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Posted by ブクログ
久しぶりの本を読みながら自分の仕事内容を見つめ直す。スティーブ・ジョブスのプレゼン方法、①いかにPPTをシンプルにするか、シンプルにするということはそのことについてまずは自分で理解を完璧にしないといけない。そしてシンプルに伝える。聴衆の集中力は10分以内。②いかにインパクトを与えるか。「ipodシャッフルはガムよりも小さく・軽い」聴衆の心を鷲掴みにするインパクト。③プレゼン中に部下への感謝を伝えること。やはりチームがあっての自分なんだね。④厳しい批判を見越しての「バケツ」の準備。⑤最後は「楽しむ」こと。⑤
「簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ!」By アルベルト・アインシュタイン
Posted by ブクログ
私、趣味と実益を兼ねて、5年程前から英語スピーチクラブみたいなところでスピーチをしております。故に、おおむね話の構成やどうすれば聞いてもらえるかということについては理解しているつもりでした。
それでも、本書で新しい学びを発見することができました。
例えば、「シーン6 敵役を導入する」「シーン9 数字をドレスアップする」「「ビックリするほどキレがいい」言葉を使う」などは私にとってはヒントになりました。
敵役というのはいわば現状の悩みや課題点であり、そのソリューションとして自分の主張・製品などが登場しますが、そうした善悪二元論的に組み立てろ、ということ。数字のドレスアップは、ある数字に現実味を持たせるため、東京ドーム○○個分(広さの形容)とか地球●周分(長さまたはスピードの形容)など身近なものに置き換えることです。キレがいい言葉というのは、シンプルで短くキャッチーな単語を使うということ。
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ただですね、いちいちごもっともなんですが、やはり完成度と時間は大概トレードオフの関係にあります。なので、どこまでやるかは悩ましいところです。
私は業務上は社内プレゼンしかしませんので、どのあたりが合格点かを勝手に想定して、概ね伝わる程度の水準以上の完成度は求めません(不十分と感じても伝わるなら敢えてそのままにします)。
しかし、これが社外向けのコンペでゼッタイ落とせない等であるならば時間をかけるにしても事前にスケジューリングしつつ社内でのデモもしつつ、ファインチューンが必要でしょう。加えて言えば、プレゼン作成者はこうして懸命にやっていても大抵偉い人の鶴の一声で180度方向性の異なるセンスのないものに仕上がることもあったりします。
ということで、こうしたドラマティックな演出はプライベートでのプレゼンか、あるいは気心の知れたチームでしか活用できないことになりかねません。
そういう意味では、どこまで使えるかというとなかなか難しい・・・。
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人に思いや主張を届けるのは実に難しいことです。これは外国語、日本語にかかわらず難しいと思います。
時に疲れて、人にわかってもらわくてもいいやと思う事もありますが、やはり分かってもらうということは存外にうれしいものです。
世代も言葉も時代もあらゆるものが変わる中で、伝える努力というのは常にしなくてはならぬと改めて感じました。ただ、個人的にはスティーブ・ジョブスはやりすぎ笑 というか、彼の仕事の重要なパートだからここまでやったのであり、普通の平民サラリーマンは参考程度にとどめて良いのではと感じました。