東京の異世界として知られる大田区蒲田。
住みたくない街ランキング常連でもある蒲田が、なぜか街ごと異世界転移!?
横浜出身であることにプライドを持っている新人編集の八島さくらは、経費でのただ飯に釣られ渋々蒲田の取材をすることに…。
東京とは思えない別世界に驚きながらもどこか趣を感じるさくらだったが、屋上観覧車を下りた瞬間世界が一変していた! 明らかに異世界に転移している!
にも関わらずなんと街は周りの変化を気にしていないどころか、呑気にモンスターと酒を酌み交わしている人たちも!!
果たしてさくらは「異世界蒲田」から無事に生還できるのか!?
こんなストーリーは読んだことがない!
「異世界蒲田」というタイトルからして、一体どんなストーリーなんだろうと想像力を搔き立てられます。
そして蒲田の紹介がほんとにこれでいいの? というレベルで、変人たちが集うへんてこな街に仕上がっています!
個人的にはさくらが京急蒲田駅に乗り込むシーンがお気に入りです。ちょっと変わった駅の構造に「わかるわかる」と頷きつつも、「いやそんなわけない」とツッコミを入れながら読みました。
こんな異世界なら一度訪れてみたいかも!?
蒲田に馴染みがある人も、行ったことがない人にもぜひ読んで欲しい1冊です!
感情タグBEST3
やるぞ
蒲田の良いところをこれでもかと説明してくれて旅行したいと思うようになりました。自分の故郷もこれくらい説明したいです。
今回も面白い
あのめんどくさい人が出てくるまでのが好みだった。平然と馴染んで日常続ける描写が面白い。
後半は美味いものはやはり正義でしたね。
美味しいものを食べたら幸せな気持ちになって距離が縮まる助けになるっていうの、よくわかります。でも、アルコールはマイナス面もあるような気がします。
居酒屋に異世界の騎士団団長が…
突然街ごと異世界転移してしまった東京都大田区蒲田。異世界に飛ばされ途方に暮れてた屋島さくらに、善意で空き部屋を使わせてくれたのは、居酒屋店長宮本丸一とアルバイトの鈴原幸多。その居酒屋に異世界のラデラチタ王国騎士団団長ミューザ・モアウイングが訪ねて来る。
さすが!蒲田の居酒屋の店内と思いました。異世界の騎士団長達が調査に来ても狼狽える事なく看板メニューとビールで心を掴んでしまうなんて…横浜市民のヒロインだけが、ういているユニークな作品でした。
蒲田住民が動じなさすぎ
異世界に街ごと転移した鎌田の話。
おもいきり鎌田の街を弄られている感じもするけど、好意のある弄り方で好き。
異世界に転移した蒲田を描いているけれど、
蒲田の住民が馴染み過ぎていて、蒲田事態が異世界なのでは?