青井秋のレビュー一覧
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大好きな山田と少年の番外編が載っているので購入しました
読めてよかった
いつまでもお互いに好きでいるんだってことに、やっぱり二人とも良い人だからと嬉しくなりました -
人も土地も結晶化してしまう銀砂嵐が人為的なものだっとと知り、ティトと共にその原因となる旧大陸へと向かったセッカ、と物語が急速にクローズへと向かう3巻である。
綺麗に序破急の形式で3巻完結となった形だが、おそらく語るべきはすべて語られているのではないかと思われる。二人の物語は丁寧に描き終えられてい...続きを読むPosted by ブクログ -
ラノベというよりは、青少年向けファンタジー。
初め、表紙イラストの可憐な王女と黒髪の凛々しい騎士を見て、TLの恋愛小説かと勘違いし、帯の「女装の王子は宿命に挑む」というアオリから今度はBLかと勘違いした私は、とても愚かです。
設定も登場人物の王女(実は王子)ララを初めとした黒髪の騎士ユージーンや...続きを読むPosted by ブクログ -
触れたものを「フラグメント」という結晶に閉じ込めてしまう銀砂嵐が猛威を振るう世界での物語の二巻である。
作品の核心に少しずつ迫るような、謎の少年・ティトとセッカの旅は少しずつ進んでいる。
銀砂嵐の正体に少しだけ触れ、それが人工的なものであるならば止めることもできる、その決心を固めた二巻となって...続きを読むPosted by ブクログ -
風景を閉じ込めてしまう結晶「フラグメント」の存在が特徴的なファンタジー物語の第一巻である。
ここでの物語は、フラグメントを細工している細工職に見習の少女・セッカと、そんな彼女を危機から救ったティトの出会いの物語である。
フラグメントとなってしまった故郷の村を追い求め、違法なフラグメントを取り扱...続きを読むPosted by ブクログ -
まるでおとぎ話のよう。作品の中に漂う静かな空気が肌で感じられます。
装丁も美しいので、紙の本を購入しました。
石を口に入れるのって、鉱物が好きな人は一度は想像したことあるんじゃないでしょうか。Posted by ブクログ -
青井さんの作品はどれも図鑑のような美しさがあります。今回は王道ファンタジーで鉱物モチーフでした。BL要素は期待しない方がいいほど希薄ですが、それよりも一冊の本として綺麗な仕上がりになっていると思います。Posted by ブクログ
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青井さんの作品てこう何かノスタルジックなセピア色っぽい切なさがあるんだけどキュキュンと甘さもあって深いな〜って思います。本作も所謂「好きだ〜!俺もー!」と華々しいが即物的な展開のモノとは対局のもっと精神世界みたいな心に沁み入るよーな温かさにホッコリです。エロなしでこーも満足出来る作品を作れて現実的な...続きを読む