佐藤友哉のレビュー一覧
-
読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
本...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリー・若林正恭と作家二名との鼎談13回分が収められた本。テレビ番組で放映されていたことは知らなかったが、とても面白く読めた。作品からは分からない作家の素顔が知られて良かった。「○○にオススメの一冊」のなかで、『シェア』、『変愛小説集』、『ライン』を読んでみたいと思った。Posted by ブクログ
-
西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。
作家が何を考えているかがうかがえて面白い。Posted by ブクログ -
最初ヘラヘラした気持ちで読んでいたけれども
徐々に、主人公の拗れっぷりに自分が重なり共感しまくりで中盤には正座して読んでいた(心の中で)
「26ウイルスで幸せになってもいいんだよ」の章ではまさに私が感じながらも上手く言語化出来なかった事を言ってくれていて、「そう!それ!」と叫んでしまった(心の中で)Posted by ブクログ -
作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。Posted by ブクログ -
その人特有の変な癖や、趣味趣向×本
という、私の好きなものが詰まってた。
おもしろくない訳がないじゃないか!
好きな作家さんもで出て、その人となりが知れたのが興味深かった。
尾崎世界観×光浦靖子の歪んでるけど、
優しくて、不完全な感じがよき。
あぁ、もっと力を抜いていいんだなーPosted by ブクログ -
小説家×小説家×若林さんの鼎談(初めて知った言葉だ)集。対談ではなく鼎談、そして小説家ではない人がいるところが面白さを生み出しているのだと思いました。
作家の方の、作品への思いではなく、その周辺や日常の話だったり、マイルールだったりが分かり、作家も雲の上の人ではないんだなと思えます。本の紹介もあっ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。特に村田沙耶香さんは本当に小説のままの方なんだな、と。作家さんが勧める本、いくつか読んでみたいと思い、欲しいものリストに入れながら読みすすめました。
けど1番面白かったのは光浦靖子さんと尾崎世界観さんの対談。(小説家じゃないんかい)
アーティストが頑張れソングを歌うことについて言ってるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリー若林さんと作家さんの鼎談を書籍化したもの。
最初の西さんと朝井さんのやり取りは鉄板の面白さで声出して笑ってしまったし、他の回も読んでいる間ずっとニヤけていたと思う。
皆キャラがぶっとんでいるうえに話が面白く、若林さんも作家さん自身も本当に楽しそうでお互いに興味津々なのも伝わってきた。
いい...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリーの若林さんと受賞歴のある若手作家の対談だが、本人たちの素のエピソードが面白く、作家に親近感が持てる。これを読むと、小説家という職業に就くためのレールはないのだろうと思う。小説を書くのに理論や構図の基本もあるのかもしれないが、そんなことは気にせず書いているイメージを持ってしまう。動画でもアッ...続きを読むPosted by ブクログ
-
面白かった〜!これは番組観たかったな…
小説家の方々が個性的な方々で、本を読んでるのに声を出して笑ってしまった〜
「全部完璧なセンスにしてる部屋を信用しない」っていうところで凄く同意してしまった。ノイズお土産なるほどねえ(笑)
登場した方々の小説をもっと読みたくなったし、さらに紹介された本と読み...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな本が読みたくなる1冊。
元々はテレビでやっていた、作家さんたちの対談を本にしたものだが、作家さんたちの人となりがなんとなく伝わってくるのと、こんなに身を削って小説は書かれているのかと驚いてもっと本が読みたくなる。テーマごとにおすすめの本を作家さんが紹介してくれるので、好きな作家さんがどんな本を...続きを読むPosted by ブクログ -
罪悪感のない世界。
事前に評価をチェックしていたので、するりと読めた。
途中からSFというか、SFミステリ?
というのを踏まえた上で読み、そこまでのSFでもないのかなという印象。
終盤の怒涛の展開にワクワクした。
佐藤友哉さんが好きで、まだ読んでいなかったものの中で、短くさらっと読めそうだなと思い...続きを読むPosted by ブクログ