでいた中島らもの世界って「足を踏み入れてはいけない世界をこっそり覗き見る」ようなな感じがあったのだが、どうやら自分が大人になりすぎたみたい。
でも面白いね!

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Posted by ブクログ 2023年08月30日

呪術、超能力と物語の出だしでは、これからの展開がまだ掴めません。舞台はアフリカに移るようなので2巻の展開が楽しみです。

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Posted by ブクログ 2022年08月10日

呪術や新興宗教を題材にしたお話。
登場人物がいちいちキャラが立っていて、どこか心が壊れているようで、話のテンポも良く、どんどんのめりこんでしまう。
続きが楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2021年10月02日

ごった煮的なおもしろさ。らもさんは人物から入って小説にたどり着いたので「あの人がこんな小説書くんだなぁ」って感じでした。

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Posted by ブクログ 2020年12月05日

「思っていたのと違う(笑)」という嬉しいほうの意外性がある。最初は話の方向性が掴めず、どういう読み方をしていいのか迷いながら読み始めたけど、一旦軌道に乗ればスイスイ進める。ここからディープな話題になっていくのか、一体どうやって3冊も話が続いていくのか想像がつかない。読みづらそうなカバーとは裏腹に、中...続きを読む身はユーモア要素がたくさん散りばめられたミステリー。

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Posted by ブクログ 2020年11月05日

超能力ブームに乗ってテレビで人気を博した民族学者の大生部多一郎は、七年前にアフリカで娘の志織をうしないました。彼の妻の逸美は、今も心の奥底に傷を抱えています。そんな彼女の心の隙に乗じて、「聖気の会」という新興宗教が付け入ってきます。沢井心玉尊師が引き起こすさまざまな奇跡を目の当たりにして、逸美はしだ...続きを読むいに「聖気の会」にのめり込んでいくようになります。

そんな彼女の目を覚ますため、多一郎はある番組で知り合ったミスター・ミラクルを自宅に連れてきます。ミラクルはプロのマジシャンですが、最近はテレビで超能力者のインチキを暴くことにで知られていました。彼は逸美の目の前で、沢井がおこなった奇跡を再現して見せます。さらに、沢井の自宅に忍び込み、あたかも空中浮遊をしているかのように見せかける装置を発見するにいたり、ようやく逸美は目を覚まします。

商売の邪魔をされた沢井は、逸美のもとにヤクザを差し向けますが、たまたま大生部家を訪れたテレビ局のプロデューサー馬飼に助けられます。彼は、多一郎、逸美、息子の納の三人と、最近人気の超能力少年・清川慎二がアフリカへ冒険旅行に出かけるという番組企画を携えてやってきたことを明かします。

第1巻は全体が、物語の序章のような感じです。物語のテンポがよくて、すいすい読めました。

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Posted by ブクログ 2020年05月03日

まず何よりも印象に残るのはキャラクターの個性の豊かさだ。ひとりひとりに作者の愛情が感じられ、その姿が読み手の脳内に色鮮やかに描かれる。
アフリカ呪術に関する綿密なディテールがまた作品を彩る。並大抵の取材能力ではこれほどのものは生み出せない。それらの要素が遺憾なく発揮される第1部第2部と打って変わって...続きを読む第3部は大がかりなスペクタクルだ。さすがにわちゃわちゃした騒々しさと半ば強引な展開は否めないが、テレビ局というダンジョンを舞台に繰り広げられるは一大劇は圧巻。
そしてオウム事件以前にこれを世に出した凄さよ。
第3部でこれまでのトリックがひとつひとつ丁寧に解明されていっていれば文句なしの最高傑作となっていたであろうため、星は4つとした。

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Posted by ブクログ 2020年08月28日

 全三巻の第一巻で、おそらくまだ導入部なのでしょうが、すでに十分面白いです。

 まずはなんと言っても登場人物が個性的。アル中の民俗学者に、娘を亡くしたショックから塞ぎ込みがちになり、新興宗教にはまるその妻。関西弁を操るその宗教の教祖に、超能力や奇跡のトリックを次々と見破る手品師……etc.

 あ...続きを読むと、関西弁の使い方が絶妙です。先述したように新興宗教の教祖が関西弁を話すのですが、これの力の抜け具合がなんだか妙に心地良い。思いっきり詐欺をやっているのになんだか憎めないキャラなのです。これも中島らもさんの妙なのでしょうか。

 中島らもさんといえば自分の中では、アル中の作家さんというイメージがありました。なので、小説もむちゃくちゃというか、感覚的な作品なのかな、と勝手に考えていたですが、全然そんなことなかったですね(笑)

 手品や超能力に対する知識、カルト宗教のやり口などの細かいディテールが非常にしっかりしています。だからこそ、妻が宗教にはまっていってしまう描写も、自然と入ってきますし、それがまた、主人公家庭の抱える問題を読ませる上でも、機能してくるように思います。

 一巻でまずは一区切りついたかと思いきや、ラストでまさかのアフリカ編突入! ここからアフリカでどんな話に持って行くのか、まったく予想できません……。いろいろな意味で次巻以降も楽しみです。

第47回日本推理作家協会賞
1994年版このミステリーがすごい! 5位

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

舞台設定と出てくる要素でグイと引き込まれる、視点のぶれが気になったけどごくわずか、宗教と超能力と科学が交差する()笑、1-2は寒気がするほどサイコだがラストがどたばたで勿体ない気がする、山本弘の?神は沈黙せず?と一緒に読むといいかも

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Posted by ブクログ 2018年09月15日

面白い。
オーム真理教、自己啓発セミナーの影響を受けていると思われる。時期的にも合致するので無いか。アフリカにも取材に行かれたのだろうか。描写が素晴らしい。
登場人物がそれぞれ個性的、サバサバしていて好き。
娘のしおりの存在がキモだが、なかなかの設定。
奥さんが魅力的。ラストも、良い。

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Posted by ブクログ 2023年07月23日

1巻完結型。次はまた違う舞台の展開。
面白かったから次を買ってみたが、
今感想を思い浮かべると、
【あれ?以外にすんなり終わったか…???】という…

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月08日

アフリカの呪術に関する研究をする民族学学者、大生部は8年前アフリカでの現地調査で気球の落下事故により長女を失った。それ以来、大生部はアル中に、妻の逸美は精神を病んだ。大生部は超常現象系のテレビ番組に出演したりして、次期アフリカ調査のための資金を稼いでいる。逸美は心の救いを求めて、インチキ新興宗教に入...続きを読むれ込んでしまう。大生部はテレビ番組で知り合った「超能力狩り」の異名を持つマジシャン、ミラクルとともにインチキ教祖の超能力を暴き、逸美を取り戻した。そんな大生部一家にテレビ局から新しい企画が持ち込まれる。大生部ファミリーアドベンチャー・イン・アフリカとでも言うべきその特番で、大宇部、逸美、長男の納、研究助手の道満、超能力青年清川、テレビスタッフ六名はケニアに飛んだ。現地で大阪弁を喋るガイド兼通訳のムアンギと合流し、村全体が呪術師の一族で構成されるという「クミナタトゥ」という村を目指す。通過地点の村で一番力のあるといわれている呪術師オプルをたずねると、不吉な予言と「バキリに近づくな」という忠告をうける。それを半ば無視する形でクミナタトゥに到着する一行。8年前の調査時に村を訪れたことがあった大生部だったが、村の変わりように唖然とする。なんでも7年前虹の出た方向からアルビノで盲目の呪術師バキリとその弟子キロンゾが村にやってきて以来、バキリと村の呪術師は緊張状態にあるらしいのだ。バキリの力を恐れる村人達。長老の制止を聞かずバキリの取材を大生部達は敢行した。バキリの強大な力の秘密は彼のキジーツ(呪具)に隠されているらしい。夜中にバキリの家に忍び込んだ道満はキジーツの秘密を目の当たりにする。そしてキジーツを奪って一行はケニアの地から逃げ出すように去る。日本で漸く平和な暮らしを取り戻した大生部一家。しかしバキリはキジーツを取り戻すために日本に潜入していた。次々に殺されていく関係者。そしてついにバキリと大生部のテレビ対決が組まれる。果たして生き残るのは・・・。



中盤まではそこそこ引き込まれた。しかし終盤ちょっと拍子抜けしたかな。
私としては呪術というものが実際に現代科学の理解を超えてあるのかないのか、ということを明らかにする必要はなかったと思う。例えるならば、ホラー映画で正体のわからないものに追いかけられるのは怖かったのに、実際に化け物が出てきたら笑ちゃってどうしようもなくなる感じ。リングで貞子がテレビから出てくるのは可笑しいと思ってしまう感覚。・・・わかりにくいか。

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Posted by ブクログ 2022年11月06日

友人の勧めで読みました。1巻は主に新興宗教に関するストーリーで、この後どういった話が展開されるのか想像できないという点では引き込まれます。続きは気になるけれど、あまり品のない描写もちょこちょこあってあまり好みではなかったので評価は低めにしてしまいました。

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Posted by ブクログ 2022年09月13日

全3巻の一冊目。

事件が続くのかな、と思いきやちゃっかり解決してしまった。

これ以降何をやるのだろうか。どうなるだろうか。

色んな意味で先の気になる一冊。

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Posted by ブクログ 2022年01月15日

最初の護摩業が何なのか分からないが、
読みやすい。
超術を暴いて妻を信仰宗教から救い出すのほ東野圭吾っぽい
信仰宗教のトリックが四つぐらいあったがどれもタネは浅い
信仰宗教との対立はほぼなく、暴力でやり返しに来るところとかも浅い
ガラダの豚って題名もよくわからない
この巻で完結はしているが2巻に続く...続きを読むので次に期待
娘の最期は悲しい

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Posted by ブクログ 2019年08月01日

面白いと聞いて読んでみた。そこまで私の中にはヒットしなかったかな...3作全て読みたいが。中島らも氏、壮絶な人生を生きたんだろな感が、題材である宗教、薬物やケンカのシーンからも窺える。オウム真理教の前にも新興宗教ってネタになるほどあったのだな。宗教と洗脳、学として興味ある。

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Posted by ブクログ 2018年11月05日

中島らもってテレビで見たイメージくらいしかないが、こんなものを書いていたのだな。意外と手堅いストーリーテラーぶり。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

アフリカの呪術をめぐる物語かと思って読んだら、上巻は日本のインチキ新興宗教をめぐる内容で終了。

この物語がどこに向かっているのかがイマイチ分かりにくい雑文のような展開ではあるが、これはこれでゆるく読めていいかなという気がしてしまう。
中巻からはアフリカに突入するわけだが、力を抜いて軽く読むのがよさ...続きを読むそう。

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